『トランスフォーマー』のマイケル・ベイが製作のリメイク版と聞いて、一抹の不安を抱きながら、昨日(2009年2月6日)の金曜日!に、新宿厚生年金会館で行われた試写会に行ってきました。

出演者はもちろん、本作については全くの予備知識を持っていかずに足を運んだわけですが、感想はまぁ結論からいうと、

「それなりに楽しませていただきました。」

かな。

劇場でもう見ることはないと思うし、自主的にDVDでまた見ることもないと断言できます。(笑)

とにかくアメリカの若者が、

「ヤル」

「殺される」

「逃げる」

「殺される」

だけです。

全くのゼロではないけど、ストリー性はほぼないに等しいです。

あと、作品には直接関係ないけど、試写会のスタップ(恐らく日本パラマウント)の態度の悪さと愛想のなさが目立っていました。

無料とはいえ、客を迎え入れるホスピタリティーは全く感じられなかった。

まぁ、会社的にここ数年色々大変だったし、基本的には自主解散、某社へ引継ぎということで存続してるわけでしょうから、モティベーションは低いだろうけど・・・・あまりにもひどいと感じました。

でも、試写会に参加したらその恩を少しでも返すというのがオイラのポリシーなので、公式サイトを載せておきます。(たったそれだけ?!笑)

http://www.friday13.jp/

世界同時公開日は、もちろん(2月)13日の金曜日です!

TVドラマ好きとしては、主演俳優が「スーパーナチュラル」のジャレッド・パダレッキで、思っていたよりも大人になってセクシーだったことが発見だったかな?

スプラッターでもなく、

心理的に怖くなるホラーでもなく、

うーん、中途半端だけど、音響効果は素晴らしく、音で驚く、そんな映画です♪

「13日の金曜日」といえば、エッチしてすぐに殺された、有名になる前のケヴィン・ベーコンを未だに思い出してしまいます。(笑)


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あ、お詫びを先にさせて下さい(ま、またかいっ!笑)

ずぅーーーーっと、チャーリーはジョニー・デップが演じている役柄の名前だと思っていました(笑)

そして、前回のブログ(「マッチステック・メン」のブログ)で言い忘れましたが、どちらもホノルルから帰国の飛行機の中で見ました。
飛行機の中で映画を見たのは久しぶりだし、しかも2本も見るなんてかなり珍しいケースですが、夕方着の便だったので、体を日本時間に合わせる為に寝なかった、というのもありました。

ま、そんなことはいいとして、この映画って、日本以外でもヒットしたのでしょうか?

とにかくイギリス文化が色濃くて、そういう意味では、ティム・バートンの作風には似合っていると感じましたが、主演がジョニー・デップで、薄暗い雪空のシーンのオープニングを見て、この作品はまぎれもなくティム・バートン監督作品だと分かるし、それってある意味もう完全にマンネリだと思いました。
「シザー・ハンド」から全く変わっていないと言ってもいい(笑)
ただ、こういうのが好きな人はたくさんいるわけで、能天気な作品が多い中アメリカ映画界では、貴重な監督である言ってもいいかもしれないですね。

で、まだ観ていない方に言えることがあるならば、とにかく「ジョニー・デップ作品だから見る」という気持ちは捨てた方がいいと思いますね。
むしろ、ディズニーのアニメ作品を見るつもりの気楽な、オープンマインドで見た方がいいです(そのはずです)。
だって・・・・

気持ち悪いシーンが多いんですもんっ!!!!

もん!もん!(笑)

こんなこと言ったら怒られそうだけど、まず、チャーリーのお父さん役の俳優さんの顔がちょっと苦手。
しかも、アイロニックなイギリスジョーク(?)、各オマージュやサンプリングの多様、そして極めつけはウンパ・ルンパのキャラクター。
これって人種差別ギリギリの設定の様な気がする・・・・。
(いいのかな?)
っていうよりも、コレって差別してもらう為の設定の様な気が。
つまり何かしらのメッセージを込めてこういうキャラ選定にしたとしか思えないんですよ。
ただし、基本的にはおとぎ話であるこの作品に、そんなメッセージが、しかも原作があるとはいえ映画で必要なのか?という疑問が浮かんできますけど。
ま、この点はスルーしましょう。

そして、なんだか、チョコレート工場に招待されることがとてつもなく世界的に貴重で、羨望のまなざしを向けられる事柄のであることが大前提でお話はすすんでいくんだけど、何故そんなに素敵なことなのかという点があまりにも弱くて、この映画の流れを根底からダメにしている印象を受けました。

チョコレート(やキャンディ)など甘いもの=子供ならみんな好き=憧れる???

