7月から、企業や後援会の方々宅を訪問する活動を再開しました。またお声掛けいただいた方々と少人数の座談会も始めました。新型コロナの影響等の聞き取りを中心に行っていますが、東京や大阪を中心に新規感染者の数が拡大し、テレビなどの報道を見るたびに不安になるといった声を多く聞かせていただきます。私は今の現状の数字と三重県の対応について出来るだけ丁寧にお話していますが、安心したといったお声をいただくことが多いです。

 

私は、新型コロナウイルスを軽視することはどうかと思いますが、テレビ等のようにいたずらに不安を煽るような報道のあり方もどうかと感じています。4月の新型コロナの知見がほとんどなく、先が読めず、自治体の医療体制等も整っていなかった時に比べると、私たちは経験から学び、いまだ未知の部分もありますが分かってきたこともあります。また自治体は必死に保健所や医療体制を整えてきました。

 

ウイルスはなくなることはありませんので、感染することを恐れたり、感染者の数に一喜一憂するのでなく、感染しないため自分自身の免疫力を高めることや、うがい手洗いなどの衛生管理をしっかりやること、仮に感染したら治療を受けて治すということ、こんな感覚でとらえるようにしていければと思います。

 

7月18日現在の日本の新型コロナ感染者の状況です。

 

検査陽性者数24,748人、すでに退院された方19,342人、亡くなられた方984人、現在の入院者数3,865人、その内重症者数43人です。

 

ちなみに、20歳未満の陽性患者数は1,064人と極めて少なく、その多くは無症状で亡くなった方は0人です。20代は現在東京などで接触者のPCR検査が積極的に行われていますので4,987人と多くなっていますが、無症状や軽症の方が多いと聞いています。亡くなった方は1人です。

この数字は東洋経済ONLINEから取りました。非常に分かりやすいのでご参考にしてください。

https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/

 

三重県ではこれまで検査陽性者数は57人で現在9人が入院されていて重症者は0人です。

詳細は三重県のホームページをご参考にしてください。

https://www.pref.mie.lg.jp/YAKUMUS/HP/m0068000066_00002.htm

 

三重県の医療体制は、これまで感染症対応の病床を176床確保しています。今後第二波に備えて、病床確保計画を策定し、フェイズに応じた病床確保を行っていきます。宿泊療養施設(無症状者等用)は、64室確保し、更にJTBの協力で、要請すれば100室確保できる体制が整っています。検査体制はPCR外来を新たに10ヶ所設置し増強しています。

 

これまでのデータを見る限り、70代以上の方と、40代以上の基礎疾患がある方は重症化するリスクがあるため注意が必要ですが(これはどの病気でも同じことが言えますが)、基本的に公衆衛生状態の良い日本で、医療体制が整っていれば、感染しても治る病気であると感じます。今後の新たな知見を注視していきたいと思いますが、過度に恐れず、過度に侮らず、日常を取り戻していきたいと思います。

熊本県を中心に九州など、また岐阜県下呂市などで豪雨等による災害が発生し被害が甚大です。亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。
 
私たちは自然に対して大変非力ですが、一日も早い復興を願い、仲間たちが現地への支援に入っています。下記の通り皆様のご協力が可能であればよろしくお願い申し上げます。

下記のリストの中でご提供いただけるものがあれば少しでも構いませんので、三重うまし国横丁までお持ちください。または、郵送でも大丈夫です!
 
