ポーランドのクリスマスは、家族の行事。
気合いを入れて、2、3日前から準備をします。
今年はポーランド人の友人のお宅に招いて頂きました。
場所はクラクフから車で3時間ほど離れた山の中の小さな町。

窓から山が見えます。
17時。
食事が始まる前に、まずみんなでお祈り。
その次に、オプワテックという薄いウェハースみたいなのを
手にとって、家族みんなでお互いの幸せを願いあい、祈り合い
それぞれ相手のアプワテックをちぎって食べます。

相手の幸せを願うことを、こうやって言葉にして言い合うというのは、
とても素敵な習慣。
クリスマス、ポーランド人は、びっくりするほど食べ続けます。
伝統的には12使徒を表す12皿の料理を食べるのですが、
今は大体どこの家庭も6皿くらいを用意するそうです。
ポーランドでは24日は肉を一切食べません。
メイン料理は鯉です。
でも鯉料理、嫌いな人がとっても多いんです。
理由は、まずいから。
数日前に生きたまま買って来た鯉を、お風呂の中に泳がせておき、
直前にさばいて、揚げるそうです。
この日友人は、家族親戚の分で、5キロの鯉をさばいたそう・・・。
それなのに、鯉が登場すると、ほとんどの人が、
食べたがらない。
確かに。
臭みがあるし、
鯉料理を好んでいないためか、調理の仕方も雑な感じ。。。。
食べないのに、なぜこんなにも作るのでしょう。
最後は、ひいおばあちゃんの代よりも前から、ずっと家族に伝わるという
レシピで、6時間もかけて作ったシュトゥルーデル。
なぜオーストリアのものが家族に伝わっているのか知らないけれど、
と私の友人は言っていたけれど、
ポーランドがオーストリア支配にあった時代からなのかもしれない。

そんな風に、先祖から伝わる家族の味って、私にもあるのかな、と
ふと考えたけれど、特に思いつきません。
せめて私も、母から教わった料理を大事にしていきたいなと思います。
彼女の家には、曾祖父の写真も飾られていたりして、
家族の歴史の重みを感じます。
クリスマスが、本当に家族の行事なんだなと改めて思いました。