さて、今回は演技云々の前に
「幸せそうな役者」になりましょうというお話です。
「のっけからなんだい!?演技じゃないのかい!」
ってな声が聞こえてきそうですね。
でも、よく考えてみてください。
あなたがお芝居を見に行くとして、
どんな役者さんを見たいですか?
演技の上手い人、面白い人、かっこいい人、かわいい人それぞれあると思います。
でも、その根本的なところをもっと探ってみると、
「幸せそうな人」を見に行きたいということではありませんか?
世の中、不景気だなんだ、リストラだなんだ、就職難だなんだって大変ですよね?
不幸そうな人は町中いくらでも見つけられます。
不幸そうな人を見たいなら劇場に足を運ばなくても良いわけです。
劇場に足を運ぶ人は、幸せそうな役者を見たいんです。
そしてパワーをもらいたいんです。
さらに言うなら演出家やプロデューサーは、
不幸そうな役者よりも、
幸福そうな役者を使いたがります。
そりゃそうですよね? 見る人はそういう人を見たいわけですから。
ということは、役者として成功したいと思ったら、
まず「幸せそうな人」になることです。
そうすると良い役も人も寄ってきます。