今読んでいるシナリオ | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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私は、日々の習慣として、

 

過去の名作シナリオを読むことにしています〜ニコニコ

 

素晴らしい演技ドラマティックな演出というものが、

 

シナリオの段階でどのように計画されているのかを知ることが、一種の楽しみになっているんですね。

 

 

 

そして、

 

今朝より、私が読んでいるのが、

 

『黒い潮』(日活)1945年

監督・主演:山村聰

 

こちらの映画は、

 

1949年に実際に起こった下山事件を題材にした映画になります。

 

こちらの映画、

 

脚本を私の大好きな菊島隆三さんが担当しています。

 

そして、

 

菊島さんと下山事件といえば、

 

先月に弊社WSでも教材としました映画『忙殺下山事件』あるんですよね〜OK

 

 

『日本の熱い日々 忙殺・下山事件』(松竹)1981年

熊井啓監督 仲代達矢主演

 

一人の脚本家が、

 

同じ題材について違った角度からアプローチを行い、

 

全く別物のような作品を仕上げるなんて、とても面白いことですよね照れ

 

『忙殺・下山事件』が熊井監督らしい男っぽい社会派作品なのに対し、

 

『黒い潮』の方は、『蟹工船』も監督されている俳優山村聰さんらしい、

 

人間のヒダに隠された〈壮絶な過去〉や〈真実への執念〉というもを抉り出す人間ドラマ作品になっています。

 

 

 

 

どちらも、

 

菊島さんのシナリオらしい骨太な読み応えであることが嬉しいですね〜。

 

無骨さを全面に出しても面白いし、

 

繊細さを丁寧に描いても面白い。

 

これが、職人脚本家ってものですね〜〜照れ

 

(やっぱり、大好きだなぁ〜〜)

 

 

 

 

このシナリオ、

 

名作シナリオを扱うWSの参加者にも、データを送っておこうと思います。

 

皆さんも、きっと楽しく読まれるでしょうからね。

 

前回、『忙殺・下山事件』を一ヶ月間かけてじっくりと読み込んでいますからね。

 

この作風の変化に驚かれることと思います。

 

そこから、たくさんのことを学んでいただけから嬉しいですね。

 

また、その辺りの感想も皆で共有したいと思います!

 

 

 

 

さあ、

 

今朝から読んでいるシナリオ『黒い潮』の方は、

 

クライマックス部分を残してまだ読解中であります。

 

今は、休憩中にこのブログを書いていますので、

 

そろそろ、シナリオ読解に戻りたいと思いますウインク

 

 

 

一体、どのようなラスト迎えるのか・・・ワクワクするなぁ〜〜キラキラ

 

 

 

 

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オーディオキネマ代表 

山中勇人(脚本・演出)

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