タイミング | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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私がとてもお世話になった方が、

よく言われていたことが、

『縁と運とタイミング』

という言葉でした。

これを肝に銘じて仕事をしろ、と私は言われていたんです




この言葉の真意は、

その出会いが目の前にやって来て、

初めて分かるものですよね。

私も、

今になってようやくことが分かってきた気がしています・・・

これを見逃してしまう人間、

掴むことを躊躇してしまう人間は、

なかなか世に出て来られないのかも知れませんね。

業界歴の非常に長い、

タレント事務所の社長さんが言われていたことですから、

その重みは確かなものだと思います





私は、

そんな言葉の中でも、

『タイミング』というものについてよく考えるのです。

今の自分の置かれた状況を考えた時は、

いつも、

「今は何のタイミングなんだ

と自問するように心がけています。




例えば、

何かの打合せがあっても、

その目的とは別に、

「私にとっては、この面子との打合せは、何をするタイミングなんだ

先のことを考えるようにしています。

そうすると、

打合せの合間に、

参加者の皆さんの交友関係などを聞きながら、

誰か紹介してもらった方が良い人はいないか・・・・、

と新しい出会いを求めることも出来ます

集まった人間の職種から派生した人脈を求めて行けるのです。

これも、

タイミングを意識して、

今しかないと思わなければ、行動に出れないものです

そして、

事前に、

参加者の今までの仕事(経歴)へのリサーチも欠かさず行えるのです。




我々のように、

人から仕事を与えてもらえる立場にない者は、

この『縁と運と、タイミング』を、

自ら探して求めなければなりません。

時には、強引にでも掘り当てなければ、

仕事の質が上がっていかないことも多々あります。

ドラマ制作は総合芸術ですから、

様々な人の手が加わって、初めて完成できるものですしね




身の回りの環境というのは、

自分が思っているよりも、

めまぐるしく変化しているものです。

その中で、

本来大切にすべき、

縁、

運、

タイミング、

がやって来ては通りすぎて行くのです。

それらは幾度となくやって来ているはずです。




後で後悔せぬように、

しっかりと捕まえられる人間になっていたいですよね。

気を配って、

毎日を過ごしたいものですね



オーディオキネマ
脚本・演出
山中


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心から漏れたものをつぶやいています。