≪募集内容≫
・タオル
・雑巾(未使用品)
・軍手
・ゴム手袋(未使用品)
・長靴(未使用品)
・マスク(アベノマスクも歓迎します)
・アルコール、消毒スプレー
・ゴミ袋
・ブルーシート
 
※支援金も受け付けております。下記にお問い合わせください。
 
【三重うまし国横丁】
〒510-0086 三重県四日市市諏訪栄町13-10
☎️059-354-2000
《担当》
吉田 090-9900-8299
館  090-3255-2802
 
《一次募集期間》
7月13日(月)~7月31日(金) まで 。
※ 支援物資は送れるものから随時発送します。
※支援金は確実に現地に届く様に責任を持ってお預かりします。
※随時、現地と連絡を取り現地の状況次第で必要物資をお知らせします。

今年度の県民参加予算「みんつく予算」の募集が本日から開始されました。

 

前にもブログに書きましたが、混とんとした時代に、私はこれからのキーワードは、「参加型」「当事者意識」「価値観の共有」が重要と考えています。明治大学大学院での二年間の学びの中で、世界の自治体で取組まれている「参加型予算」というものを知り学びました。議会の議決権と行政の予算編成権との兼ね合いもありますが、税金の使い方を決めるのに県民が参加型で直接関わることは新しい民主主義の形になると私は感じています。

 

選挙後最初の昨年6月議会にて、私は代表質問に立ち、「県民参加予算」を提案し知事と議論しました。新しい民主主義の形を三重県から創るというと大袈裟かもしれませんが、知事とはそんな価値観が共有でき、県民が当事者意識を持って参加する「みんつく予算」が始まりました。

 

昨年は、1ヶ月間の募集期間に229件の提案が集まり、県民投票(投票者数2837人、投票総数6381票)や、知事はじめ幹部職員の前での提案者のプレゼンテーションを経て、6事業(総額5020万4千円)が選ばれ、令和2年度当初予算として県議会に上程されました。

 

この「みんつく予算」が今年度も実施されます。新型コロナの影響で厳しい財政状況の中、不要不急の事業は見直すべきとの議論があり、議会には「みんつく予算」は見直すべきとの声もあります。しかし、新しい民主主義の形を創るといった理念を考えると今回も実施されることを私は評価し、また更なるバージョンアップを期待しています。

今年度の募集テーマは、「感染症防止対策と社会経済活動を両立しながら、三重を明るい未来へと導くアイデア」です。

 

募集期間は、本日6月24日(水)~8月31日(月)です。

 

応募資格は年齢、居住地を問わず。どなたでも応募可能です。

 

皆さんのご提案をお待ち申し上げます。

http://www.pref.mie.lg.jp/ZAISEI/HP/p0019400004_00001.htm

県議会は先週から委員会審議に入り、新たに上程された新型コロナ関係の補正予算約255億円を含めた議案の審査を行っています。少し経済活動も動き始め、私の所にいただく相談も、新型コロナ感染予防や医療体制の相談、事業休止等緊急事態対応といった内容から企業活動や経営支援の相談へ変わってきました。

 

国の方で各業界ごとの支援メニューの概要が分かりやすく取りまとめられましたので、該当される方がみえましたら下記URLをご参考にしてください。また、私自身は訪問活動も再開し、後援会活動も日常に戻していきたいと考えていますので、何かありましたら気軽にご連絡ください。

 

【国土交通省関係分】

◆鉄道事業における支援メニュー(概要)

 https://www.mlit.go.jp/kikikanri/content/001349422.pdf
◆バス事業における支援メニュー(概要)
 https://www.mlit.go.jp/kikikanri/content/001349424.pdf
◆タクシー事業における支援メニュー(概要)
 https://www.mlit.go.jp/kikikanri/content/001349425.pdf
◆トラック事業における支援メニュー(概要)

 https://www.mlit.go.jp/kikikanri/content/001349426.pdf
◆旅客船事業における支援メニュー(概要)

 https://www.mlit.go.jp/kikikanri/content/001349427.pdf
◆内航貨物事業における支援メニュー(概要)
 https://www.mlit.go.jp/kikikanri/content/001349428.pdf
◆造船・舶用工業における支援メニュー(概要)
 https://www.mlit.go.jp/kikikanri/content/001349429.pdf
◆航空関連事業における支援メニュー(概要)

 https://www.mlit.go.jp/kikikanri/content/001349430.pdf
◆宿泊事業における支援メニュー(概要)
 https://www.mlit.go.jp/kikikanri/content/001349431.pdf
◆旅行業における支援メニュー(概要)

  https://www.mlit.go.jp/kikikanri/content/001349432.pdf
◆建設業・建設関連業における支援メニュー(概要)
 https://www.mlit.go.jp/kikikanri/content/001349433.pdf
◆住宅事業における支援メニュー(概要)
 https://www.mlit.go.jp/kikikanri/content/001349434.pdf
◆建築設計業における支援メニュー(概要)

  https://www.mlit.go.jp/kikikanri/content/001349435.pdf
◆不動産業における支援メニュー(概要)
  https://www.mlit.go.jp/kikikanri/content/001349436.pdf

