「「個人の判断に委ねる」とする方向で調整に入りました。」ってニュースです。
そもそもマスクの話題が先頭に立ちすぎ。
委ねるって話も変な感じ。
極め付けは「委ねることを調整する」。
なんか色々ぐるぐる考えて、「日本は国民が3歳児の集まりとみなしているのかな」と考えてみたり。
メッセージも決め方も幼い。
アドバイザリーボードにすばらしき資料がありました↓
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001055263.pdf
そもそもメチャクチャ優秀な資料と議論がアドバイザリーボードでは行われているではないですか↓。
毎回読むのは大変にしても、時々覗くと、悩ましさが減る情報がたくさんあります。
(こういう資料をさくさく読めてググッと自分で判断できるようになりたい!もしくは、こういう資料を提供できるようになりたい!って場合は公衆衛生修士号(MPH, MScPH)がおすすめです。)
こんなにちゃんとしたアドバイスを受けて、あの政治家たちの判断。
二類から五類で考えるポイントとかやる事は決まっているから、他の存在感をアピールできるところでやってる感を出したいとかそういうこと?
五類移行に伴い公費負担はどこまで?の議論がありますが、私は基本的には医療保険というからには「保険」であるべきで、支払うタイミングとサービスを利用するタイミングは違うべきであると思うし、保険掛金以外に窓口負担とか発生するのはおかしいと思っているし、さらには入る保険団体によって保険掛金が異なるのもおかしいと思っています。
なので、全ての病気と怪我などにおいて窓口負担がなくなるべきだと思っています。(美容とか出産とか自分で調整できるものは保険の対象ではないと思いますが)
二類か五類かって話に関しても、分類そのものをもう少し現代版にアップデートしたら良いと思います。
まあ、分類を変えるってのは最終的には医学・公衆衛生よりも政治判断なのかとは思いますが。
水際対策はいつまでやるのかなー?
基本的に人や物の往来の自由に介入すべきでないです。
介入するとしても最小・最短期間にすべきです。
それを日本はガバッとズーッとやっています。
マスクを外させるんだったら、ずっと前に水際もやめれたでしょ。。
公衆衛生は原因究明したら介入したい立場のお節介目なものですが、介入は最小・最短で行いたいです。
ちなみに、人類が持つ最大の感染症蔓延の際のガイドラインはWHOのIHRですが、各国あまり守ってませんね。IHRは水際対策してはいけない立場をとっています。(水際対策することにつながるとなると、感染症が発生したことを報告しなくなるから)
WHOが本当に役立たないっていうか、むしろ余計なこと言うってことが今回よくわかったよ。加盟国がもっと本気になればもっと能力発揮してくれると思うけど。途上国にとってはやっぱり大事な機関なのかな?むしろ旧宗主国との関係の方が強そうにも思うけど。旧宗主国の方針とか資金とか。
頭の片隅にコロナを考えながら暮らすのも疲れたよなあ。
思いつきで行動を気楽に決めたいよ。
皆と気兼ねなくワイワイ、パクパク、グビグビしたいよ。
ロンドンとかパリから帰国着陸してそのまま外来診療とかがへっちゃらに戻りたいよ。
口紅もしたい。グロスとか大好き。ぶつぶつ。ぶつぶつ。
気にしない人はとっくに気にしてないんだろうけど、やっぱり気になるし、自分がかかるのも周りがかかるのも最小限にしたいよ。