ボーンチャイナのおはなし | アンティークのある暮らしーDrawer

アンティークのある暮らしーDrawer

コッツウォルズのはずれの小さな村にあるアンティーク店より、英国の歴史あるアンティークと、小さな村の生活のおはなしをお届けします。





drawer-アンティークの引き出し2


今日のタイトルのイメージで・・・・・

優雅な感じで・・・・写真を撮ってみました。


こちらは、スポード社のカップ&ソーサーとケーキ皿のトリオ。

とても古いもので、1911年ころに作られました。


実は、このスポード社は、今のティータイムにとても貢献した会社です。

それは、スポード社の創設者が、

英国での"ボーンチャイナ”を開発し、広めた人の一人だから!


”ボーンチャイナ”というのは、誰もが聞く言葉ですが、

牛の骨の粉おうし座を、土に混ぜて作った磁器のことを差します。

17世紀ころ、中国から輸入されていた磁器は、とても薄いのに、強い、質の高いものでした。

中国の土とは違う、英国の土で、同じような物をどうやったらできるのだろう・・・・

と考えられて作られたのが、”ボーンチャイナ”です。


骨の粉を入れることによって、とても白くて、強い磁器が出来上がります。

1748年には、すでに、牛の骨の粉を入れて磁器を焼くことは発明されていましたが、

その後も、色々な配分を試したり、試行錯誤されながら、

現在の美しいボーンチャイナが生まれたのです。


・・・ボーンチャイナって、なんのこと???

ボーン=生まれる・チャイナ=中国・・・・中国が生まれる???

私は、昔、意味が分っていませんでした。

ボーン=骨、チャイナ=磁器のことなのだけれど、

チャイナ(磁器)という言葉は、中国からやってきた美しい磁器を見て

イギリス人が、それにあてた言葉なのだと思います。(私の勝手な解釈です。あしからず・・・

だから、中国から生まれる・・・というのも、間違いではなさそうな意味ですよね。)



drawer-アンティークの引き出し2

こちらは、その美しいスポードのお皿でいただいた、私のおやつ!!キラキラ

ブラウン・イングリッシュマフィンに、手作りマーマレードをつけて、

いただきま~す!!


・・・手作り・・・と言いましたが、私のではないです・・・

お店のお向かいに住んでいる、ジョンさんの手作り!!

これは、このあたりの手作りマーマレードコンテスト!!(そんなのあるの!???ですよね!)

で一等賞をとった、お墨付き!村御用達???のものを、

出来たて一番に頂いたものです!


drawer-アンティークの引き出し2



明日は、このマーマレードのおはなしをしましょう!!

美しいスポードの磁器に、目がキラキラしてしまった方!!
ランキングに参加しております!
 

合言葉は、ポチわんわん ポチわんわん!!

にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 雑貨ブログ アンティーク・レトロ雑貨へ
にほんブログ村



・・・・やっぱり、年!? 徹夜はだめだ・・・・


かなりこたえました~。(時差ぼけみたい・・・・・時計



こちらのスポードのカップ&ソーサー、ウェブショップでお買い求めいただけます。


ぜひ覗いてみてくださいね!!


Drawer-コッツウォルズのアンティーク屋さん


drawer-アンティークの引き出し2



また明日。