食べ物に思うこと:野菜ヘビーで行こう | 女医の国際精神保健

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少しずつ菜食主義になってきています。

 

宗教的な理由で菜食主義の土地↓に住みましたが、それはきつかったので、完全な菜食主義になることはないと思います。

 

 

 

 

 

単純に考えて、70億人分の食料を賄うには大量に必要。

牛を育てるには大量の野菜が必要で、その牛を人間が食べるくらいなら、野菜の方を食べた方が消費する食料は少なく済むって話。

 

 

日本食って意識しなくても、気がつけば野菜だけ(もしくは野菜が大半)の食事だったなってことはありますね。蕎麦だって、お好み焼きだって、天ぷらだって、自然と野菜中心だったりする。

欧州にいたときは、自然にそうなることってのはないなと体感した↓。

 

 

周囲の人の趣向とかには影響を受けつつ、無理に誘われるものでもないわな。

反発心からこんな冗談も生まれる↓。

 

 

家畜を大きくするために、成長ホルモンと構造が似ている抗生剤を与えたり、集団での管理なので感染症抑制に抗生剤を与えたりします。

すると牛とか豚とか鳥とかを食べると、自然と抗生剤もたくさん取ることになり、耐性菌を作り、自分が感染症になって抗生剤が必要なときに、もう抗生剤が効かないということが起きます。

 

鳥インフルエンザの蔓延で鳥の殺処分とかをしていることでも分かるように、動物の感染症が人間の感染症に変化していくことはあり、人間がたくさん家畜を飼い近くにいることは、病気の蔓延を招くことです。

 

そんな訳で、食べるならせめて、天然物がいいかな〜とか思う訳です。

 

でも、最近、私にとって一番大きな要素は「この動物たちは、殺されて食べられるために生まれてくる」ってのが非常に残酷に思えることです。

モーって生まれたり、メーって遊んでいる子たちが、「大きくなれよー」「おいしくなーれ」と毎日思われながら過ごし、思春期を迎えて、バシっと屠殺されてしまうのです。

 

馬に乗るし、犬飼ってたし、獣医になりたかったし、な私は、動物の存在をありありと感じてしまいます。

馬肉は見ることもできないし、馬油も、ブラシに馬の毛も、ポニースキンの鞄ですなんてのも、手に取る気には全くならず、私の心は重くなります。

 

牛乳を得るためには、牛に妊娠出産をずっと繰り返させる必要があるってのを知ってからも、牛乳ではなく豆乳に移行しております。

 

友人との食事会で私がお店を決める時などは、焼肉とか行かなくなりました。

友人が見つけてきてくれた場合は行きますし、出された肉は食べますが、自分からは積極的には肉は選ばないって感じです。

 

プラントベースの食材もかなり興味津々ですが、イマイチおいしくないですね。。。更なる進化に期待します!

 

肉も魚も乳製品も卵も美味しいです。

なので、食べます。

が、選択肢があれば、野菜ヘビーで行きたいと思っています。