こりゃたまらん映画① | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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私は、

 

18歳の頃から、

 

ずう〜〜っと時代劇にハマってきました。

 

ですが、

 

どうしても好きになれないジャンルがあったんです・・・タラー

 

それが、

 

渡世人モノのなのです〜チュー

 

 

 

渡世人といえば、

 

博打打ち、博徒、やくざ、と呼ばれた流れ者です。

 

一見、そんな彼らが主人公の映画であれば、

 

面白そうなドラマが展開しそうですが、

 

私には、

 

全くヒットしなかったんですよねぇ〜えー

 

 

 

初めての出会いは、

 

20歳の頃に、

 

市川崑監督『股旅』(1973年)を鑑賞した時ですね。

 

この時は、

 

流れ者の世界や、独特のしきたりなどに、

 

随分と興奮し引き込まれたりしたんです〜ニコニコ

 

それから、

 

興味の赴くままに色々な渡世人ドラマを探るうちに、

 

渡世人界のビッグスター、

 

『木枯らし紋次郎』(中村敦夫主演)の存在を知ることになったのです〜!

 

もちろん、

 

若かった私は、勇んでその映画を鑑賞しました!!

 

そして・・・

 

ガックシときてしまったのです・・・ショボーン

 

 

 

人気シリーズだけに、

 

大層期待した私が間違っていたんでしょうかねぇ。

 

渡世人の生き方や、

 

あのアウトローぶりに全く共感できず、

 

(むしろ、嫌悪感を抱いてしまったのです〜チュー

 

その後、

 

パッタリとそのジャンルを観なくなってしまったんですタラー

 

唯一の例外として、

 

同じヤクザ者でも、『座頭市』シリーズだけは観続けて、

 

今に至っているという感じなのです。

 

 

 

しかし、不思議です。

 

テレビシリーズで始まった『木枯らし紋次郎』は、

 

今では考えられない豪華制作陣なんですよね。

 

市川崑監督が監修のような立場で入れら、数話の演出も担当されています。

 

撮影は、宮川一夫さん森田富士郎さん

 

美術は、西岡善信さんという、

 

大映映画の名スタッフが集結していたのですキラキラ

 

普通に考えれば、

 

私が、このドラマを嫌いになる理由はどこにも無いのですよね〜〜チュー

 

でも、好きにはなれなかったんですねぇ〜。

 

20歳の少年には、

 

(この頃の私は、青年ではなく、まだまだ少年でしたアセアセ

 

よっぽど映画の本質が合わなかったんですねぇ。

 

 

 

 

しかし・・・

 

30も後半になってくると、

 

この分野の時代劇から逃げ続けることは不可能になってくるのです。

 

例えば、

 

スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは、

 

この分野の大ファンで、

 

よく、そういった話を映画人との対談でなされています。

 

(会話についていけないのが悔しい・・・)

 

そして、

 

6、7年前には、

 

ワンピースの尾田栄一郎さんが、

 

東宝版『次郎長三国志』DVDのパッケージイラストを書き下ろしています。

 

(結構、話題になりましたね〜)

 

もう、

 

この渡世人ジャンルは、

 

若者への浸透を開始しているということです!

 

 

 

こう周囲から、

 

この手のドラマの話が繰り返し出てきては、

 

私も、それを放っておくことは、

 

もはやできない状態になっていたのです〜。

 

数年前から押し寄せていた脅迫に対して、

 

ここまで粘って背を向けていましたが、もうダメですガーン

 

ついに逃げきれないと悟って、

 

私も、

 

とうとう、

 

大嫌いな渡世人映画に触れてみる決意をしたんですっっ!

 

 

 

(つづきは、次のブログで〜)

 

 

 

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