新人声優さんへ伝えたこと | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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先日、

ドラマCD作品の企画・制作について、

2時間ほど話をして欲しいという依頼を受けまして、

講演のようなことをしてきました~ウインク
 

新人声優さんたちがお相手なので、

 

私の作品に協力いただいた出演者たちとの制作作業について、

 

アレコレと話をさせて頂きました〜。



新人声優さんたちにとっては、

 

有名声優さんの仕事ぶりこそが興味の中心だと思うので、

 

余計な脱線はすべきではないと承知していたのですが・・・アセアセ


でも、

一点だけ、

私のって欲しいこと」も若い皆さんに聞いてもらいました。

 

(こんなこと、聞きたくなかったでしょうが〜〜口笛

それは、

「今、あなたに味方はいるか。

あなたは、これから味方を作れるか」


ということについてですグッ
 

 

 

私が、

初めて構想したドラマCD企画を成立させようとした時、

それはそれは多くの困難が伴いましたチュー

 

何せ、全てが初めての経験でしたからね〜アセアセ

そんな苦難の連続の中でも、

 

最大の問題は、

やっぱり、

資金なんですよね〜!




ドラマ作品を作るには、

一人ではどうにもなりません。

必ず技術スタッフが必要となります。

キャストも必要ですよね。

そして、

 

優秀な人材には、当然お金がかかります〜。

能力はお金で買う世界ですからねニコニコ

つまりは、

資金力が作品の質を左右する・・・と言っても過言ではないんですよね〜OK

(新人制作者にとっては、厳しい現実ですね~)

 

 

 

資金難とは恐ろしいもので、

これに直面すると、

全ての制作進行がストップしてしまいます。

そして、企画自体が暗礁に乗り上げてしまい、

そのまま硬直すれば制作は中止となってしまうのです・・・ガーン

こんな時は、

「私に味方はいないのかッ・・・!

と叫びたくなりますが、

困ったことに、

貧乏に味方は集まりません。

これも、厳しい現実であり真実なんですよね〜爆  笑



新人声優さんにも、

 

この先、いくつもの困難が待っているかと思いますが、

 

難題を解決するために仲間が必要だと感じることもあるかと思います。

 

そんな時、

 

本当に側にいるべき仲間を持っているかが、

 

とても重要になってくるのです。

 

そに人物とは、

 

自分が認める知識や技術、感性を備えた者である必要があるんですよね照れ

 

だからこそ、

 

優秀な人材を発見する力。

 

そんな方と共有する環境を整える力。

 

彼らの力を発揮させる力。

 

そんなことについて考えて頂きたいんですよね〜。

 

 

 

 

そんな仲間探しにおいて、

 

一つのアドバイスがあります。

 

これは、私の経験したことであり、ドラマCD制作を通じて発見したことでもあります。

 

その助言とは、


アイデア情熱には、

資金以上の価値があるということです!!




この〈アイデアと情熱〉があれば、

いつかはきっと理解者が現れるものです。

そんな彼らを上手に説得することが出来れば、

その理解者を協力者に変えてしまうことが可能なのです。

そして、協力者としっかりと意思疎通が取れれば、

彼らが味方になって、

 

皆さんにとって魅力的な力を発揮してくれると私は信じています。



アイデアと情熱とは、

 

新人の持つべき最大の魅力となるものです。

 

それに自信があり、同時に謙虚であれば、

 

孤独に闘うことを避けることができるかと思います。

 

芸で食べることを目指すならば、

 

そういった方法で味方を持つことが出来る人間になることも、

 

大切ではないでしょうかね〜照れ

 




私のドラマCD制作に巻き込まれた方々は、

その当時、非常に後悔していたかもしれませんが・・・アセアセ

 

作品が完成した今では、

 

それも懐かしい思い出話になっているかも知れません。

 

(それを強く願いますが〜爆  笑

全てを総括した感想は、

完成した作品の質で判断してもらうしかありませんからね。

 

ドラマ制作とは、

 

結果が全ての世界ですから。

 

 

 

そして、

 

願わくば、

 

「またもう一度、

巻き込まれてやってもいいかな」

 

と思っていただけることを信じるしかないですよね。

私のアイデアと情熱が偽物でなければ、

これも可能だと思いますニコニコ



そんなことを、

先日の講義では、

シメの話としてさせて頂きました~。

 

 

 

 

オーディオキネマ代表 

山中勇人(脚本・演出)

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