ワンピースと時代劇 | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

オーディオキネマ 公式ブログ

 スタジオジブリの鈴木プロデューサーのラジオ番組、


『ジブリ汗まみれ』

をYouTube で聴くことが日々の日課になっているこの頃ですが、

先日、

あの『ワンピース』作者、尾田栄一郎さんのゲスト回を聴きましたニコニコ

これが面白かったんですよねぇグッ





私は、ワンピースを読んだこともなく、

噂程度の知識しか持っていません。

しかし、

あの作品の雰囲気などは、

なんとなく知っているつもりです。

そのくらい有名ですものねウインク


だたし、


僅かな知識しか無くとも、

鈴木さんと尾田さんの会話は、楽しくて仕方ないものでした〜〜!




なぜなら、

二人の会話に出てくるのは、

映画『次郎長三国志』について、


映画『座頭市』について、


勝新太郎さんや森繁久彌さん、


落語や講談の名人たち、


渡世人や任侠などなど、

私の大好物な話題ばかりでした照れ





これは私も感じていたのですが、

やはりあのワンピースという漫画、

出だしの仲間探しは、

映画『七人の侍』が元になっているそう

(フフフ・・・)

そこに、

かつて一世を風靡した渡世人もの時代劇のエッセンスが、

ふんだんに注入されていたんですね。

大人まで夢中になる作品なわけですねぇOK


尾田さんの感性の元になっているのは、

これらの作品や文化が元になっていたんですね!





ラジオを聴いていて強く思うのは、

この人気アニメに関わりたい声優さんがいるならば、

何よりもまず、

尾田さんが幼少期から熱中した時代劇落語に触れないことには、

キャスティングオーディションにさえ呼ばれないないのではいか?
という疑問、


このことです。






新人声優さんが期待する通り、


ベテラン声優さんばかりの出演者が話題のアニメ番組ですから、

この作品に出演を果すことは、

業界への信用度を得るには申し分ないチャンスですよねウインク

しかし、

ここが、

声優という仕事の奥深さです。

世界中で人気の大ヒットアニメが、


実は、

50年代、60年代の名作邦画の流れの先端に位置しているのですからねニヤリ

ここを抑えずして、

この作品の核心を知ったとは言えないのです!!

ワンピースの制作に参加を許されるには、

この歴史を十分に理解し、リサーチを試みた者のみと言えるのではないでしょうか。

生半可な気持ちでは、

エンドクレジットの末席に加わることなど不可能ですよね〜。


この厳しさこそが、

声優業界の本質ですよね
爆笑





ユニークな作品ですよね、ワンピース。

原作者の尾田栄一郎に認められなければ、

一員には加えてもらえそうもないでしょうからね。

近々、

1巻から読んでみたいですね。


尾田さんの邦画や落語への熱い想いに触れてしまったので、

この漫画への興味が、

俄然湧いてきましたよキラキラ



 

 

 

【4月開催  3ヶ月間 声優ワークショップ】

『シナリオの読み込みをプロレベルにする!』

(全12回)

 

 シナリオ一冊と、そのドラマCDが教材。大御所声優たちのシナリオ分析の全貌について徹底解説します。

 シナリオを〈プロの声優として読む〉スキルが、プロで通用する演技表現を実現します。

 

月曜昼・夜クラス、水曜クラス、日曜クラスの4クラスを実施。

 

レッスン内容や目的は下矢印

http://dramacd.moo.jp/prolevel.pdf

 

 

 

 

【オーディオキネマ制作のドラマCD】

『研ぎ師伊之助深川噺』(上下巻)

ネットショップBASE購入下矢印

audiokinema.official.ec

 


 

 

 

 

オーディオキネマ代表 

山中勇人(脚本・演出)

◆◆◆twitter◆◆◆

 @audiokinema

◆◆◆facebook◆◆◆

 @dramacd