中国当局がダム建設のためチベット僧院を破壊。代わりの住居を提供する約束は守られず
19世紀に建立されたチベット僧院を中国当局が破壊した。水力発電ダム建設のためだ。
7月上旬に撮影された映像には、跡形もなく破壊された僧院の映像が映っていた。
4月、中国当局は、アツォク・ゴン・デチェン・チュコルリン僧院の移転を始めた。
僧院に暮らしていた160人の僧侶は、現在、仮の錫の小屋で暮らしている。中国当局は、代わりとなる住居を提供すると述べていたが、住居は提供されていない。
「中国当局は、僧院の移転費用として数万元を支給しただけです。」
中国当局は、僧院破壊の様子を映像に収めることを禁じている。
【亀田浩史訳】
【亀田浩史訳】