ステラマッカートニー女史の志がかっこういい | 女医の国際精神保健

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いくつか Stella McCartneyさんの服飾を持っています。
すっきりしつつ、ドレッシーで、機能的で素晴らしい。

今回はCNNでたまたまインタビューを見かけました。  こちら

目標もはっきりしていて、目標を得るための手段もはっきりしていて、モラルもしっかりしていて、服飾への愛情も深くて。
本当に格好いい。

12歳の時にデザインしたのが初の作品で、15歳ではデザイナーになるための道をしっかり歩み始めた彼女。
お父さんポールマッカートニーの七光りと言われることへの態度は毅然としたもので、
「私の家族や名字が意味をするものはきちんと理解しています」
「ですから、大きなグループと仕事をしても、自分が何をするかにある程度のコントロールは欲しいです」
「そして、私は自分の技術を身につけるために必要なことは全て積み上げてきて、それは他のデザイナーと何も変わりません。」

服飾を作る際の環境配慮もこまかく行っているようです。
インタビューで
「中国はある意味その逆の評判を持つ土地ですがそこでのブランド展開に不安はありますか?」
「もちろんあります。しかし、それは、道の向こう側からあなたは間違ってると指摘するものではなく、一緒に対話をしながら違った姿勢を示しながら変化を起こしたり前進していくものです」
この姿勢は国際保健や国際協力でも同じだなあと思います。
相手を非難するところから始めるのではなく、相手をその気にさせて、一緒に前進というのはやはり大事と思います。

ドナキャランさんと通じるところを感じますが、どうかな?  こちら

こういうボスには本当について行きたいなあ。
「いつかああなりたい」
って、上司を見て思えるのって大事よね。

こんな感じで志を聞けるインタビューは大好き。
伝記も好き。
日本のインタビューは多くが、ゴシップぽいのは残念。日本のことを好きですか?といったことを再確認するような点もいまいち。

何かを作り出す人はすごいです。