21世紀型の皆保険制度-日本の保健システムを再考する | 女医の国際精神保健

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国際シンポジウム
「21世紀型の皆保険制度-日本の保健システムを再考する」

日時: 2010年9月1日(水)9時~18時15分
場所: グランドプリンスホテル赤坂 五色1階「新緑」
東京都千代田区紀尾井町1-2
主催: (財)日本国際交流センター、ランセット
使用言語: 日英(同時通訳)
参加: 無料(要事前申込・定員300名、先着順)

http://www.jcie.or.jp/japan/csc/ghhs/lancet/2010symposium.html


(財)日本国際交流センターは、世界的医学雑誌『ランセット』との共催により、
国際シンポジウム「21世紀型の新たな皆保険制度-日本の保健システムを再考する」を
開催いたします。
2011年、日本は皆保険制度導入から50周年を迎えます。
今後、本格的な少子高齢化を迎える日本にとって、
今まさに社会保障のあり方をめぐる抜本的な論議が求められています。
2030年には、アフリカと一部の南アジア諸国を除く地域で高齢化が予想される中
高齢化社会先進国-日本がこの難題にいかに向き合い、
皆保険制度を再構築するかは、世界からも関心が寄せられています。
さらに、「皆保険」は、途上国の保健システム強化を目指す流れの中でも
注目されており、世界保健機関(WHO)の2011年度『世界保健報告
(World Health Report)』で主要テーマとして取り上げられる予定です。

本シンポジウムでは、こうした潮流の中、2011年9月刊行予定の
『ランセット』日本特集号「我が国の21世紀における保健医療の検討:
新たな皆保険制度に向けて」で検討を進めている日本の保健医療制度に
関する科学的分析を踏まえ、保健医療制度の世界的な有識者の参加を得て、
政治的過渡期にある日本の医療政策決定過程のあり方、
財政赤字と高齢化における給付と負担の問題、医療・介護・ケアの
質とアクセスを保証するための地域の役割に焦点を当て、
日本の保健医療制度の今後の方向性について議論いたします。

基調講演では、米国の医療政策に多大なる影響力を持つ
ハーベイ・ファインバーグ医学研究所(IOM)理事長にご登壇いただき、
オバマ政権による医療制度改革に関する分析も含め、
医療制度改革とはどうあるべきか論じていただきます。
さらには、日本の皆保険制度の強みを踏まえて、
国際的な皆保険や高齢化をめぐる議論にいかに寄与しうるか、
保健外交を推進する国内体制のあり方、保健外交を通じて
日本のソフト・パワーを強化する可能性についても考えます。

本シンポジウムが、国内外の社会保障のあり方、
皆保険制度や高齢化をめぐる論議に一視座を提供できることを
期待しております。多数のご参加をお待ちしております。


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これは豪華!
行きたいぞ。
Lancetの編集長のあの勢いが同時通訳でどんな風に表現されるのかしらん?