それこそ、あまりにも甘すぎる理由であり、説得力が無いと思います。
昔伝説的なメーカーであり、その謎の多い工場を見たい、という理由もあまりにも根拠がなく子供玉史だと思いますし。

なので、もう一度言うと、この映画をいわゆる有名な監督作品で、ハリウッドのトップ俳優が出演していて、夢があるとか、そんな一般的なハリウッドの大作映画見るつもりで臨むと痛い目に会います(大げさかな?笑)

とにかく、おとぎ話、ファンタジーなので、なぁ~んにも考えずに見ることをお勧めします。

ただ、チャーリー役の男の子は素直そうで可愛いし、ジョニー・デップはちょっとジム・キャリーっぽくも見えたが(笑)、難しいキャラクターを上手く演じていたと思います。

評価については・・・・
ま、一回くらい見てもいいんじゃないかな?です。


オイラの評価:★☆☆☆☆
コレだけのキャストと監督と、メジャー映画会社製作/配給にもかかわらず、続編が作られないことが、この映画を如実に物語っていると思います。


まず、記事を各前に諸兄方にお詫びをしなければなりません。

わたくし、「マッチスティック・メン(Matchstick Men)」のことを、ずぅーーーーーーっと、「マジェスティック・メン」と言っていました。
大変失礼しました。
いやー、確かにマジェスティックでは語呂もリズムも悪いし、変だなとは薄々感じてましたけど。(笑)

では、正しい"マッチスティック"とは?という話ですが、意味としては、「マッチ棒(のように細いもの)」ということのようですが、もう一つの"詐欺師”"という意味で使われているようですね。
このタイトルについては、ちょっと言いたいことがあるんです。
映画配給会社の宣伝の仕方も関係してきますが、それは後述します

さて、ラッキーだったと思っているのですけど、逆にタイトルからは何もイメージを行うことがなかったので、今回はいつもとは異なり(笑)全くの偏見なしに映画を見ることが出来ました。

感想は、結論から言いますと、「秀作!」ですね。

映画の始まりのクレジットが流れているところから、すでにリドリー・スコットワールドが炸裂しています。
ちょっと『誰かに見られてる(Someone To Watch Over Me)』ぽいなと感じて、おそらくリドリー監督作品だろうとは思いましたが。
この時点でかなり好きなタイプの画像が展開しています。

ネタバレは基本的にNGだと思いますので詳細は伏せますが、途中から大体の展開(転結)は予想できます。
それでも、どんな結なのかなという期待は残ったままでしたから、上手く作られている作品だともおいますし、ニコラス・ケージもキモさに磨きをかけて(笑)、性格俳優に徹している転が評価できます。

それと、ニコラス・ケージ意外の俳優も結構良かったですね。
パートナー薬の兄ちゃん(サム・ロックウェル)好きなタイプの俳優さんでした。
何処かで絶対に見たことがあるんだけど、有名な映画ではなくて、TVドラマか、大コケした大作(ギャガあたりが好んで買い付けしそうな作品www)で見た様な気が・・・・。
結構注目ですね。(遅い気もするけど。笑)

それと、個人的に「うまい!」と思ったのは、カウンセラー(精神分析医)役のブルース・アルトマンが素敵でした。
俳優として、またキャラクター(役)自身が、二重、三重に個人的な感情を殺して演技をしなければならない、という、非常に難しい役立ったと思います。
まだご覧になってない方には、何のことだかさっぱり伝わらないと思いますけど(笑)

その他には、一般的には評価の高い娘役(うーん・・・・これ以上触れるとネタバレになりそう・・・)の女優さんは、個人的にはそれほど印象的ではなかったです。

起・承・転・結でいうと、「起」は普通、「承」と「転」は最高、「結」は意外と地味ですが、ここが味噌だったと思います。
この映画は、タイトルから想像するような見事なコンゲームでは無いと思うからです。
だから映画配給会社がそこに着眼点(セールスポイント)をもっていき、億近くの宣伝費をかけて後悔直後の数日に興行成績を賭ける気持ちはよく解るますが、絶対的に反対派です。

だって、この映画は「家族愛、人間愛」、つまり【ヒューマン・ドラマ】ですから。

もちろん娘(うーん・・・言いたくてうずうずしているけど・・・がまんwww)と再会する名シーンは、実はそのあとにロイ(ニコラス・ケージ)が帰宅した後のことを表現する為の前技でしかないと思っています。

この映画が言わんとしていることは、

1. とにかく行動するべきである。

2. だまされても本当に大切なもの(もちろん愛ですけど)を見つけられる
つまり
いつも賢すぎる自分を脱ぎ捨てて、もう少し、無防備に人のことを信じてみてもいいのではないか?

