こんにちは。
【本気モードクラス】の意義について考えている並木です。
演技クラス、養成所は日本のいたるところにあります。
そして、そこに通う人たちの目的はさまざま。
「単に有名になりたいだけの人」
「手の届く範囲で楽しくやっていたい人」
「自分を認めて欲しいだけの人」
「本当に演じる事が大好きで、どこまでもその道を求めていきたい人」
「自分を全て役に捧げて、役の人生を本当に生きたいと思う人」
いろいろいます。
その中で、【本気モードクラス】の立ち位置は
「本当に演じる事が大好きで、どこまでもその道を求めていきたい人」
「自分を全て役に捧げて、役の人生を本当に生きたいと思う人」
の為のクラスにしたいわけです。
正直、他人と同じ事、他人がやれることがやれたって面白くないわけです。
人ができないことができるようにする、本物の為のクラスにしていきたいと思っています。
他人と同じように、セリフを覚えて、それっぽくしゃべって、勢いとテンポとアイディアだけで行う芝居は、確かにアリだとはおもいます。
でも実は、そんなことは誰だってできるのです。
そして、そこにしっかりとしたリアリティが無ければ、お客さんには飽きられてしまいます。
飽きられてしまった俳優の存在価値は何なのでしょうか?
せっかく熱を持って演技をやっても空虚ですよね。
だったら、本物になりたいですよね。
本当に役が存在して、観客の心をグッと鷲づかみにするような俳優になりたいですよね。
自分の目標をよく「山」に例えられます。
あなたは、どれくらいの山に登りたいですか?
学校の校庭にあるような築山?
それとも高尾山くらいの山?
それとも富士山?
エベレスト?
山に登る時、高い山になればなるほど、大変な事、準備しないといけないこと、知識は大事になります。
一方、築山くらいなら、半そで短パン、ビーチサンダルで簡単に登れます。
難しい事、大変な事をとるか、
簡単な事、誰でもできることをとるか。
それは自分次第。
でも、頂上に立った時、
見える景色はどう違うでしょう?
達成感はどう違うでしょう?
そして、その山を越えた時の自分の成長度合いはどうでしょう?
演技の訓練において、「自分と本当に向き合い、受け入れていく」ことは一つの難所になっています。
この山の辛さに耐えて必死に越えるか、
そこから逃げて安易な道に戻るか。
それはその人次第。
今の自分を知り、本当に向き合い、それを全て受け止めるということは、とても大変なことです。
鯉の滝登りみたいなものです。
でも、そこを越えたら新しい自分に出会う事ができます。
俳優修業は人間理解です。
その理念の元に、春からも【本気モードクラス】を開催していきます。
