ロンドンの夏フェスへ行きました | 女医の国際精神保健

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精神保健および公衆衛生を軸に、韓国、ロンドン、ジュネーブ、ニース、フィジー、赤道ギニア、東京、インド。
他にも、旅行、馬術、音楽、写真などについて記載しています。

Ceremony festival 2014へ行きました。
Finsbury Park でやる夏フェスで、Roy Davis Jr も回すとなったら行くしかない!
ロンドンの音楽フェスは、 これ   これ   以来だわー

私のパートナーは仕事って訳で、私は午後遅めから一人で行き、現地で仕事後のパートナーと待ち合わせすることとしました。

会場近くは、パトロールの警察官?がちらほら。
イギリスのフェスはこんな感じねえ。
10年くらい前は、日本はたまーにおまわりさんを見かける程度だったけど、今はどお?きっと穏やかだろうな。
おそらく覚せい剤や麻薬の取引に目を光らせているんだと思います。
お祭り騒ぎの若者が、風船を膨らましている光景もみました。
ヘリウム?などのガスを吸ってハイになるのが若者の間で流行っているんだそうです。
若い体と心を大切にしてほしいわ。。。

入り口での荷物検査は、結構入念。
テロ警戒中だからか?
爆弾系を探しているのと、あとガラス瓶系も没収になっていました。
私のカメラも荷物検査のお姉さんが、担当者に確認しようとしていましたが、担当者が周囲に見つからず、面倒になったのか、「まあいいわ」って感じで、適当に入場。
写真は禁止ではないので、爆弾装置関係ではないことを知りたかったのかな?
にしても、最後は適当ってのが、イギリスっぽい!




テントが5個くらいあって、それぞれいろんな音をかけています。
一個ずつちょっとずつ入ってみました。
音によって集まる人の雰囲気って少しずつ違うのねえ。
居心地の良さも多少違う。
テントに入らないで、芝生でピクニックしている人もたくさん。
午後5時くらいまでは、のんびーりした感じ。
段々、人も増え、酔っぱらいも増え。




こんな感じで、警備ががっりしダンスフロアにいたりします。
医療班ががっちり見回りに入ってきたりもします。
このアウトリーチな感じは日本では見かけなかったなあ。トラブルが多いのかもねえ。
いかつい感じの人もいれば、親しみやすい感じの人もいれば、豊富なキャラがそろってる感じでした。
私が見かけたのは、
ー 禁煙場所で喫煙している人を注意
ー 柱に登った人を注意
ー 麻薬の売人(?)を連行
ー 酔っぱらいを車いす移動








照明も音も盛り上がります。
大御所はやっぱ相当盛り上がります。



着飾っている人もいれば、こんな感じで、気軽な格好の人もたくさん。




人がどんどん増えてグループもどんどん大きくなります。
がんがん踊ってる人。
ずっと飲んでいる人。

なーんかいつも私がいく場所と雰囲気が違うなあって考えると、「イギリス人しかいない!」
ロンドンでは大抵多くの外国人が集まるのですが、このイベントはイギリス人の割合が非常に高い。
フランス語なまりの英語とかイタリア語なまりの英語とかガーナなまりの英語とかインドなまりの英語とか、全く聞こえてこない!
これは違和感。
というわけで、この場所での体験は「今のイギリス人若者を見つめる」って感じです。
楽しそうなのはいいんだけど、アルコールや薬物でぐだぐだになっているだらしない感じの子が目立ちすぎるなあ。
そんなところへ、私のパートナー合流。
ちょっとひと踊りして、上記な理由で私たちはあまり落ち着いてその場を楽しめず、移動することとしました。
「見た?酔っぱらいすぎて、おかまいなしになって、片方のストラップが落ちて胸が見えてるけど、気にも留めてない風な女の子がいたの?」
えー!?
そんな感じで過ごしていると、何が普通かとか感覚が麻痺してくるんだろうなあ。
イギリスの両親たち、公衆衛生関係者はいろいろ心を砕くよなあ。

とか、いろいろ考えたけど、音はいいし、テントも楽しいし、屋外イベントを楽しみました!
私ももう少し大人数で最初からいけば、こんなに周囲を観察せずに、自分たちの盛り上がりでもっともっと楽しかったのかもな。
っていうか、単に私が年取っただけかも。。。
来年の夏もまた屋外音楽祭に行きたい!!!どこに行けるかしら?