PhD取得後の進路への助言 | 女医の国際精神保健

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精神保健および公衆衛生を軸に、韓国、ロンドン、ジュネーブ、ニース、フィジー、赤道ギニア、東京、インド。
他にも、旅行、馬術、音楽、写真などについて記載しています。

どのキャリアを進んでも、いつも悩ましい進路。

私はとっても進路の分かりやすい臨床医から、国際保健・公衆衛生へ進路を変えて悩みは尽きません。

これまでの私の進路はどうにかまとまっており、成功と考えられる部分もあるため、進路相談を受けることも度々あります。

私が進路相談に乗ってもらったように、私も相談に乗りたいと努力しておりますし、このブログもなるべく具体的にしようと工夫しております。こちら こちら こちら 

 

私の進路も非典型的な為 こんな 悩みを持ったこともあります。

今のボスは私の経歴や現在の取り組みに価値を見出して応援・指導してくださっているので、最高です。

私のスーパースターには「君の経歴とか進路で???な人もいるでしょう?笑。普通は逆の順番だったりするし。でも、自分にとって価値のある話題に博士課程で取り組めることは重要で、following your heartなのも素晴らしいよ。大学卒業して、そのまま博士課程に進学すると、教授の研究テーマで研究するパターンになりがちだもの。」と応援を頂き、こちらも最高です。

 

この数年はPhDに集中ですが、その後また悩むでしょうね。

「教員も合ってるかもよ」との助言も頂き、本気の候補に挙げておりますが、そんなポジションってすぐ見つかるの??と思ってみたり。

というわけで、「PhD取得後のアカデミア以外の進路検索」という記事を見かけました。http://authorservices.taylorandfrancis.com/branching-out-careers-for-phds-outside-academia/

そこから関連してpodcastもあります。

http://authorservices.taylorandfrancis.com/develop-your-research-career-podcast/

 

PhD取得の人数はアカデミアの常勤職より圧倒的に多いので、現実的にPhD後に学者以外の進路を考える必要のある人数は多いですと始まる記事では、「what change do you want to see in the world?(世界にどのような変化をもたらしたいですか?)」への自分の答えを指針にしなさいと言います。

そして、研究者/PhDは

  • Self-starters
  • Project managers
  • Communicators
  • Leaders…
  • …and team players

であることをよく考え、売りにすることとしています。

 

私も非常に共感する進路助言です。

私のPhD開始は一般に比べて遅いですし、ここまでのキャリアでの経験やネットワークがあってこそのPhD過程となっていますので、その後の進路も一般的なものとは異なることが想定されますが、情報を得て前が見えるたびにこちらのブログでなるべく具体的に記載していきたいと思います。