オーディションでの喜び・・・ | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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私は、

 

オーディションについては、

 

それほど経験があるわけではありません。

 

ですから、

 

弊社の審査方法は、ちょっと独特な雰囲気があるかもしれませんねぇ〜ウインク

 

セリフの分析について、質問を投げかけることも多いですし、

 

シーンの中の流れ(構成)を説明して、エンターテイメント要素の理解を促すこともあります。

 

これらは、

 

時にはパワフルな〈演出〉になりかねない危険性もありますが、

 

オーディションという場では、

 

多少強引に探りを入れなければ知り得ないこともあるのです。

 

それが、

 

各声優さんの理解力調和力なのですニコニコ

 

 

 

ドラマづくりの現場では、

 

制作側は、狙った表現を獲得するために、

 

出演者へあれこれと言葉でアプローチをかけます。

 

我々を繋ぐものは、常に言葉なのです。

 

(これしかないのです!)

 

ですから、

 

シナリオにある一文字や、

 

言葉にもならない「・・・」にまでも、

 

繊細で敏感な理解を見せてくれる方を探す必要があるのです。

 

限られた時間制限の中でそれを知るには、

 

そんな強引な手段も取らねばならないんですよねぇ・・・。

 

 

 

 

本日の参加者の中には、

 

そんな審査方法に面白さを見出す方もいらっしゃったようですが、

 

中には、ギョッとされた方のいたでしょうね〜〜。

 

しかし、

 

長いオーディション原稿を読んでいただいたりもしますので、

 

その上で行う演技表現では、

 

質の高い表現を求めても良いと思っているんです照れ

 

こちらから、

 

二度三度と演出を入れさせていただき、演技を繰り返していただくのも、そんな狙いのためとご了承くださいませ〜。

 

 

 

私としては、

 

この段階で十分に声優さんの基礎力を見せていただけるので、

 

後のドラマ制作の現場では、

 

安心して、プロの声優さんと共演していただけると思っております。

 

オーディションを通過した方にも、

 

時には、大ベテラン声優さんと五分に渡り合っていただきますし、

 

そこでは、見事な調和を生み出していただきたいですからね〜グッ

 

言葉で書くと無理難題のように感じますが、

 

これこそが、お客さんの喜ぶ演技だと思っております。

 

 

 

 

そして、最後に・・・

 

本日実施したオーディションにて、

 

あるお二人の演技で、繰り返しの演出の末に、

 

とてもドラマになった演技が生まれましたね照れ

 

それを聴いた瞬間、

 

二人のキャラクターの間に、詩情が沸き立ったのを感じました。

 

「おお、ドラマになってるぞぉ〜〜」と心で叫びながら舞い上がってしまいましたキラキラ

 

これは、私にとって最も喜ばしい瞬間です!!

 

キャラクターが生きた証のようなものですね。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

つまりは、

 

強引な手段も、

 

悪くないということです〜爆  笑

 

 

 

 

 

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オーディオキネマ代表 

山中勇人(脚本・演出)

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