COVID-19に思うこと66 | 女医の国際精神保健

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上記から一ヶ月。

コロナもインフルエンザもそれ以外も広まりまくってますね。

 

 

今の診療所、往診先施設、電車内の感じが、「コロナ1医療機関あたり12.23人」「インフルエンザ1医療機関あたり17.72人」なのですね。うじゃうじゃって感じですね。

 

産業医で出向いた会社で、「熱があって喉が痛くてだるかったので、先週は2日仕事を休みました。コロナもインフルエンザも診療所で陰性だったので、解熱剤だけもらいました。薬飲んでもう熱もないので出社してます。隣の席の人がその前は休んでいました。反対の席の人は熱っぽいってさっき早退しました。」ととある社員から。

私の産業医面談は精神科的なことがメインなので、「メンタルは落ち着いているんですけど、体調がちょっと」という切り出しで、上記が出てきました。

 

インフルエンザもコロナも抗原検査の感度は6割くらいなので、4割くらいの本当は罹患している場合でも「陰性」とでます。

そして、解熱剤を飲んだら熱は下がりますが、それは感染症が治ったというわけではないですし、他人にうつさない状態になったわけでもありません。

インフルエンザもコロナも感染力が非常に強いことが皆が注意している理由ですし、定点観測に上がっている理由です。

 

それらも踏み倒して、在宅勤務もせず、症状の合間にお友達とご飯食べたり、趣味の教室に行ったりしているとのこと。。。。

職場も前回訪問した時はもう少し換気してたと思いますが、寒いからと締め切っているし、温風の暖房で空気が乾燥しまくっていました。

オープンフロアーで飛びまくっていることでしょう。コロナはJN1に変わってさらに感染力が2−3倍になっています。

 

上司にできる限りの指摘と提案をしましたが、伝わったのかなあ??

でも、まあ、数日ずつ皆が順番に休んでいるわけなので、今の体制が最善の予防体制なのかしら??

 

自分の勤務先(診療所や病院や施設)はそれこそ菌が飛びまくりなわけですが、意識が高くて良かったなと思います。

今後何かの拍子に勤務地を変える時も、快適な空間で勤務ができるかは判断材料の一つですね。

 

人混みでは基本マスクがいいと思っていますが、目くじら立てて他人の分を考えるまではいかないですね。

でも、咳とか鼻水とかあるのにマスクしないのは、ダメです!

注意はしないけど、私が電車内を移動したりしてます。

 

外食の約束は週に一回以下をまだ続けています。

最大6名で考えていますが、実際もっと少人数のことの方が多いです。

頻度とか人数の具合で私が出席を断った会合は、結局体調不良者がいて日程変更になったりしていて、最終的には行きたい会合は全出席できるんじゃないかと思ってたりしてます。

 

世の中の一般的な感覚と医療者の感覚はどんどんズレていくなって思うことも多いです。

私の慎重さにうんざりしている友人も多いことと思います。

でも、私はやはり実際体調不良者や死亡者を見るので、リアルですからね、慎重路線は変えられません。

3月に入ったらガード下げ始められるかな?と思っています。

 

先日こちらへ行きまして、非常に美味でした。

そして、何よりテラスがあるので、ぜひテラス席を利用したいなと思っています。

 

 

当初は数年かけてコロナは収束していくという想定がされていましたが、そうでもないかもってのを聞きました。

波が上がったら予防ガードを上げるっていうをずっと続けないといけないのでしょうか。

でも、寒い、乾いているは、いつもダメか。

10波は2月でピークアウトへとも言われていますが、連休あるし、3月までかかるかもって。

 

パリの友人も絶賛闘病中。。。。(発熱があってしんどくて出社しないようなものは全てfluと呼んでいる気がします)

零下だから換気なんて無理があるよね。

もうちょい元気になったら、パリ五輪界隈の予定を話そうってことになってます。

素敵なものを見つけてきてくれています。

ロンドンも友人たちが自分がかかったり同僚がかかってカバーしたり。

 

 

 

 

疫病退散。

世界平和。

災害終息。