ということを言っていると思います。

そういう意味で言うと、非常に凝っている映画で、素晴らしい作品だと思います。

テーマは意外とありがちですけどね。
でもね、そういうものが一番大切だったりするわけですもんね。


オイラの評価:★★★☆☆
(ニコラス・ケージじゃなければもっと良かったかな。あの顔は大画面で見ることは出来ない。)


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誰かに見られてる

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いやー、それにしても今年は映画を見ない年だった。


よって、このブログも更新回数が極端に減少。

こんなことでいいのだろうか(笑)

まぁ、いいと言う他ないわけだけどww


良い作品かどうかはこの際おいといて、とても印象に残った作品はこれでした。














『花嫁はエイリアン (My Stepmother Is an Alien) 』。

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あ・・・へい、今年の作品ではないです。

というよりも古いです。(1988年作品)

しかもテレビで観たしw


なんていうのかな、発想がとてつもなく平和で昭和な感じ。

ストレスなく見ることができる、というか、ストレスを感じる理由がない。


でも、テーマは「愛」という普遍的なものだし、キム・ベイシンガーは恐ろしく美人だし(後悔当時高校生だった時には気付かなかった魅力がいっぱいw)、ダン・エイクロイドの魅力も余すとこなく押し出されていました。


この頃のダン・エイクロイドって、トム・ハンクスとちょっと被っていたかも、キャラが。 愛嬌があって、コミカルで、ピュアで、トウの立った "元All American Boy"的なキャラ。

中年がダン・エイクロイドで、若い方はトム・ハンクス、みたいな棲み分けのイメージ。


そんなことや、今年廃刊になった「Road Show」のことなんかも思い出しながらこの映画を見ていました。

それにしても今年見た映画の中で、この作品が一番印象に残るという状況って、かなりヤバいですね。


洋画はまだまだ暗黒の時代が続くのかな。

これを機会に、流れ作業で心と愛情の全くこもっていない宣伝活動を行っている、ハリウッドの映画配給会社の日本支社は、自分たちのクオリティーの低さを改めるべきだと思いますよー、もういい加減にしないと~。


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『おくりびと』の試写会に行ってきました!
(2008年日本映 画、松竹、9.13公開)

いやー、もしかして今年初めての試写会参加だったかも知れないです。
いやー、もっと恐ろしいことに、今年初めて箱で映画を見た気もす 
るのです。
最近はすっかり海外ドラマからも劇場公開映画を観る機会からも遠 
ざかっていてとても寂しかった。
試写会も何度も当選していたんですけどね。

とにかく久々の試写会ということで、とても楽しみにしていました。
先日モントリオール国際映画祭で最高賞を受賞したことや、莫大な 
制作費を投入したNHK特別大河ドラマ「坂の上の雲」(来年秋 
放送予定)主演俳優ということなど、
前評判も興味をそそられていました。

場所はティアラこうとう(江東公会堂)。
地下鉄・住吉駅から徒歩4分程度の所にありますが、周りが緑で 
うっそうとしているので、確かにそのネーミングの通り光にあふれ 
た建物で、そのかたちもティアラっぽいと言えば、ティアラっぽい。

お客さんは他の試写会場と同様の傾向にあって、年配のご夫婦、中 
高年の女性連れ、OL、あとちょっと意外だったのは、40 
代前後のご夫婦もちらちらいらっしゃったことかな。

さて、またいつもの通り(とは言っても久しぶりのブログ更新です 
が・・・汗)前置きが長くなるので映画の本題の方へ。
作品は「おくりびと」(2008年日本映画・松竹、9.13公開、滝 
田洋二郎監督)です。
http://www.okuribito.jp/


先ず最初に驚いたのは、

「モックン若い。」

今年の12月に43歳になる人とは思えない。
しかもすごくきれいです、いろんな意味で。
妻役の広末涼子と無理なくバランスのとれた夫婦に見える。
逆に言うと広末さんは少し老けたなという印象はありますね。
可愛い声出し過ぎな気もした。(笑)

脇を固める俳優陣も個性的で素敵でしたね。
山崎力、吉行和子、杉本哲太、笹野高史、など。
だた、客との数はとても少ないのです。
峰岸徹さん、年取ったなぁ。

内容(ストーリー)については今回は一切触れないことにします。
職業は普段あまり聞かない「納棺師」ですが、テーマは結構単純 
な、よくありそうなお話だからです。
それほど大きな驚きはありません。
だからこそ色々な世代の人に観てもらえる映画ではないかな。
個人的には40代以上の方や、人との様々な離別を経験された方には心 
に響くかもしれません。
オイラは祖父のお通夜や斎場でのシーンが脳裏に浮かびました。


モックんの役と、彼を取り巻く人間模様が主な内容になりますが、 
エンディングに向けて一気にまとめ挙げてしまったところが残念な 
気がしました。
一度見たらもう観ないタイプの映画でしょうか?