【経産省関係分】
◆新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者の皆様へリーフレット
 https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/pamphlet.pdf

少し悲しいお知らせです。

 

20年間続いてきた三重県最大のフリマ、フリーマーケットin四日市ドームが最終回を迎えます。

 

思い起こせば20年以上前になりますが、私は26歳で県議会議員選挙に挑戦し敗戦しました。銀行は退職していたため無職となった私は、生活のため学習塾やパソコン教室を立ち上げました。同時に、当時NPO法が成立し、私の10個の公約の一つにNPOで地域を活性化するというものがあり、それを実践したいとの思いから仲間達と一緒にNPO法人三重県フリーマーケット協会を立ち上げました。おそらく三重県ではかなり早いNPO法人設立であったと思います。

 

その後、私は30歳で県議に当選をさせていただき、フリーマーケットの運営からは身を引き、当時若かった(?)中西君にあとを託しました。あれから20年、NPO法人MFAと名称を変えて、ずっと「市のまち四日市」のフリーマーケットを守ってきてくれました。三重県最大のフリマとして定着した四日市ドームフリマは62回の歴史を数えます。

 

しかし、今年は新型コロナ感染症の影響で、一度も四日市ドームフリマを開催することはできず、組織の運営をしていくことが困難になったとのことです。時代の流れを受入れ四日市ドームフリマの歴史に幕を閉じたいとの中西君の決断を、これまで多くの方に親しんでいただいたことを考えると残念ではありますが、尊重したいと思います。

 

そこで、20年の歴史の重みを鑑み、令和3年3月28日(日)に最後の四日市ドームフリマを開催しようということになりました。つきましては、その開催費用、運営費用をクラウドファンディングで皆さんのご支援をいただきたいとのことです。ぜひとも一人でも多くの方にご支援をいただき、最終回を迎えることが出来るよう何卒ご協力よろしくお願い申し上げます。

https://camp-fire.jp/projects/view/295703

県議会では今週、新型コロナ対策補正予算約81億円を全会一致で可決しました。

 

内訳は、第二波、第三波に備えて、PCR検査を実施できる検査センターを新たに10ヶ所設置するなど医療体制を強化するために約44億3千万円、介護施設の感染予防対策に約4億4千万円、「セーフティーネット資金」の融資枠を拡大するなど中小企業支援対策に約6億円、奨学金を受けている大学生や留学生に一人一万円の食事券を配布するため約9千万円、感染拡大によって需要が落ち込んだ県産品を小中学校等の学校給食に提供する費用として約8億8千万円となっています。

 

10日に先議をして可決したため速やかな実行が求められます。また昨日は国で新型コロナ対策第二次補正予算約31.9兆円が可決されました。これは史上空前規模の補正予算となります。これを財源とした更なる補正予算を県としては約255億円規模で編成し来週、県議会に上程されることが、昨日の代表者会議で表明されました。81億円の審議を終えたばかりですが、来週から早速255億円の審査に入ります。

 

私たちはこれまで経験をしたことがない危機に直面しておりますので、やれることは何でもやるとの思いで、このように矢継ぎ早に財政投入をしてきております。医療体制の強化に全力を注いだ段階から、これからは、生活、経済支援強化の段階へ移行していく必要があると感じています。そんな視点も持ちながら、速やかに約255億円の補正予算の審議を来週進めたいと思います。

 

