『研ぎ師伊之助深川噺ができるまで 208』 | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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~ライターのつぶやき~
「杉様の流し目」



昨日は、

池袋リブロで行われた、

「杉良太郎さん×春日太一さん」
トークイベント


へ参加してきました




春日太一さんは、

以前、このブログでも紹介しましたが、

時代劇に関する書籍を多数出版されている、

若手、時代劇研究家です。

(私とは、たったの、2つ違いなんです・・・




そして、

杉良太郎さんといえば、

言わずと知れた時代劇の大スターですよね

最近は、

14年ぶりに時代劇へ主演復帰されたり、

舞台公演を通して若手の育成を行ったり、

ボランティアなどの活動に力を注がれているそうです



このイベントには、

そんな教え子の一人である、

EXILEの小林直己さんも来られてました。

ちなみに、この二人は、

Bee TVで放送中の杉良太郎さん主演作品
『医師 問題無之介』

にて師弟共演されているそうです。

人気パフォーマー(ダンサー)と時代劇スター。

不思議な組み合わせですが、

小林さんの体型を思うと、

いかにも時代劇向きかもしれませんね




開場には、

80名ほどの観客に、

報道関係者がズラリ、

というとても贅沢な環境でした

不思議なのはその客層ですよね。

40年来の杉様ファンもいれば、

私のような、

ただただ時代劇の熱い話を聴きたい人もいるという、

異種混合な雰囲気でしたね




このイベントは、

両名の出版イベントになるわけですが、

もちろん、

時代劇撮影の裏側や、

現在の京都撮影所の現状、

杉さんが共演された昭和の大スターの裏話まで、

タップリと堪能させてくれる内容でした




そんな中で、

とても深く突き刺さった話がありました

インタビュアーだった春日さんも、

グググッと深く質問していた話題です。

それは、

「本気になる」

という言葉の話でした。



杉さんは言います。

今の若者は、

30年、40年前の自分たちのような「本気になる」という意味を、

全く分かっていない、ということでした

劇団でも、

「本気でやれ!」

と大声で指導するそうですが、

若い団員は、

その意味をどう体現してよいのかオロオロするばかりだそうです。

どのようにエネルギーや集中力を演技に注ぐと良いのか、

若者は理解できず迷っているというのです・・・

中には、

「本気でやるとは、どういうことですか

と尋ねる人もいるそうです




ちょっと笑ってしまうような話ですが、

私は、自分自身を思ってみても、

ちょっとドキリとしてしまいました・・・

思い当たるフシが無いでもないですね~



40年前といえば、

芸能の世界は、

とてもとても熱いかった時代です。

役者を目指した新人もガムシャラだったのでしょう。

杉さんは、

「それが当たり前だっただけだよ」

と言っていましたね




しかし、

あのように本気で無我夢中になれる新人は、

今では、

めったにお目にかかれないそうです

杉さんも、

困り果てている様子でしたが、

そこの根っこを鍛え直すことは、

不可能な言い方をされていました。

時代が違うと諦めるしか無いんですかね・・・

(そんなぁ~



私は思いましたが、

杉さんの熱意や努力は、

本当に素晴らしく有難く、

彼ほど、

時代劇に憧れる役者の師匠になって頂くべき、

理想の存在は無いでしょう。

でも、

やっぱり、

今の若い世代が中心になって、

この現状を変える気にならなければ、

何も変化は起こらないと思いますね。

上からのパワーも必要ですが、

下から沸き起こるパワーがなければ、

新しいムーブメントは起こりません

これは、まさに革命のようなものです。



ここを本気になって信じることから、

皆で初めてみてはいかがでしょうかね

池袋からの帰り道、

そんな思いが、

フツフツと

胸を熱くした昨夜でした




あああ、

大スターに喝を頂いたなぁ~ホント。




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