あと、件の国際映画祭で最高賞を獲るほどの深みはなかったかも知 
れない・・・・。
扱っている内容が人の生死でもあるので、深いと言えばもちろんそ 
れ以上に深いものはないはずなのですが。

というか、そもそも国際映画祭の最高賞に深みが必要なのかどうか 
という疑問もあるけどね。

ただ、伊丹十三作品、特に『お葬式』がお好きな人はおそらく気に 
入られるシーンがいくつかありました。
山崎力さん、昔の渋さはだいぶ亡くなってきたけど、本当に素敵な 
俳優さんです。
きっと観に行かれる方の期待を裏切らない演技をされていますよ。

あと、最近バラエティ番組に出過ぎな気がしないでもない笹野高史さん。
すごく良かったです。

あとは舞台になった山形・酒井、モックン&広末が住んでいる元喫 
茶店でありスナックであった建物(の内装)、
モックンの勤務先の建物、鶴、山、川など、ロケーションがとても 
素敵でしたね。

おっと、これ以上のネタバレはマズい、マズい。

そこそこおススメです。(微妙な表現。笑)

モックン好きには絶対おススメです。(意外と演技がうまいのに驚 
きました。)


オススメ度:★★★☆☆
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いきなりコイツかいっ!と驚かしてくれた、ビックリするほど暗くてオッサンだった、マイケル・キートン。
ワイルドなセクシーを圧し殺して、とにかく繊細さと上品な魅力を押し出した、ヴァル・キルマー。
いまだに配役に納得いかない、ジョージ・クルーニー。
ま、いいか、回りの役者の魅力が引き立つからっ!な、クリスチャン・ベール。

この4人のアメリカ人俳優の共通点は?

そうです、簡単ですね。
ブルース・ウェイン=バットマンを演じた俳優達です。

新作はアメリカはもちろん、全世界的に評判が高いだけではなく、興行的にもかなり成功しているようです。

かなり興味があったので個人的にも試写会に複数応募、プラス、確実な友人にお願いしていたものの、
応募した試写会は全て外れ、頼みの友人もその日に限って地方に出張・・・でトホホな結果に。
なのでまだ観ていません。

先週土曜日に封切られて、日本でもキャッチコピーがいくつも用意されているし、配給会社も気合いの入れ方が今までと違うようです。
せっかくなのでちょっと突っ込み入れさせていただきます。


1. 【最凶の敵が、来る。】
*うわっ、つまんない。
このコピーだけでは何の映画かイメージできない。むしろ松竹か(夏休みの)東映の映画っぽい。
ポスターや宣材上で使う=何の映画が知っている、としても「いまさら何言ってんでっか?!」な印象。
マジつまんないコピー。
個人的にはoutです。

2. 【口が裂けるほど笑わせてやる。】
*悪くはないですよね。
ただ、どうせブルースと執事とのアイロニックな会話しかねーだろー、笑うとこはっ!
いや、いや、本当は恐怖感を出そうとしているんだろうけど・・・・
なんで?(笑)
そんな映画じゃないし。

3. 【ジョーカー、再び。】
*そ・の・ま・ん・ま・じゃーん。気・絶・寸・前♪
心がパンクしちゃうよー。

4. 【最狂。(ハービー) 最強。(バットマン) 最凶。(ジョーカー)】
*くどいっ。
オヤジギャグの3段階活用とさほど変わらないレベル。
多分どっかの広告代理店あがりのセンスないオヤジがつけたコピーとしか思えない・・・。
きっと1番と同じ人じゃないかと思う、これ作ったオッサン(決めつけw)。


で、今回唯一俺が個人的に気に入ったのは、

【あなたは史上最凶のジョーカーを引く。】

です。

ただこのコピーも『映画自体が"ジョーカー”(つまりハズレ)だったりして、へへへww。』と皮肉られる可能性も高いですけどネ♪


皆さんはどのコピーがお気に入りですか?
(どうでもいいか。笑)

それにしても「サイキョウ」の連呼しすぎてうるさいなー。
(あ、関係ないか?!)


