中国共産党への忠誠心が不足していたウイグル人教師が中国当局から懲役12年の判決を受ける
ウイグル人生物教師エルキン・テウェックルはウルムチで教鞭をとっていた。テウェックルは、優れたコミュニケーション・とリーダーシップスキルを持っていた。
テウェックルは、年間ベスト教師、年間ベストスタッフに複数回選ばれており、学校連合委員会の秘書に最初に昇進し、その後、校長となった。
2017年半ば、中国警察がテウェックルを呼び出した。その後、テウェックルは逮捕され、懲役12年の判決を受けた。
テウェックルの逮捕理由は、中国共産党を称賛する姿勢が不足していたためであった。学校の会議に参加していた政府の役人が、テウェックルが中国共産党に忠誠を示しているかどうか疑問に思ったという。
テウェックルは、「ナショナリストの分裂主義者を支援」したとして有罪となった。中国当局に親が逮捕された子供を慰めたことが問題視された。2018年には、中国共産党への忠誠心が不足していることでも有罪とされた。
【亀田浩史訳】
【亀田浩史訳】