令和の5年間を振り返って | 日本株で運用するブログ

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特に目標はありませんが、いけるところまで。目標パフォーマンスは∞。

5年前の令和が始まった時に相場予想のブログを書いていましたので、あれから5年経った今、結果がどうだったか見てみましょう。

 

結果は日経平均予想37,000円に対して、実際は38,405円。ほぼ的中と言っていいでしょう。

 

PER、ROEでの予想は、利益とリンクするので、ブレが大きくなりがちですが、PBRでの予想は、純資産と紐づくので、より精度が高いということなんでしょうか。

 

数年ぶりに、グラフの方もアップデートしてみました。

現状はPBR1.5なので、これまでのデフレ経済ではほぼ天井圏と言えそうです。

向こう5年では配当くらいのリターンはありそうでしょうか。

 

(出典:日経新聞(一部編集))

 

今後の相場観ですが、新NISA始動、財政出動増加傾向、地政学リスク上昇、ヘリコプターベンのノーベル経済学賞受賞、日銀の金融緩和継続などで、世界的にインフレ方向に舵が切られているようなので、グラフの赤線から元の黒線方向に徐々に移行していくことも考えられそうです。その場合は5年後+70%の可能性もゼロではなさそうですが、日本人のデフレマインドも相当根強いものがありますから、まぁ、あまり期待せずにいきたいと思います。

 

一方、アメリカ経済ですが、個人的には、中期的には強い経済を予想しています。

住宅サイクル的に、直近のリーマンショックが100年に1回クラスのリセッションで、通常のリセッションの5回分以上に匹敵するドローダウンを起こしていますから、新築住宅が不足している見立から、新築の需要は高金利に耐えながら根強く推移すると予想していて、衰えが見え始めるのは、需要が盛り上がった後、つまりまだ15~20年先くらい、FRBが利下げしても需要が回復しない、その時に相場は正念場を迎えると予想しています。

 

(出典:FRED (一部編集))