三重県のこれまでの新型コロナ関連予算は、3月19日に第一次補正約11億円、4月24日に第二次補正約111億円、6月10日に第三次補正約81億円を議決しました。そして今回上程されるのが第四次として約255億円となっています。これまでの総額は約460億円となり、私自身15年間の議員生活で経験のないことであり、おそらく県政史上経験のない補正予算対応をしているといえます。

 

私は、新型コロナを完全に封じ込め、平穏な日常を取り戻すためには財政出動も含めてやれることは何でもやるとの思いですが、一方で、少し落ち着いて、これまでの総額約460億円の補正予算を見つめ直し、検証することも、そろそろ始めなければいけないということを昨日、新政みえの会派総会で申し上げました。

 

様々な課題は山積みで、悩みながら現実の対応に追われている状況ですが、少し心に余裕が出来てきて、政治はやはり未来を語らなければいけないと思い直し、自分自身を鼓舞しながら全力を尽くして参ります。

今日は私の48歳の誕生日です。健康で誕生日を迎えることが出来ることに感謝です。FBやLINE等で多くの方からお祝いのメッセージをいただきました。いくつになっても嬉しいものです。ありがとうございます。

 

最近は、SNSの誹謗中傷等、執拗な他者攻撃などの負の側面が問題になっていますが、ご無沙汰している人や多くの方々から手軽にお祝いの声を受け取ることが出来る嬉しいツールでもあることを感じます。

 

誕生日の節目には、自分なりにこの一年を振り返り、これからの一年を考えますが、今年は新型コロナの影響で世の中が困難な時代に入り、なかなか前向きな気持ちになれない自分がいます。私の周りでも本当に様々な問題が起こっており、多くの悩みや、悲しみや、苦しみを抱えている方がたくさんいます。「新型コロナウイルスよりも人が怖い」といった声も聞かせていただきます。

 

新型コロナがきっかけで今まで見えていなかったものが見えてきたように感じます。また人間の寛容さが失われ、社会が分断されていくように感じます。人間らしい生き方やこれまでの常識を否定しなければいけないようなことも起こってきています。

 

新型コロナ後の社会は元の社会には戻らないという方々もみえますが、私は、平穏な日常を取り戻すため全力を注ぎたいと思います。未知の物への不安や不満の中、様々な価値観がありますが、私は、子ども達の未来を最優先に考えたいと思います。子ども達の学力、育ち、人間らしい暮らしを決して犠牲にしてはいけないと思います。

 

今、世の中で起こっている出来事に対して私の力は本当に微力ですが、未来をみつめて前に進んでいきたいと思います。

今日から6月議会が始まりました。新型コロナ対策の第三弾補正予算約81億円については、議会として早急に審査をして6月10日には可決したいと考えています。また知事からは新型コロナによって傷ついた暮らしと経済の再生・活性化を図るための戦略として「みえモデル」が示され議論致しました。

 

私からは、新たな感染者は40日近くゼロで、入院されている感染患者もゼロとなっている状況で、本県ならではの「みえモデル」をどう考えるのか知事に問いました。

 

知事からは、医療体制を強化してきたことや、クラスター発生時の速やかな対応などPCR検査体制の充実などのこれまでの徹底した感染拡大防止対策の効果が出ているため、このこと自体が「みえモデル」であり、今後も強化していきたいとのことでした。

 

私からは、これまでの取組みに関しては評価しており、今後もウイルスが無くならない以上、感染者が発生する可能性はあることから、その時の対応はしっかりやる前提で、今後、三重県がモデル的に何が出来るかを二点提案させていただきました。

 

一点は、「小中高校のグリーンゾーン宣言」です。これまで日本全体の感染者が16,981人に対して、10歳未満の感染者は296名、10代の感染者は394名で20歳未満の死者はゼロです。このような知見と感染患者が一人もいない三重県の状況から、登校時にうがい手洗い、アルコール消毒と検温を徹底した上で、学校内はグリーンゾーンとして子ども達はマスクを外し、自由に触れ合える空間としてはどうかと提案しました。様々なご意見はありますが、仮に感染者が発生した時のガイドラインを定めたうえで、まずは学校を日常に戻す取組みを思い切って「みえモデル」としてやって欲しいと思います。

