『研ぎ師伊之助深川噺ができるまで 81』 | オーディオキネマ 研ぎ師伊之助深川噺

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~ライターのつぶやき~

「町人を描く」

 

 

 

江戸を舞台として描いている『研ぎ師伊之助深川噺』ですが、

 

その主人公は、町人の男ですビックリマーク

 

 

 

そうなってくると、

 

その仲間として、他の町人も描かなくてはなりませんビックリマーク

 

彼らの生活の中身(風俗)を描くことも大切ですが、

 

その人となりを表現しなければ意味はありません。

 

つまり、「いき」や「いなせ」を知らなければならないのですグッド!


 

現代では忘れられた人々を登場させることになってことですね。

 

 

 

これが、実は、随分大変なんですねショック!

 

 

 

映画やドラマ、小説などからイメージはできても、

 

自分のオリジナルの町人を創造するとなると、

 

見たこともない人種を描くことになるので困ってしまいますガーンあせる

 

 

 

町人の男と言えば、

 

歌舞伎で有名な「助六」でしょうか。

 

他には、

 

幡随院長兵衛、

 

大口屋治兵衛、

 

肴屋太助、

 

でしょうか。

 

この辺りは、町人というか、ほとんど任侠クラスの人ですね。

 

型破り過ぎますね・・・。

 

 

 

女性で言えば、

 

女芸者などでしょうか。

 

野暮は揉まれて「いき」となる、

 

と言われたように、世知がらくつれない浮世の洗練を経て、

 

心が鍛えられた彼女たちは、心意気を第一とした、「いき」な雰囲気が漂っていたでしょう。

 

男に対する純朴な想いは失って、何事にもサッパリと諦める心が培われたんですね。

 

とてもドラマティックな女達ですが、

 

このような人々を描くことも、

 

生半可な気持ちでは、やり切ることは出来ません。

 

こんな人達の行動をつくり上げることは、

 

とても難しいものですにひひ

 

 

 

 

いつの時代もそうですが、

 

 

底辺に生きるものを描くのは、難しいものですニコニコ

 

 

ですが、

 

 

そこにこそ、本当の人間ドラマがあると思います!!

 

 

 

 

フランスで始まったヌーベルバーグ(1950年代)

 

 

 

 

アメリカで起こったアメリカン・ニューシネマ(1960年代)

 

 

などの世界的な映画制作の波も、

 

 

そんなリアルな人間を描いた傑作を生み出しました。

 

 

 

同じく日本でも松竹ヌーベルバーグ(1960年代)などと呼ばれて、

 

 

 

若い世代の目を通して、質の高い、社会派な映画が作られるようになります。

 

 

 

 

こういった、

 

 

 

 

人間の本質をえぐるような映画の波は、

 

 

一時代だけのものに思えますが、

 

 

いつの時代にも通ずる普遍性を取り上げていて、

 

感ずる人には多大な影響を与えてくれるものですグー

 

 

 

私の執筆している『研ぎ師伊之助深川噺』では、

 

あまり大胆なことは言えませんが、

 

娯楽ドラマであることを主張しながら、

 

作品の底辺には、そんな普遍的なコトにも触れたいと思いますニコニコ

 

 

 

中身の無い作品にはしたくありませんから、

 

しっかりと江戸の町人を理解して、

 

彼らの想いを現代に伝えたいと思います!!

 

 

 

もちろん、武士も登場しますよグッド!

 

お楽しみにニコニコ

 

 

 

 

今日の画像は、

 

 

 

入れ墨の男(町人)です。

火消しの兄貴でしょうか。

もしくはやくざ者でかね。

写真に収まるくらいですから、

まっとうな町人だと思います。
研ぎ師伊之助深川噺

 

 

 

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