日本でのWHO DGのスピーチat女子医大 | 女医の国際精神保健

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日本にWHOのトップがいらっしゃいました。
一般講演会の会場は、私の母校女子医大 です☆
その時の、スピーチはこちら で読めます。

当日は、750人の会場(我らが弥生記念講堂☆)に立ち見も出る満員だったようで、皆さんの国際保健、WHOへの感心が高く嬉しいです。

ご本人マーガレットチャン先生 のスピーチの上手さもきっとこの上なく輝いたことと思います。

女子医大の女子の社会的立場向上への貢献がスピーチ最初で語られます。
(そうそう!この話題は、新入生の頃にたくさん聞き、その後もさりげなく感じることが多かったものです。
男女の差 について時折考えていた私には、すっきり納得な内容でした。
卒後も、素敵な女医さんが先輩なことは多く、嬉しいです。
90歳で外来現役の先生、70歳でハイヒールの先生、そして何より腹が据わった女医さんが多い☆)

スピーチ内では、国際保健の流れ、目下の話題、究極の目標などが語られます。
どこの部分を取り上げても納得。
特に、
a strong sense of social purpose
“Political, social, and economic differences have no meaning when the health of people is at stake.”
こういう譲れないものは、私の心に共鳴します。

これまで数回 短時間ながらお話を伺う機会がありましたが、組織トップの厳しさと肝の据わったオバちゃんっぽさがバランスよく、居心地良いです。
人間っぽさ、話しを聞く側がその「人」を感じられるスタイルは、聞いてる人に届くのではないかなあと思います。