 

二点目は、「免疫力の強化」です。新型コロナウイルスは感染しても8割の方が症状が出ないと言われています。感染症対策は、ワクチン接種や薬は重要ですが、最も重要なことは免疫力の強化です。マスコミや政府の発信においてこの免疫力の強化の視点が重視されておらず、むしろ免疫力を弱める取組みを推進しているように思われます。三重県は、自然豊かで、様々な自然体験を通じて免疫力を高めていただけるツールがたくさんあります。三重県の強みを活かした免疫力強化のPRを「みえモデル」としてやって欲しいと思います。

 

知事からは、「みえモデル」は今後、状況は刻々と変化する中で、常に見直しながら進めていきたいとのことであり、私の提案も参考にしていただけるとのことでした。

 

新型コロナウイルスは未知ものであるため誰も正解は分かりません。しかしこの数ヶ月戦う中で、分かってきたこともたくさんあります。このような知見を基に、誰かが日常を取り戻すため思い切った一歩を踏み出さなければいけないと考えます。かなり斬新な提案であり、知事もなかなか決断しにくいことは十分理解しますが、東京スタンダードの報道をあらためなければ、経済や生活は益々壊れていき、子ども達の夢を奪い続けることになっている危機感から、これを打破する「みえモデル」であってほしいとの願いを込めて提案させていただきました。

三重県は今日で30日連続新たな新型コロナウイルス感染者はゼロになりました。今日も1人退院され、入院されている患者は4名になりました。毎晩帰宅し、医療保険部からの感染者連絡がないとホッとして、毎日、Twitterで○日連続感染者ゼロとなりましたと報告していましたが、一カ月連続ゼロとなった今日でその報告ツイートを終了いたします。

 

全国的にも新たな感染者はかなり減り、毎日その何倍もの方が退院される状況になりました。これは国民の努力と、多くの批判はありますが、結果としては、国の封じ込め戦略は成功し、自治体の取組みの成果であると考えます。

 

今後、二次感染のリスクが心配されますが、新型コロナウイルスも風邪やインフルエンザと同様に感染症のため、ウイルスがゼロになることはありません。今後、経済や生活を日常に戻し始める中で、必ず新たな感染者は出てきます。しかし私たちは、新型コロナは、未知のものではありますが、この間、様々な知見を手にしました。また医療体制も整備しました。クラスター対策のノウハウも出来てきました。このような状況の中、新たな感染者を毎日探して報道する状況から次のフェイズに移行すべきと考えます。そんな思いから、私はこれから新たな感染者情報を報告することを止めることに致します。もちろん未知のウイルスであるため、再び感染が拡大する可能性は否定できませんが、その時は、周到な準備とこれまでの経験に基づき、しっかり対応するという安心感を発信することも県の役割と考えます。

 

緊急事態状況の中、新型コロナの拡大を食い止めなければいけない段階では、「人として」の生き様の部分を感染症学の見地から制限することは必要であったと思います。しかし、封じ込めに成功し、これからの世の中を考えた時に、専門的な感染症学からの視点と、「人として」の生き様の視点の調和が必要であると考えます。

 

私は、「ソーシャルディスタンス」という言葉が嫌いです。日常生活の、人と人との距離感はお互いで決めることであって、国に決められることではないと考えます。

 

また、明日から四日市でも学校が分散登校から通常登校になりますが、これから夏を迎える中での子どものマスクについても私は違和感を持っています。登校時にうがい手洗いと検温を徹底し、学校に入れば、子ども達にはマスクを強要することなく伸び伸びと学校生活を送って欲しいと思います。(スポーツ庁は屋外の体育の授業はマスクを外してもいいという変なガイドラインを作っていますが、休み時間に外で遊ぶときはどうするのか?先生は授業中、子ども達の表情をマスクしていて分かるのか?部活動はどうするのか?などを考えると、学校で子ども達にマスクを強要すべきではないと思います。)

