今、ある映画女優さんから頼まれて舞台の演出をすることになって、
今、並木バージョンの台本を作っているところです。
台本を書いていて思うことは、単にセリフをそれっぽく表現する芝居はして欲しくない。
ということですね。
役がかかえる本当の思い、心の叫びを伝える演技をしてほしいと思います。
そして、本当に役が実在して欲しい。
役の人生を経験ベースで観客に伝えたい。
単なる説明ではなく。
台本を書いていてすごく思いますね。
台本を書く時は、いろいろなことをリサーチして、過去の事とか経験とか、
欲求とかそういうものを全部用意しておかないと書けないんですよ。
だから、そういうことも含めて、ちゃんとそれに応えられる俳優の楽器と、
意識の高さを持っている俳優を使いたいなと思います。
僕でさえ、そう思うんだから、他の監督さんや演出家、劇作家という人たちはもっともっとそれを思うでしょうね。
単にイメージとか感覚だけで表現して欲しくないと思います。
役の思い、
本当の欲求、
心の叫び。
これがにじみ出てくるような俳優がたくさん出てきてくれたら、
日本の演劇界、映像業界は面白くなるんだろうなと思います。


