声優、大木民夫さんとの再会。 | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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先週の金曜日、

午後のロードショーで懐かしい映画が放送されていました。

SF映画の名作
『ブレードランナー』です


この映画、

私にとってはとても思い出深い作品です。
(以前、このブログでも書きましたね


あれは、私が小学5,6年の頃です。

その日は、

午後の時間を、

実家のキッチンにあった14インチのTVの前で過ごしていたのですが、

その時偶然に放送されていたのが、

映画『ブレードランナー』だったのです


幼い私には、

到底、作品の内容は理解できなかったと思うのですが


その
ビジュアル音楽に釘付けになってしまったのです。

今でもよく覚えているのは、

映画が終了すると同時に、

あまりの衝撃にしばらく放心状態であったことです




そして先日、

録画していたこの映画を観てみたのですが、

その吹き替えの声優に仰天してしまいました


そこには、

あの
大木民夫さんが出演されていたのです


タイレルという重要な役どころでの出演でした





私が大木民夫さんの大ファンになったのは、

押井守監督の映画
『攻殻機動隊』なんです。

この作品が、

私を大木さんに出会わせてくれたと思っていました。

しかし、

私が映画の世界にのめり込むキッカケになったSF映画にも、

大木民夫さんが出演していたという事実には、

どこか偶然とは思えないものを感じてしまいました




現在制作中の
『研ぎ師伊之助深川噺』も、

その大木民夫さんと仕事がしたくてシナリオを執筆しました。

今思うと・・・

こういった行動に出た私の衝動も、

つまりは、

あの小学生時代に芽生えたものが、

成長して形になったということかも知れませんね




この事実に気がつくことで、

今の仕事の意味も、

どこかスッキリ理解できるような気がしましたね。

ホント、

人生って不思議なもんですよね




オーディオキネマ(脚本・演出)

山中勇人

1ヶ月間ワークショップ
2016年2月
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