政府が「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」改正案を決定し、現在パブリックコメントが募集されています。私は、前に「緊急事態宣言を出しやすくする?」とのテーマでブログを書きこの問題点を指摘しましたが、(参照:緊急事態宣言を出しやすくする? | 三重県議会議員 稲垣昭義 オフィシャルブログ「 初心、継続。」Powered by Ameba (ameblo.jp)この改正は、未来に禍根を残す大きな問題があり反対です。

 

今回のパブリックコメントの期限は5月7日です。私は県議会で何本か議定条例を作ってきましたが、出来るだけ多くの民意を聞くとの考えから、パブコメの期間は1カ月程度設けるのが通常です。しかし、今回はなぜか非常に急いでいるようで、短い期間となっています。

 

「マスコミや専門家が不安を煽れば、簡単に私権を制限できるような改正は、全体主義につながるものであり反対である」とパブコメで私たちがどれだけ声を上げても、おそらく政府はこの改正を行うでしょう。しかし私たちは無力ではありません。日本は民主主義の国です。多くのパブコメを寄せることで、国会議員が声を上げ、来るべき衆議院議員の総選挙でこの問題が議論されるはずです。

 

2週間という短い期間ですが、この改正の問題点を共感いただける方は、輪を広げ、声を上げて、パブコメを皆で出しましょう。

「新型インフルエンザ等対策政府行動計画」(案)に対する意見募集(パブリック・コメント)について|e-Govパブリック・コメント

 

次の世代が歴史を振り返った時に、新型コロナ禍での緊急事態宣言からこの国は再び道を誤ったと言われないように。