ライジの夢追い更生日記 -15ページ目

BEAT CRUSADERSの事 PART2

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彼等と初めて出逢ったのは、忘れもしない2007年の春。

ちょうどメジャー2ndフルアルバム
EPopMAKING ~Popとの遭遇~が発売された直後の
事でした。

そんなある日、スペースシャワーTVを観ていた妻が
「なんかお面かぶった変な人たちが出てるよ」
と僕に教えてくれました。

呼ばれて僕もTV画面を覗いてみると、そこには奇妙なお面を
着けた5人組が、だだっ広い公園を舞台に、楽屋ネタの
クイズを出し合ったり、罰ゲームでふざけ合ったり・・・。

「一体なんだこいつらは???」

不可思議な生物でも見ているかの様な第一印象でした。


先に書いたように、折りしも2ndフルアルバムの発売に伴い、
各メディアで特集が組まれている真っ最中だったのです。

この頃の僕はまだ、あまりバンドというものにそこまで
興味が無く、普段であれば、そのままフェードアウトする
パターンまっしぐらだったところなのですが、
なんだか妙に気になってしまい、そのまま見続けていました。

その後ニューアルバムの楽曲紹介やら、過去のPVなどが
流れていたのですが、第一印象のふざけたビジュアルと
曲のカッコ良さのギャップに、その時もうすでに僕のココロは
完全に握り潰されグチャグチャになっていたのでした。

迷う事無くそのアルバムを購入。
それこそ狂ったように聴きまくっていました。


そして図ったかのようなタイミングで数ヵ月後、当時僕が
住んでいた場所の近くのライブハウスに彼等はやってきたのです!

恐らくキャパ400人にも満たないであろう田舎の小さなライブハウス。
だからこそ彼らの素顔をハッキリこの眼で確かめられたのは
むしろこの上ない幸運だったのかもしれません。

正直ひとまわりも歳の離れたキッズ達と一緒に揉まれ、踊り、歌い、
自転車で20分程度で着ける自宅に帰りついた時には、
すでにヌケガラのようになっている僕。
脱いだTシャツを絞ると、まるで水洗いした雑巾を絞るかのごとく、
大量の汗がぼたぼたと滴り落ちました。

あー、タマシイ持ってかれちまったよ

全身で感じる、本能で踊るライブがこんなに楽しいものだったとは。
もう彼等なしでは生きていけない自分がそこに居たのでした。


その後も彼等の活動を追い続けたのは言うまでもありませんが、
なぜ人生を変えてくれたバンドとまで思えるようになったかと
いうと、それはミュージックシーンにおける彼等の活動の在り方
でした。

フロントマンであるヒダカトオル氏は常々言っていました。

「オレ達の音楽を好きになってくれる事は勿論嬉しいけど、
オレ達を通じて、オレ達以外のバンドや音楽を好きになって
もらえたら、こんなに嬉しい事はない。」

以前より彼等は、いちバンドとしての活躍も勿論ですが、自分たちの
好きなバンド、先輩・後輩関係なく、みんなでシーンを盛り上げて
いきたいとの思いから、色々なバンドとスプリットという形で
いくつもの作品を発表してきました。
「YOUR SONG IS GOOD」や「TROPICAL GORILLA」
「ASPARAGUS」等々・・・。


だからこそ僕が改めて「バンド」というものを知り、その楽しさを知り
僕を再び「音楽」をやってみたいという気持ちにさせてくれた彼等は
「人生を変えてくれた」と形容するに相応しい「バンド」なのです。

でもまだ音楽を「カタチ」にしてない僕は「人生が変わった」とまでは
言えないかもしれませんが、少なくとも彼等をひとつの「扉」として
素晴らしい音楽の世界に足を踏み入る事ができた事実だけは
確かです。

彼等が教えてくれた「音楽の橋渡し」が無ければ、もしかすると僕は
2010年9月4日以降、バンドというものに興味が無くなっていたかも
しれません。


続きは後日パーペタしてね