~ライターのつぶやき~
「真骨頂」
つい先日まで、
CSで放送中の『ウォーキング・デッド』に夢中でした![]()
(そして、現在は『フリンジ シーズン4』です。)
このゾンビドラマが素晴らしいのは、
昔懐かしいゾンビものの魅力を、
しっかりと備えているところです![]()
ここ最近のゾンビ映画は、
ホラー色を強くするために、
ゾンビたちをモンスターのように扱っているから面白く無いんですね![]()
『13日の金曜日』のジェイソンが、
何百人も出てくる雰囲気です。
ゾンビファンは、こんなものは求めていません![]()
本当のゾンビ映画は、
ゾンビが主役では無いんですね![]()
彼らは、血肉を求めて彷徨うだけです。
そんなゾンビたちに追われる人間達が主役なんです![]()
秩序を失ってしまった世界で、他人と助けあったり、憎しみ合ったりする姿に、
人間の本質を見ることが出来るのが、この種の映画の魅力なんです![]()
では、なぜ、こんな映画に惹かれるのか![]()
いい疑問ですね![]()
そこには、葛藤(かっとう)があるからなんです。
人間の持つ葛藤というものは、
誰しもが、生涯をかけて、想い悩むことです。
万人に共通するものです。
だから、丸裸になった人間が持つ葛藤には、
万人が興味を惹かれてしまうんですね![]()
特に「ウォーキング・デッド」は、
現在、アメリカで制作されている連続ドラマです。
(現地では、好視聴率をたたき出していますね。)
ですから、
その葛藤は、15分に1回、
いや、10分に1回はやってくるのです![]()
鑑賞していて、飽きる暇すら全くありません![]()
もうドラマの5分先が気になるくらいです。
ポテチを食べながら観ていては、大事なところを見逃すくらい、
・・・とは言い過ぎですが、
最後の残りカスを、菓子袋を逆さまにして口に流し込む暇は無いと思います![]()
ドラマの鑑賞後のお楽しみにしてください。
冗談はさておき、
なぜ、こんな話をするのか![]()
それは、私の周りのトレーニング中の声優の方々に、
このドラマをオススしているからです![]()
理由は、葛藤の演技を観て欲しいからですね![]()
ドラマには必ず葛藤があります。
葛藤がドラマをつくると言われています。
だから、この葛藤の演技をよく知ることが重要なのです。
ここが、役者の真骨頂となります![]()
役者はシナリオを読むことから仕事が始まりますね。
ここにも、アマチュアとプロの違いは大きく現れます。
それはなにか・・・
プロの役者は、シナリオの中にある「葛藤」を見逃しません。
ここが大きな差になるのです![]()
ではなぜ、アマチュアは見逃してしまうのか![]()
答えは簡単。
なぜなら、葛藤は、シナリオには書かれていないからです![]()
どういうことか![]()
悲しいセリフでも、怒っているセリフでも、
その人物が、どんな心の葛藤を抱えているのかは、
そのセリフには直接書かれていたことがほとんどです![]()
(それは、シナリオ全体を読まなければ理解できないのです。)
ただ、セリフの文字通りの感情を表現しても薄い演技になってしまいます![]()
そのセリフの底には、焦りや、後悔や、嫉妬など、
葛藤しているからこそ生まれる感情があるものです![]()
そんな葛藤の心理も、セリフ上の言葉が持つ感情の中に込めてこそ、
完璧に演技していることになります![]()
ちょっと長くなってしまいましたが
役者の真骨頂は、これをすんなりやってしまうことにあると思います![]()
様々な感情を一まとめにして演技することは容易ではありませんが、
まずは、セリフをすっかり理解することが大事なんですね。
「セリフの裏を読む」というよく聞く言葉は、
これを指しているかもしれませんね![]()
私も、葛藤があるセリフを沢山用意しなければいけませんね。
『研ぎ師伊之助深川噺 第二話』の執筆・・・
頑張ります![]()
今日の画像は、
「百鬼夜行」という題名の絵です。
こんな妖怪が江戸の街に現れる作品もいいですね。
でも主人公は、人間ですよ。
そこの人間ドラマにこそ、
カタルシスは存在します・・・よね![]()
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