前回は【役と自分の分析レポートを書く】ということについてお話しましたね？
どうですか？書いてみました？
書いていくと、いろいろな発見がありませんでしたか？
はい、では今回はそのさらに続きをお話しましょうね。
あなたに質問です。
あなたが台本を読んで分析する時、どの部分を重点的に分析しますか？
多くの人は、台本に書かれている内容、出来事を重点的に分析します。
その中の内容をいかに観客に伝えるかに頭を悩ませたりしませんか？
もちろん、それも大切なことです。
ただ、さらにもっと役をイキイキと演じたいなら、台本に書かれていない部分、役の過去・現在・未来を分析することです。
おぉ～っと、なんかいきなり難しくなってきたぞぉ（汗）
つまり、役の人生にとっては台本に書かれている部分は、人生のほんの一部に過ぎないのです。
切り取りです。
台本でのストーリーが始まる前にはその役の人生はあるし、その台本のストーリーが終わってからでも役の人生は続きます。
もし、あなたが本当に役を生きたいのなら
『台本に書かれていない役の人生を分析する』ことです。
そのストーリーが始まる前、役はどんな経験をし、どんな事を考え、どんなことで悩んでいたか。
これを、一人の人間として分析していくのです。
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