丹野 義彦さんの「ロンドン こころの臨床ツアー」を読みました | 女医の国際精神保健

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精神保健および公衆衛生を軸に、韓国、ロンドン、ジュネーブ、ニース、フィジー、赤道ギニア、東京、インド。
他にも、旅行、馬術、音楽、写真などについて記載しています。

ロンドン こころの臨床ツアー/丹野 義彦
¥1,680
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内容(「BOOK」データベースより)

病院や大学や博物館などを中心にロンドンの街を紹介する新しいタイプのガイドブック。施設の地図、交通手段(最寄りの地下鉄駅、行き方)、住所、ホームページのアドレス、写真、概要、歴史、見どころ、どんな人がいるか、などの情報をまとめている。
 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

丹野/義彦
1954年生まれ。1978年東京大学文学部心理学科卒業。1985年群馬大学大学院医学系研究科修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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同業者にお借りした一冊です。

上記にあるように、ロンドンの精神保健関係の設備や見所などのガイドブックです。
筆者が、2002年にロンドンにいらした際に記載した内容とのことです。
その興味、愛情、情熱にのって確かな情報がぎゅっとつまっています。
すごい!
「好きこそ物の上手なれ」をプロ級にした内容です。

有名で私も聞いたことあるもしくは訪れたことがある場所から、追求したからこそ知っている場所と情報まで網羅されています。
精神保健関係もそうですが、ロンドンが歴史的にどう発展してきたかもよく分かります。
時代にぶつかったり、招き入れたり。
狙った変化だったり、自然な変化だったり。
当時、手術とはお金を取る見せ物だったようです。(日本もそうなのかな?)

たくさんの紹介施設はいろいろそそられます。
倫敦漱石博物館へぜひ行きたいです。

フロイト博物館は私も好きです。
国会議事堂、一回は行っておきたいなあ。

このガイドから行きたい場所があれば是非一緒に行きましょうと、本を貸してくれた同業者さんと言っていました。
どこへ行きましょう?

本もいくつか紹介されました。
以下に特に興味を惹かれます。
認知行動アプローチと臨床心理学―イギリスに学んだこと/丹野 義彦
¥5,040
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倫敦塔/夏目 漱石
¥価格不明
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取調べ・自白・証言の心理学/ギスリー グッドジョンソン
¥7,140
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妄想はどのようにして立ち上がるか/P. ガレティ
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ロンドンの案内、ロンドンの精神保健の案内でこれ以上愛情感じられる本は他にないと思います。
お貸し頂き、ありがとうございました。