エンターテイメント | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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私は、自分の担当するワークショップで、

〈エンターテイメント〉という言葉を、

意識的によく使います❗️

これは、つまり、

シナリオの〈盛り上がり〉のことですが、

出来るだけ、このカタカナにこだわってレッスンを進行したいと考えています。

「何のことだ?」

と思われるでしょうが、

これには、とても大切な意味があります。



参加者の皆さんには、

プロの声優として、

常に、観客を意識して欲しいからなんです。



ある程度トレーニングを経験された声優さんでも、

このことを意識して、

シナリオを読み、

役作りをし、

演技プランを立てる方は、

なかなかいないようです。



多くの新人声優さんは、

〈自分とシナリオ〉

この二つの存在の中で、

演技に取り組んでいるようです。

しかし、

私は、やはり、この二つの間に〈観客〉を引き入れて考えていくべきだと思っています。



なぜなら、

制作側の意思としては、

あなた(役者)は、このセリフをどのように演じますか?

という姿勢で本番に挑みながらも、

あなたは、このセリフでどのように観客を魅了しますか?

という姿勢、または興味で役者の皆さんに接している部分があるからです。



ですから、

トレーニング中の声優さんも、

この心構えで日々を過ごすことが、

とても重要ではないかと、

提案したいですね。



やはり、

役者さんの仕事は魅せる仕事でありたいですからね。

ただ、

あえて付け加えておきたいのは、

これが、一番重要では無いということです。

ときには、

これを中央に据えて、

ときには、

意識の片隅に据えて、

といった感じですね。



本日は、

打ち合わせのための移動中にての、

記事更新でした。



支離滅裂だったかな?


ライターより