(振り返り記事)
世田谷区の馬事公苑で2月に開催されたホースメッセへ行きました。
2年に1回開催されている、馬に関するイベントで、飼育のことや乗馬のことやアートもフードも幅広く集まります。
馬のイベントってどれくらい人が来るんだろうと思ったら、3日間で26000人以上の参加者ですって!
私は母と馬友達たちと講習会の券を事前に購入したりしながら参加しました。
現地で適当に会えるかと思ったら、とんでもない。
敷地も広く、人もいっぱいいて、一生懸命待ち合わせしました。
10:30~11:30 総合馬術供覧 サクラスクエア / ナチュラルアリーナ周辺
12:00~13:00インドアアリーナB 実馬による講習会~馬場馬術 林伸伍選手編~ (券事前購入。3500円くらいだったかな?)
https://horsemesse.jp/hayashi/
ランチ:キッチンカーで購入し、馬場脇で皆でワイワイとピクニック。
ちょっとウィンドーショッピング。
15:00~16:00講習会室B 福島大輔氏による無料トークショー
https://horsemesse.jp/fukushima/
ちょっとウィンドーショッピング。
17:30~18:30 馬術競技を楽しく観る方法 ~馬場編~ インドアアリーナAB (券事前購入。3500円くらいだったかな?)
どれも充実の企画でした。
日本の馬のレベルってすごい上がったんだなあ!ってあらゆる側面で実感しました。
総合馬術供覧はコースをちょっと走ってくれました。
アジアトップクラスのライダー&世界トップクラスの馬がなんと美しいことでしょう。
この力強さと正確さ。惚れ惚れ。
馬はスウェーデンからとのことで、幼少期スウェーデン在住だった私は勝手に親近感。
林選手のデモンストレーションは美しく、惚れ惚れ。
以前私と友人がアイリッシュアランにうかがった時に乗せて頂いたので馬もデモンストレーションしていて、非常に嬉しかったです。
たくさんいい事を言っておられましたが、
ー 馬に乗らないと馬の技術は身につかない
ー 腰打ちで斜め手前変えのラインに入るとハーフパス
ー 並足の大事さ
ー パッと指示を出して、馬が反応してくれたら、譲り、その譲りの時間をいかに長くできるかが大事
あたりは印象的で、
観客席から小学生が「試合の準備馬場で馬が早くなって怖いのに、足を使えって言われて、怖くなります。そういう時も試合にちゃんと出た方がいいのですか?足を使った方がいいのですか?」という質問に
ー 無理はしない方がいいです。でも、その時にやっぱり乗りたいって気持ちが起きたら乗った方がいいです。僕は乗りたいって気持ち以外になったことがないので、今も続けています。
と、おっしゃっていたのも印象的でした。
学生時代は総合馬術と馬場馬術と両方好成績だったとのことで、きっと怖い思いも色々していると思うのですが、そのメンタリティと想いは大事ですね。
福島選手のお話も全て非常に充実で「有料だって馬に興味ない人が聞いたって興味深い」と思ってしまいました。
ピラミッドを示して、「底辺に不健康な馬、人との関係が悪い馬、その上に健康な普通の馬、乗馬の馬、馬術の馬」みたいのを示し、その一段一段を登りたいけど、乗馬の馬から馬術の馬への指示を出した時に失敗すると関係が悪い馬に転落して辛いって話をしておられました。
そこが私の悩みだよな〜。乗馬の馬でルンルンは行けるけど、馬術への指示出しをするけどそれが下手くそで私のペアの牝馬ちゃんが混乱もしくは怒るんですよね。。。
観客席から「自分は馬には乗りませんが、娘が馬に乗ります。選手として人生やって行きたいようですが、試合に出るために特定の馬を買う必要があるとクラブに言われます。お金とか経験とかどう考えて、どう組み立てたら良いですか?」との質問もありました。
馬をやらない親が子供の進路に馬を考える時代が普通に来たんだな〜って思いました。その感じで、聞きに行けるオリンピアンの講義がある時代来たんだな〜って思いました。
当日とこの記録の時間が空いてしまい、ちょっと記憶が曖昧な部分があり、上記一部不正確かとは思いますが、雰囲気はこんな感じでした。
ちびっ子の引き馬もやっていて大盛況でしたし、馬術目指してどっぷり馬馬馬な私たちも大満足な企画でした。
晩御飯も皆で食べまして、大充実な1日を振り返り、日々の各々の馬ライフを語り、一緒に観戦に行くパリ五輪話で盛り上がりました。
次回は2026年の開催ですね。
JRAの乗馬への力の込め方を見ていると、ますますの日本の活躍とメッセの盛り上がりが期待できそうです。
次回もまた参加したいです。