武士たちのお給料事情〜 | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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9月も半ばになりましたが、

 

まだまだ汗ばむ日が続きますね〜。

 

この湿気が引いてくればば、誰もが大好きな、過ごしやすいを感じることができるんですけどね〜ニコニコ





子供の頃などは、

暑さは感じていても、

屋外で過ごすことが不快であった記憶なんてほとんど無いですよね〜

気候が昔とは変わったのか、

町の構造が変わったのか、

昔の体が我慢強かったのか、

 

今では当時が不思議なくらいです爆  笑




さて、

昨日のことですが、

 

自宅の本棚で懐かしい雑誌を見つけました。

『歴史人 7』
【保存版特集】
大江戸 武士の暮らし図鑑





こういった日本史ファンのための雑誌は、

 

常に新しい研究発表が掲載されていて、

面白い知識が得られるのが嬉しいんですよね。

そして、イラストが多いこともありがたいんですよねぇ〜キラキラ

 

これは、飽きずに楽しめますからね。

この号では、

 

CGイラストによる武士の生活環境などがリアル再現されています。

絵で見るというより映像で観た感覚に近く、

 

これは良いアイデアですね。



そして、

 

文章や記事の監修を人気の先生が担当しているのもいいですね。

私も何冊か著書を読みました山本博文先生が巻頭の記事を担当されていますOK

 

(山本先生は、残念ながら昨年亡くなられてしまいましたね・・・えーん

この方、

 

文章の語り口がとても上手い先生で、

記事を読んでいても、難解な時代考証の話とは思わせないセンスが、私のお気に入りなのですよね。

NHKでも温厚な人柄が人気の方でしたね。




さて、

 

この『歴史人 7』では、

「武士の懐事情」と題して、

現代人にも分かりやすく、お給料について説明していました!

現代の貨幣価値に変換して紹介されているので、

とてもわかり易く楽しめましたねぇ〜キラキラ




ちょっと内容を触れてみましょうか。

例えば、

大岡忠相(おおおか ただすけ)
江戸中期の幕臣ですね。のちに出世して一万石の大名になります。
我々には、名奉行大岡越前として有名ですね。

大岡さんは、

推定年収、1億6800万円となっています。

家来が約40人いたそうですが、彼らの収入を差し引いても、

なかなかの暮らしぶりだったのではないでしょうか。

でも、現代人とは比べ物にならないほど、

この身分の方の出費は多かったのでしょうね。



◇次は、
長谷川平蔵(はせがわ へいぞう)
火付盗賊改方の長、火付け改盗賊役を務めた方です。
池波正太郎さん『鬼平犯科帳』の主人公ですね。

この人に推定年収は、

約1億128万円となっています。

知行1500石に加え、火盗改の職についた際、

手当60人扶持が加えられました。

その分、年収がアップしたそうです。

武士の世界は、このお給料システムが非常にややこしいですねタラー

とにかく、家来が9人いても、いい暮らしがあったのではないでしょうか。

ただし、

現代の我々の想像を絶する忙しさでしょうが・・・。




◇最後は、
下級武士

こちらは推定年収、約76万8000円也。

最下層の武士ですね。

3両一人扶持というやつです。

安い・・・ガーン

その気持、私には良く分かりますよ〜おねがい

でも、武家長屋などに住んでいたでしょうから、

家賃はありませんし、家の維持費などの心配も無い。

養う家族がいなければ、のほほんと貧乏を楽しんでいたかもしれませんね。

武士の内職なども有名ですね。




こんな風に、

この雑誌では、

他にも推定年収を挙げながら、

武士の生活を細かく紹介しています。

現代との比較がある分かりやすさは、この手の雑誌の特徴でもありますね。

 

面白がりながら勉強することができますね。




問題は、

この雑誌の保存方法ですね〜。

本ではありませんから、この中途半端な大きさが場所を取って仕方がない・・・。

しかも、この薄さから、書棚に並べても他のものとの見分けがつきにくいんですよね〜アセアセ

 

あっという間に、忘れられた存在になってしまうのです。


昨夜は、

 

リビングに掘り出したまま眠ってしまって、


すでに表紙の角は、飼い猫に囓られてしまいましたガーン

【保存版特集】

今は、このタイトルに、とっても申し訳ない気持ちですよ〜アセアセ

 

 

 

 

あまり雑誌は、好まない方ですが、

 

面白いものがあったら、その項を切り抜いてまとめておいても良さそうですね。

 

自分だけの時代考証スクラップというのも使いやすいでしょうね。

 

いくつかある雑誌を見返して見たいと思います〜。

 

 

 

 

 

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オーディオキネマ代表 

山中勇人(脚本・演出)

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