シナリオの読み込みに特化したトレーニングを行っている、
私のワークショップですが、
やっと、
【演技についてのワークショップ】を開始出来そうな予感がしています

今まで私は、
あるテーマをもって、
ワークショップを行ってきました。
それは、
「毎回、上達を実感するトレーニング」
を実行することです。
上手くなっている感覚が無いまま、
曖昧なレッスンを受けるほど、
新人役者のモチベーションを下げるものはありませんからね

この意識は、
講師と参加者の双方が、
強く意識しているべきことですね

これは、
困難な問題かもしれませんが、
講師の立場としては、
絶対に譲れない課題でもあります

(参加者が一番求めていることですからね
)私は常に言っていますが、
この目標は、
指導する側の具体的な、
準備、方法、工夫、考え方によって、
得られるものだと私は考えています

そもそも、
新人の役者というものは、
とんでもない伸びしろを持っているものです。
毎回のレッスンで上達を実感出来ないのならば、
そのトレーニングが合っていないのではないでしょうか

本当に難しいのは、
「出来た
」と実感したスキルを、
自分のものに定着させることにあります。
安定した演技力をつけることが、
新人役者の命題ですからね

ですから、
そんなこんなで、
この度の企画中の新ワークショップも、
即効性のある演技トレーニングを模索して、
2年という月日がかかってしまいました

(遅すぎます・・・・
)少しご紹介すると、
この新企画の軸となるのは、
演技を練り上げて、
プロのレベルまで到達し、
その出来を自分で解釈、納得する、
ものになりそうです

そのために必要なものは環境であり、
それは、
レコーディング・スタジオということになります。
(かなり実践的なトレーニングになりそうです。)
①シナリオの読み込みを議論する。
②演技プランを検討、決定する。
③演技を練り上げる。セリフの掛け合いの作り込み。
④レコーディング。
⑤編集に立ち会い、求められていた「間」「テンポ」を理解する。
これが、
スタジオを使ったトレーニングの骨組みですね

この流れを繰り返すことで、
プロの声優に必要な準備、演技レベルを体得し、
観客が求めているエンターテイメントを十分に表現に盛り込む感性を、
養っていただけると思います

このワークショップは、
ライター・演出の私が担当するのもなので、
参加者が編集に立ち会うことで、
より具体的に上達部分や、欠点を自覚して頂けると思います。
特に、
編集で調整してしまう「間」や「テンポ」というものは、
演技の本質を決める重要な要素です。
大御所声優のように、
「いじるところがない完璧な演技」
を知っていただきたいですね

ちなみに、
この「編集に立ち会う」というアイデアは、
現在、
「研ぎ師伊之助深川噺」の編集を担当して頂いている、
エンジニアさんの言葉がキッカケでもあります

それはこんな言葉でした。
「私は普段、
音楽の編集を担当しているが、
ミュージシャンというのは、
歌の録音だけに参加するのではなく、
その後の編集、加工までしっかりと携わるものだ。
だから、
編集段階で納得の行かないことは、
その後も、しっかり粘って再録し、
良い作品を目指すのが当たり前だ。
これが、スキルアップにもなるし、
自分の感性を磨くことものなる。
でも、
声優さんは、
収録だけで帰っちゃいますよね。
それでは、
新人は成長を望めないのではないか

良くも悪くも、
演技をしたらそれで仕事は終わりなんだから・・・」
この話には、
私はとても納得させられました

今の新人声優さんは、
舞台公演活動をされない方も多いものです。
かと言って、
仕事もほとんどありません。
その中で、
演技の感性やオリジナリティーを養うのは、
まず不可能と言っても過言ではないでしょう。
そういった、
現在の新人声優の抱える、
慢性的な演技力の低下を覆すのは、
この、
「演技を練り上げて、本番、編集で学ぶ」
トレーニングしか無いのではないでしょうか。
(これに気づくのに、そもそも時間がかかったんですね
)現在、
このワークショップの企画書を作成していますが、
上手くいけば、
画期的なトレーニングになりそうですね。
沢山の新人声優さんと触れ合ってきて、
そこから生まれた企画です。
しっかりと成果となって、
成功させたいですね

とにかく、
ガリガリ上達が実感できるトレーニングでなきゃ意味が無い

それには課題も多いですが、
私の作品に出演して頂ける声優さんを発掘しなければ、
私もいつもでもキャスティングに困ってしまいます

本当の演技を理解している新人声優さんを、
現場は常に求めていますからね。
さて、
予定の4月から、
このワークショップ、
始まるかどうか・・・・
忙し、忙し

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