午後のロードショーにて、
『許されざる者』(1992年)
クリント・イーストウッド監督、主演
が放送されていましたね。
私が持っているDVDは、
今となっては酷い画質で・・・![]()
今回の吹き替え版を、バッチリ録画させて頂きましたっ![]()
先月から、
この番組では特別企画として、
イーストウッド主演作品を連続放送しています。
(いっそ、全作品を放送してほしいよ〜
)
ですから、
毎週のように、
吹き替えを担当されている山田康雄さんを、
満喫できるということなんですよね〜〜![]()
これは、
かつて声優界に君臨した名優を研究し放題という、
願っても無い機会でもあります。
彼の表現の根底にあるものを、
見逃さないように鑑賞しなくてはなりませんねぇ〜![]()
そして、
『許されざる者』といえば、
私の大好きな大好きな俳優、
ジーン・ハックマンが凄まじい演技で共演を果たしています![]()
何度見ても呆然とさせられてしまう圧巻の表現。
見る者の全てを彼の世界へ引き込まずにはいない繊細な表現。
もう完璧な俳優なんですよね![]()
そして、
この方の吹き替えは、
こちらも私の大尊敬する俳優、石田太郎さんが担当されています![]()
ハックマンといえば、石田太郎さんですね。
しかし、
私にとっての本音は、
石田太郎さんといえば、ジーン・ハックマンなんです。
そのくらい、
この石田さんの表現は、独特な雰囲気を纏っているんですよ![]()
普通、
声優さんが吹き替えを担当する時は、
あくまでも、海外俳優さんの演技を尊重するものだと思います。
実際に写っている演技に沿った表現を心掛けるということです。
これは、この仕事に対する当然の所作ですよね![]()
しかし、
石田太郎さんとなると、
そこにご本人の遊び心というか・・・
俳優、石田太郎の矜恃というか・・・
演技表現のこだわりというか・・・
独特の表現が加わっているように思えるのです![]()
この説明はとても難しいのですが、
強いて言うならば・・・
「郷に入っては郷に従え」
ということなんです。
個人的で観念的な意見で申し訳ないのですが、
こう書くのがもっとも理解していただけるような気がします![]()
つまりは、
アカデミー賞俳優の名演技であろうとも、
日本語に吹き替えるのであれば、
「日本人にしてしまうぞ!!」
という気概を石田さんの表現からは感じるんですよねぇ〜![]()
むしろ、
「石田太郎の演じるキャラクターにしてやる!!」
という味わいがあるんです![]()
これは、
誰よりも一歩先を目指している俳優の成せる技、
というものでしょうか〜。
どの吹き替え映画を鑑賞しても、
《別格》という印象を与えてくれますからね。
ユニークな表現ですよねぇ〜。
この方の演技を見ていると、
「声優も俳優も同じ役者です」
というよく聞くセリフにも、真実味が漂います![]()
これは、もう、
ただの吹き替えではないんですよね。
ジーン・ハックマンの演技と同等の隙の無さが、
吹き替え演技にも存在しているような感覚になるのです。
この徹底した石田流のアプローチが、
めちゃくちゃ自然な演技を作っているんだと思いますね。
声優を目指し奮闘している男性諸君には、
永井一郎さん、
納谷悟朗さん、
大木民夫さん、
などと同じくらいに、
この石田太郎さんを研究して頂きたいですね![]()
ちなみに・・・
これから映画をご覧になる方は、
娼館の主人スキニー役の千田光男さんのチェックもお忘れなく![]()
私の作品では、
一膳飯屋「あかね」の主人を演じて頂きましたが、
この千田さんの演技も、
とにかく素晴らしいですよ〜〜![]()
名脇役声優を目指している方は、
この声優さんを知らないとモグリですからね〜〜![]()
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オーディオキネマ代表
山中勇人(脚本・演出)
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