10日の金曜日に
ワークショップが再開しました
昨年からの持ち越しで、残り2回となってしまいましたが、
参加者の皆さん、
かなり気合が入っていたように思います
(寒い中、お疲れ様でした。)
休暇中に、
時代劇を研究された人もいたようで、
気合の入った、非常に充実したトレーニングとなりました
約3ヶ月の短期ワークショップですが、
どのクラスも、
気持ちに緩みが無いのが素晴らしいですね。
時代劇には、
時代劇(江戸時代)の独特な話し口調が存在します。
これは、いくらシナリオの文字を眺めていても、
手に入るものではありません。
役作りも含め、やはり時代劇映画などを研究するしかないんですね
私は、常々、
「役者は考える仕事だと思います」と言っていますが、
これを自主的に行う人が、
役者であると思います。
(こういった作業を行う役者と、制作側は仕事をしたいですからね)
具体的には、
作品背景、登場人物を知るため、
リサーチと研究を、
しっかり行うことが、基本的準備だと思います
そして、その知識を元に、
シナリオについて、しっかりと考える時間を取る必要があります
こういった事前の作業は、
どんなジャンルの作品でも、
変わらず必要ではないでしょうか
お客さんを楽しませるのが、役者の仕事ですからね。
全てがアドリブではいけません。
なぜなら、
お客さんは大変に厳しいので、
適当な演技は、必ず見破ってしまいます
ですから、
お客さんを納得させるだけの準備が絶対に必要となります。
制作スタッフは、もちろん、
役者以上に綿密にこういった準備作業を行います
ですから、
役者側も、そんなスタッフを対等に会話をするため、
最低限の知識や準備は、
不可欠だと思います
ちょっと、
新年早々、説教じみて「おじさんクサイ」ですが、
トレーニング中のデビュー前の役者さんでも、
こういった時間を取って来る方は、
他との違いは歴然ですからね
是非、この準備を楽しみながら行って欲しいと思います
今年も、楽しんで行きましょう
ライターより