『研ぎ師伊之助深川噺ができるまで 177』 | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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~ライターのつぶやき~
「音楽」



久しぶりのつぶやきですね

本日で177回目になります。

前回、175回がダブってしまいましたね。

今日の記事で帳尻合わせにさせていただきますね




今日のタイトルは、

これからの作業になります音楽制作についてです。

これは、背景音楽(BGM)のことですが、

当初の企画では、

新人声優をオーディションで発掘し、

エンディングテーマも歌ってもらおうという狙いもあったんですよ

実は、

知り合いのミュージシャンに歌詞を書いてもらった・・・

までは作業は終了していました

しかし、これは、

かない早い段階で挫折に追い込まれました

理由は、

「演技オーディションの他に、歌までは審査する時間がとれなかった・・・

という簡単な問題でしたね

(ハハハ、残念~)



こういう企画は、

普通、

声優事務所の売り出している新人を起用させてもらうものですよねぇ。

イチから探すなんてやっぱり無理がありました

でも、

そんなところにも楽しさ理想を求めて企画するから、

作品は面白くなるのです

諦めることになったとしても、

設計図は賑やかにしたいものです

(夢は語らなければ意味は無い・・・)




さて、

本題は背景音楽についてです

私がここでこだわっているのは、

やっぱり、生楽器ですね

(どこまで貫けるかな~)

これも現在は、

知り合いの作曲家・演奏家にサンプルとなるデモを頂いている段階には来ています。

近日中には、

打合せをして、

音楽のスタイル、目的、方向など、

言葉で理解し合えることは徹底的に話し合わなければなりませんね





打合せでは、

当たり前のことですが、

基本的には言葉で説明するんですね

声優と演出家も、

録音現場では言葉を駆使して意思疎通を図りますよね。

今度の音楽打合せも同じです。

この時、

お互いの感性が通じ合うかがとても大事ですね

理解し合えないと、

必ず間違ったものが仕上がりますからね

本当に難しいですね。

私も打合せギリギリまでは、

背景音楽について再研究をしたいと思います。



「自分が求めているものとは一体なんなのか



これが十分にハッキリしないと、

作曲家には説明出来ないですからね

これから、

残りの時間をどう過ごすかですね。

う~ん・・・どのように研究するか・・・。

はてさて。




今から、

作曲家にお伝えする、

重要なテーマは決まっていますので、

それをどれだけうまく伝えられるかが勝負です

実際にそれを達成している映画なんかを用意してもいいですね。

もしくは、イメージに近いクラシック音楽を用意してもいいですね。

(私はこちらは素人同然なので、かなりの時間をかけなければなりませんね。)

時間は限られているので、

急がなければないません。

(まいった、まいっった~




『研ぎ師伊之助深川噺』第一話は、

そうそうたる大御所声優の方々が、

とてつもない素晴らしい演技を見せてくれています

音楽は、これを邪魔してはいけませんよね。

そして、

自然の音。

これもあまり邪魔してほしくはありません。

ただし、

キャラクターの

心情をしっかりとサポートしてほしいと思います

それは、

相乗効果でいやらしく盛り上げるのではなく、

〈奥行き〉みたいなものを出してほしいと思います

音楽が付くことで、

キャラクターの心情がより生々しく表現され、

観客のみなさんへ掴めるようにしてほしいと思います。

音楽のチカラで、

観客へ、人物の感情が染み込みやすくしてほしいのです




これは、

作品をより荘厳なものというか、

ゴージャスなものにする効果もあると思います

私が音楽に求めることは、

つまりは、

リアリティーなんですねぇ




これは、

シナリオにも、演技にも言えることですね。



な~んだ、

いつでも、

これを求めていればいいんですね。

ドラマ制作に関わる人間は

(なっとく、なっとく)




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シナリオから役者は何を読み取ればよいのか・・・。」
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真剣にプロの役者になるために、根本からシナリオ・演技表現にいて考えなおして頂きます。
多少厳しいトレーニングになりますので、心構えをもった方にご参加頂ければと思います。
(ライター・演出より)