★演技者のいろいろなステージ | 演技力Up

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俳優女優声優向

演技をしよう!演劇をやろう!

という人にはそれぞれステージがあると思います。


心のステージみたいなものですかね。


それぞれ個人によっていろいろあると思いますが

結構人に聞いてみると同じようなステージを経験しているようなので、

ちょっとまとめてみました。




ステージ1

初心者。


演劇を始めたばかり。いろいろなものが新鮮でとても楽しい時期。

表現する事が楽しい時期。


演技を通して自分自身を発散する事に快感を得る。

舞台に出て照明を浴びて演技をすることに喜びを見つける。

出演者達とワイワイやるのがただ楽しい。



ステージ2

初級者


徐々に経験を積んできてそれなりの力をつける。

ある程度役を形として表現できるようになる。


ただ、人によってはここで変なクセや表現がついてしまっている。

ただ本番で何かをやることが楽しいので、精力的に活動する。


この頃から「演技の空回り」「ぎこちなさ」に気付いていく。

それを隠す為に、勢いで演じたり、アイディア芝居、思わせぶりな台詞回しでごまかすテクニックを身に付ける。




ステージ3

中級者


徐々に演技の探求を深めたくなる。

いろいろな演技書を読んだりすこしでも自分の演技をよくしようと努力する。


ただ、この頃から徐々に演技についての悩みが大きくなる。

形を表現するだけの演技スタイルに限界を感じ始める。


「演劇ってただセリフを覚えて、それなりに動ければ誰でもできるじゃん。

自分にしかできない演技ってなんだ?」


と考え始める。


だんだん演技の楽しさがわからなくなってくる。

ドツボにハマッてくる。


ここでさらに演技を追及する人、そこで演技に飽きてしまう人に分かれる。





ステージ4

中上級者


自分を表現するのではなく、役として本当に生きるための演技を模索する。


演技は、形を表現するのではなく、「心を動かす技術」だという事に気付く。

また、俳優はその為の訓練をしなくては成長していかないことに気付く。


どのようにすれば心を動かして、本当に役として生きられるのかがわかってくる。


その具体的な方法を知り、ひたすらその訓練をする。

「リアリティ」「真実の感覚」がわかってくる。


ここで、「役として生きる」経験をしていくことで、ふたたび演じる事の喜びが復活する。

しかもその喜びは、単なる表現としてやっていた演技の数百倍大きい事に気付く。





ステージ5

上級者


役として生きる方法、役へのアプローチが自分なりに確立されていく。

演技に安定感が出てくる。


敏感な俳優としての楽器を手に入れている。

思ったこと、感じたこと、考えている事が、自然と目や表情や声に表れてくる。


役がそこに実際にいて生活していると信じられる演技ができるスタート地点に立つ。


ここからさらに真実の感覚、リアリティを高めていく事で、その演技を芸術の域まで高めていく事ができる。


ここからさらに新たなスタート地点に立つ。

これをさらに磨いていく事で一流に近づいていく。





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個人によっては、多少違う所もあると思うんですけど、


長年いろいろな人を見てきて


こんな感じで演技力の向上はされていっていますね。



ただ、一番多いのがステージ3ですね。


ここで、どうして良いのかわからなくなってしまっている人、

いつも演出家から同じ事で怒られて、でもそれを解決する方法が見つからずに苦しんでいる人

表現の演技に限界を感じてしまって喜びが薄れていってしまっている人


とても多いと思います。


僕も実際ここのステージで長年悩んでました。



でも、本当にその解決策を教えてくれる人は誰一人としていませんでした。

みんな精神論や抽象的な教え方ばかりでした。



ただ僕は運の良いことに、ハリウッドの名優達を多く輩出したニューヨークアクターズスタジオの正会員の先生にご縁をいただき、ステージ4より先へ行く方法をたくさん教えてもらいました。



そこで、本当の演技の喜び、役として生きる方法というものを教えてもらいました。

そしてそのスタートラインに立つ事ができました。




僕は、この方法をもっと広く世の中に知ってもらいたいと思っています。



そのために、難波先生と協力してステージ4から先の具体的な考え方や具体的な練習法をまとめた


演技力向上プログラム『滑空』


というものをリリースしました。



これを見て実際に練習している方の直接の感想をたくさんいただいているのですが、

本当に自信を持って薦めて良いものだと最近さらに強く確信しました。



この練習法を使うことで、

思ったこと、感じたこと、考えている事など、心が動いているものが目や表情や声、しぐさに自然に表れてくるようになります。


ムリに「目で演技するんだ!」と思って不自然な目の動きを一生懸命やらなくても済むし、

信頼感のある演技ができるようになってくるのです。



本当に良い演技をしたい方は是非見てもらいたいなと思います。


正直、これだけの内容を本格的な演技クラスとかで習うとなると3年分くらいの内容です。




みんなに良い演技をしてもらいたいですね。


みんなでステージ4へ行きましょう!







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並木健太郎プロデュース

★自宅でできる本場の演技レッスンプログラム



ー難波式ー演技力向上プログラム【滑空】


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