 

政府やマスコミが使う「ゆるみ」という言葉も問題です。必ず二次感染は起こる中、今の状況ではそれを「ゆるみ」と糾弾し、本質を見誤る可能性があります。新型コロナ感染者は累計の数字と死者が注目されています。しかし今後の戦略を考える中では現在の感染者数が重要であると思います。ちなみに今日現在、国内累計感染者数は、16,570人内死者840人です。13,340人が回復され、現在の入院者数は、2,390人です。例えば三重県では、感染者病床を約130床確保し、軽度な方用のホテルも64床確保している中、現在の感染者は4名です。

 

二次感染や三次感染は必ずやってきますが、今できる万全の体制を行政は整えてきていることから過度に恐れず、不安を持たず、日常生活を取り戻していきたいと考えます。

 

三重県では30日連続感染者が出ていないことは県民の皆さんの努力の結果です。これから生活や経済活動を日常に戻していくと必ず新たな感染者は出ると思います。しかしそのことに一喜一憂することはやめ、平穏な日常生活を送れるようにしていきたいと思います。

イベントは、音響、照明、道具、映像など多くの技術スタッフの力で成り立っていますが、その多くはフリーランスで新型コロナウイルスの影響を大きく受けています。昨日は、いわゆるイベントの裏方の方々の思いを知事に届けたいとのことから関係者の皆さんと要望させていただきました。

県民の皆さんの努力で三重県では1カ月近く新たな新型コロナウイルス感染者はゼロとなっています。全国的にも一日の新たな感染者数は30人程度となり、その何倍もの方が退院されている現状となりました。関東と北海道以外は緊急事態宣言は解除され、このまま推移すれば関東、北海道についても近いうちに解除されることになるでしょう。

 

様々なご批判はありますが、日本の新型コロナウイルス封じ込めは成功し、自治体の取組みは成果をあげていると考えます。確かに、新型コロナウイルスの薬やワクチンはまだ開発途上ですが、専門家の皆さんの努力で未知の状況からある程度の知見も集まってきたと感じます。

 

このような状況の中で、私たちはかなりの痛手を負った生活や経済を立て直していかなければいけません。新型コロナウイルスは多くの感染症ウイルスと同様なくなることはありませんので、現状を冷静に捉えて、希望や夢を持てるように世の中の風潮を変えていかなければいけません。私はそのためには、文化や芸術などエンターテインメントやスポーツの力は大きいと考えます。

 

今のままいくと、「不要不急」という言葉や「自粛」という言葉に押され、イベントやスポーツの再開はいつになっても出来ません。イベントはその準備に半年や一年の時間を要します。また新しい生活様式のソーシャルディスタンスと言われるとイベント自体が成り立たなくなります。このままいくとエンターテインメントの火が消えてしまうのではないかとの危機感からガイドラインを国や県が作って欲しいとの切実な声を聞かせていただきました。

 

スポーツについては、感染症対策として重要な免疫力を高める効果があり、屋外での活動や自然と触れ合うことは相対的に感染リスクは高くないと考えますが、再開できない状況です。甲子園も、高校総体も、中体連も中止となりました。中学3年生、高校3年生は人生に一度しかありません。新型コロナの感染が拡大し、更なる危機が迫っている状況ではなく、皆の力でその封じ込めに成功している中、子ども達の夢や希望を出来るだけ叶えられるよう、もう一度考え直してもらえないものかと思います。

 

新型コロナウイルスはゼロにならない以上、二次感染、三次感染ということは必ずおこると思います。しかしそれを恐れて閉じこもるのではなく、私たちは、この間、医療体制も整えてきました。徐々に知見も集まってきています。他の感染症同様リスクに対する備えを更に強化し続けることと、そのことへの信頼を高めることで、夢や希望がみられる世の中に戻していくべきと考えます。

 

昨日は新型コロナ影響下でのイベントやスポーツのあり方について考えさせられる一日でした。