1週間ほど前に、
絵本『おしいれのぼうけん』
作:古田足日、田端精一
という一冊と出会いました。
ページを開けた途端に、
なんとも言えない感動が、身体中を駆け巡りました。
「ああ、こういう表現を、
私が生まれる前にやっている人がいたんだぁ〜〜」
という喜びです〜
文章の一つ一つが、
とても生き生きとしていて、
滑らかで、ドラマティックで、
絵本とは思えない広がりを感じる作品だったのです。
それからは、
この作品を生み出した、
古田足日(ふるたたるひ)という人物が気になって、
どうしようもなくなってしまったのです〜〜
ということで、
地元の図書館で、
彼の作品を調べてみると・・・・
出てきましたよ〜
もっともっと、面白そうなものが〜〜〜
まずは、
こちらの書籍。
少年忍者を題材にした児童小説なのです
表紙絵も目次も挿絵も、
ビックリするほど素晴らしいのですが、
物語の方も、それを語る文章が最高なのです
嬉しいですねぇ〜。
こんなユニークな作品に出会えることが。
さらに、
もう一冊。
「はじめてであう日本の古典」というシリーズにて、
古田さんは、
『雨月物語』を児童書にしているんです。
興味深いですよねぇ〜。
どのように子供へ向けて表現しているのか。
まだ目を通していませんが、
パラパラとめくってみても、
ちょっとゾクゾクしてしまいます〜
今回、
この古田足日さんの書籍と出会ったことで、
私自身、新しい表現に挑戦してみたい場所があるなぁ〜と感じました。
これは、
『研ぎ師伊之助深川噺』を執筆する数年前に、
池波正太郎さんの小説『剣客商売』に出会った時と、
同じ感動があったんですよね。
いつかは、
この感動を、
ちゃんと形にしたいと思いましたね
古田さんの一流の表現が、
私の体を通過したことで、
私にとって新しい表現が誕生するような気がするのです
こういう経験は、
「運命である」
と言い切って、その気になって、うぬぼれて、
エネルギーにしてしまうのが良いでうよね。
陰湿に古田さんの文章を堪能して、研究して、学んで、
何か、面白い作品にしたいと思います
まずは、
子供のような気分になって、
純粋に作品と向き合わなくてはいけませんね。
実のところ、
これが、
とっても大変なんですけどねぇ〜〜
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