3次オーディション、二日目終了! | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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昨日で、

『研ぎ師伊之助深川噺』第二話
3次オーディション


も二日目が終了し、

残るは31日の最終日のみとなりました



初日同様、

昨日の審査も、

大変濃い~内容のものとなりました

皆様の情熱に圧倒された1日でもありましたね。

ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。




今回、

初日、二日目のオーディションを通して、

特に感じることがありましたので、

是非、ここで書いてみたいと思います




これは、初日の終了後にも感じ、

昨日の終了後も同様に感じたことでもあります。

ちょっと私自身、驚いたことでもあります。




参加者の皆様と過ごした時間というのは、

実は、今回の3次審査を入れても、

たかだか2回という少ないお付き合いしかありません。

しかし、私個人としては、

それ以上のものを感じずにはいられないということなんです。

もっと多くの時間を過ごしてきた気がしてならないんですね

(これは、不思議ですね~。)

これが一人二人の話しなら、

気が合う合わないの問題で片付いてしまいますが、

ほとんど全員に対して思うのですから、

ちょっとした異常現象なんですね





私もこれには、

「今までと何がそんなに違うんだ


と考えてしまいました。




ハッキリと答えなんて出ないのですが、

推測としては、

こちらの制作側の求めている〈役者〉や〈演技〉というものを、

参加者の皆様へよくご理解頂けている、

ということのように思います




前回の2次審査の終了後には、

プロデューサーの方から、

3次オーディションへ受けての準備のお願いなどを、

皆様へ意見させていただきましたが、

そういった我々の発言から、

このオーディションの趣旨をご理解頂き、

作品の〈あらすじ〉を考慮した上で、

「どういった演技を用意するべきか・・・」

という意思疎通が、

制作側と参加者側で、

密なコンタクトに成功しているのではないか

と思っています。




実際、

今回の3次審査を行っていても、

そういった旨のご意見を、

参加の方々から、

よく伺うことが出来たのには驚かされました

「この作品の為に、かなりの準備、リサーチがされている!!」


と気付かされることが多かったですね




これは、

参加者の方が、

より作品のことを考えてくれた、

ということのように思います

それは、

審査員が求めているものはどんな役者だ

ということよりも、

「この作品に合う演技、役者とはどんなものなんだ

という方向で検討いただけたのではないか・・・

と私は思っています

(こんなありがたいことはありませんね





本当に皆さんへの感謝しかありませんが、

この度の開催は、とても良い雰囲気の中で、

審査をさせていただいていると思っております。

私自身、

ここまでのものを開催出来るとは思ってもいませんでした




こうなってくると、

「こうなったら、全員で作品作りをやろうよ


という甘い感傷まで生じてしまいそうですが、

そこはプロの現場の仕事として、

慎重に厳しく熟考し、結果を出させていただきます




この作品へ関わっていただいています、

声優事務所、声優・俳優の方々、出版会社、制作スッタフ

に恥ずかしくない結果を出したいと思います




そして、

合格された方にとって、

しっかりと世の中へ実力をアピールして頂ける、

ステップアップになる作品にしたいと思います





それでは、

のこり1日、

集中してまいりますので、

よろしくお願い致します




【ライターのtwitter】

@audiokinema




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こちらは9月半ばの開始です。

シナリオから役者は何を読み取ればよいのか・・・。」
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多少厳しいトレーニングになりますので、心構えをもった方にご参加頂ければと思います。
(ライター・演出より)




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講義は4つのカテゴリーに区切り、わかりやすく説明してきます。
とにかく即戦力になる講義です。トレーニング後には、グッとシナリオの読み込みがスムーズになります。


講義式のワークショップを4回にわたって行います。
丁寧にご説明しますので、シナリオを読むコツを理解していただけると思います。
脚本、演出を担当する私が、プロの声優に望むものをお伝えします。
(ライター・演出より)