古いおうち | アンティークのある暮らしーDrawer

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コッツウォルズのはずれの小さな村にあるアンティーク店より、英国の歴史あるアンティークと、小さな村の生活のおはなしをお届けします。

突然ですが、うちは、昔、鍛冶屋でした。


私が、鍛冶屋だったという意味ではなく、



今住んでいる、この家が、ずっと昔、鍛冶屋だったということ。


だから、家の名前を、”FORGE”(フォージ)=鍛冶屋 といいます。



300年くらい前に建てられたこの家は、


お馬さんの足につける、蹄鉄(お馬さんの靴)を作ったり、


鉄で出来ているものは、何でも作っていたそうです。


鉄でものを作る人のことを、”ブラックスミス”と呼びます。


,,,,(パートナーと私の会話)


私 「どうしてブラックスミスって言うの?」


M(パートナー) 「それは、鉄が黒いからでしょ。」


私(不満げ) 「じゃあ、スミスは??」


M 「それは、スミスっていう苗字の家系が、昔、金属を扱った仕事をしていたからでしょ。」


、、、というすごく、当たり前の答えが返ってきました。


Mは、とってもいいかげんに答えているようですが、結構こういうことに関しては、


エキスパートなので、信じることにしましょう。



ちなみに、英国第二の都市、バーミンガムの近郊にあるエリアは、


18世紀後半の産業革命の時に、鉄が作られた地域で、


そのエリアのことを、”ブラックカントリー”と呼びます。



drawer-アンティークの引き出し2-forge
 

今住んでいる私のおうちです!



コッツウォルズストーンで出来たこの家は、


壁も石、床も石。


すてきーー!という声が聞こえてきそうですが、


はっきり言って、とーっても、住みにくいです!


石の壁は、クモの格好の住みかとなります。


お掃除道具で、欠かせないのは、長い棒!!


壁に棒を這わせて、まるで、綿あめ作りのように、


クモの巣のあめが出来ていくのですよー!


そして、古い、古い家なので、


うちには、ヒーティングシステムというものは、ありません!



原始的な生活、送っています、、、。



これから、暖炉の薪を集めに行ってきます、、、、。
     




ほんとは、お友達とお散歩に行ってきまーす!!



明日は、この家の暖炉のお話しでもしましょうか。



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ではまた明日。