​新3年生の高IQ凸凹で支援級(情緒)在籍の長男と新年中の次男を育てる時短ワーママです。長男の療育記録用にブログを始めましたが、子どもの成長や親が支援できることについて模索してます。


長男4歳半の時、私が市の発達支援相談室へTEL
K式発達検査を受け1年間の個別療育を受ける。
5歳8ヶ月でWISC Ⅳ受け就学面談し支援級在籍。
今まで発達面での通院服薬歴は一切なく
全て無償で恩恵を受けました。

2024年58〜69冊目に読んだ本の感想です。

注意マンガは全巻読んだ場合、1冊カウントにしています。

みんなの研究シリーズ

先月読んだ『ブロックでなんでもつくる!ビルダーの頭の中 』がとても良かったのでシリーズ出版されている全11冊のうち気になるもう6冊をイッキ読みしました。ビルダー含めてピンク枠が読んだものです⤵️


全部面白かったです!

特に良かったのはコチラ⤵️ 詳しくは同じ著者の別本にてまとめて後述します。


普段ランニングをしてるので義足の研究も刺さりました⤵️

君の足は老化するが私(義足者の)足は技術によりアップデートされるというのは著者が義足者から言われた印象に残っているコメントとして紹介されてますが、確かに捉え方や解釈の仕方で世界観変わるものだと思いました。


その他みん研書籍のPICKは最下部に貼っておきます〜

一般書籍


はい、みんなの研究シリーズ『見たことのないものをつかまえたい! 世界の変な生き物探訪記』が面白かったので著者の平坂寛さんに興味を待ち読んでみました。
本書のほうがより虫愛倍増❤️です。
さて、この平坂さんの魅力ですが、"みん研"でも本書でも文体というか表現力が素晴らしい。ただの昆虫好きじゃなく物書きとして表現者として際立つ魅力があります。
全体感としてはユーモアとウィットな表現、懇切丁寧・詳細で平易な文章です。そこにちょい難な単語も散りばめられているのもたまらん笑 直球ドストライクで私好みでございます。
もちろんやってることもなかなかに奇人変人。でも本人もご認識の通りで"虫好き"のくくりだけならおそらく平坂さんを上回る人は局所的にわんさかいるんだろなとは思います。が、彼の捕まえて咬まれてみる&食べてみる流儀は虫を知りたい欲求/愛情表現スタイルとしてはコレクターなどとは一線をかしています。よくそんなニッチなとこ見つけたなと。しかもね、それをグロテスクな表現はしないし、単に面白おかしくするだけでもなく、色々多方面に気遣いされてるなと思わせる紳士っぷりさえ感じます。虫にも読者にもその虫を育む土地にも敬意と愛があります👍
読むとその場面想像して、やや気持ち悪くなりはしましたが💦

これはASDとは何ぞやという解説本ではなく、ASDの人たちがASDの主だった諸症状について実際にどんなかんじなのか(それが起きる背景、起きている時の考え方や感じ方、なぜ困っているのか)がまとめられています。
ASDの方は上手く言語化できずにいるでしょうし、本書はASDの方もその周りにいる方にも理解を深めるためには良さそうです。
うちの長男もAS気質があり、聴覚過敏、聴覚優位(長男の場合は視覚もかなり強いので優位とまでは言い切れませんが)なところが見受けられるのですが、本社で紹介されているASの人たちは音を字幕にしているというのは、長男に当てはまるかもと思いました。
集中力は2種類あり、シングルの集中力とマルチの集中力があるというのもわかりやすかったです。ASの人あるあるの過集中は集中をコントロールできない状態と定義しているのですがとても納得感ありました。

ベストセラーにもなっている『きみのお金はだれのため』の田内学さんの本。『きみの〜』より内容は数段レベルダウンしていてしかもマンガ仕立てで確かに10才から読めます。私がスシローの待ち時間で読んでたら長男が覗き込んできて読みたいと言いだし、その後読んでました。


マンガ

荒川弘祭!

1週間で3シリーズをイッキ読みしました笑

もうね、荒川弘天才かと。どちゃくそハマりました。

全27巻(完結)
タイトルは有名で知ってました。
2010年に完結してるとは、、、14年前のマンガですか。私はこの間一体何をぼーっと生きていたのだろうかと激しく後悔してます😭
チコちゃん叱ってくれい
それくらい完成度の高い作品です。こんなに始まりから終わりまでよく出来たマンガはなかなかないです。
まだの方は是非読んで下さい。イチオシです。

1〜7巻(続巻あり)
今まさに連載中の荒川漫画。コチラも設定からして面白いです。今後の展開にも期待膨らむ!楽しみ照れ

1〜8巻(続巻あり)

実家が農家という荒川家の農業エッセイマンガです。月刊紙掲載なのでスローな進捗で単行本でてるようです。

創作ではなく実話なのに吹き出すくらい面白いです。本書読んで荒川弘のエピソードを目にすると、子どもの頃から家業の手伝い当たり前、家畜いるから当然家族旅行なぞ行けず、十勝から出ることもなく高校すら選択肢なく農業高校に進学してて、しかも漫画家になる前は7年間家業の手伝い。それなのに凄腕漫画家に立身出世?されてるわけで。

我が家もしかりなお膳立てされた教育や課金体験なんかに期待しちゃダメなんだろな、特に意味ないんだろなとつくづく思うよねー。

荒川弘が稀有で特別なのは言うまでもないでしょうが、それを差し引いてもこんな人生見せつけられると、結局は本人の主体性や感じ方次第だよなと。


ではまた👋