今作はヒース・レジャーの実質的な遺作。
このひと久々に現れた天才だと思っていたのに、残念です。

この作品には他にも、"Thank you for smoking"(『サンキュー・スモーキング』)に主演した、俺のお気に入り俳優のアーロン・エッカートも出演しているし、
"子供の時にはあんなに可愛かったのに、惜しいっ!"俳優の典型=クリスチャン・ベールが、意外に(っていうかやっぱり)カッコ良くない事に気づきはじめてもちゃんと映画に集中できると思います。
唯一モーガン・フリーマンも出演しているというのが気掛かりですが。(*注1、下記参照)


ちょっと前まではTVドラマも映画も製作スタジオも全部一人勝ちだったWBも、『パイレーツ・オブ・カリビアン(シリーズ)』(ディズニー)や『スパーダーマン(シリーズ)」(ソニー)に圧され気味で、唯一圧倒的な砦だった『ハリー・ポッター(シリーズ)』もついに原作が完結(今日現在)してこれからヤバいねって時だったので、この『バットマン(シリーズ)』の大ヒットはラッキーですね。
こうなったら個人的にはニューズ・コーポレーショングループを応援したいところですけど。
(『シックス・センス』の監督M・ナイト・シャマランの新作『ハプニング』公開中。主演のマーク・ウォールバーグはCK下着のあの有名モデルでした。)


墨汁を一滴たらしたら、誰も留められない早さで濁りながら大きな円を描きながら広がっていく。
そんな風に、心に一度広がった闇は隠しても隠しても決してなくならない。
そんな誰でもが深い悲しみや怒りを感じ、そして忘れることが出来ず、そんな闇を強さに変えたある日突然『暗黒の騎士』になる。

だからそんな心の闇から知らない敵に救い出してもらいたいと矛盾を感じた瞬間にその強さが消えてしまうことを恐れている反逆のヒーローのつもりでしょうか?
悲しいね。

バットマンシリーズらしいそういうテーマに裏付けられた、鑑賞に耐える映画だともっぱら評判が高いようですよ。
早く観に行きたいです。


*注1:モーガン・フリーマン=アメリカのベテラン俳優。だたしハズレ映画に多数出演。例:『ドリーム・キャッチャー』。

永遠(とわ)に美しく。



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女性の永遠の願望・・・・


いや、男でもルックスには時間と金をかける昨今、これは全人類の望みでしょうね。


それにしてもこの映画はもっと古い作品だと思っていましたが、1992年なのですね。

オイラが高校時代の80年代後半の映画で、そのせいで見逃していたのだとばっかり思っていました。

何となく『ロジャー・ラビット』や『ビートル・ジュース』あたりと時代がダブるんですよね~。

ロバート・ゼメキス監督作品だからでしょうか?


結論からいうと、完全にコメディー映画です。

少しホラーのスパイスも効いていて、楽しい映画です。

ストレス・フリーで誰でも楽しめる映画だと思いますよ。


っていうか、いまさらな気もしていて気恥ずかしいのですけど。(笑)


たまたまテレ東が『CSI:NY』シリーズをまた例の平日昼の時間(ただし月~水のみ)にしていて、その後に映画を放映しているんですよ。

最近は出演俳優ごとに作品をセレクトしているみたいで、先週はブルース・ウィルスでした、そのセレクションが。


そうそう、オイラ、この映画の男性役って、ブルース・ウィルスだったことをすっかり忘れていて、何故だかメル・ギブソンだと思っていたんですよね。

ゴールディ・ホーンが主演女優だからかな?

(といってもこのリエゾンは分かる人には分かるけど、そうでない人には「え?」なんでしょうね。)


話は戻りますけど、1992年ってまだこういう映画も許されていたんですね。


ユニバーサル映画っぽいというか、『バック・つー・ザ・フューチャー』(BTF)っぽいというか。


ラスト近くの豪華なお屋敷の、夜の屋根でのアクション、完全にBTFで、デロリアンで未来(っていうか現代)に帰る為にマーティンとドク(博士)が、ショッピングモールの(あった)駐車場でシクハクしているシーンそのものでした。(笑)


個人的には大好きな女優、メリル・ストリープが見れたからそれでいい、という感じかな?

最近の彼女の作品の中ではアメリカ・日本とも評判のよかった、『プラダを着た悪魔』に近い感じの、鼻持ちならない女(でもかなり落ち目の女優)を演じています。


ちょっとメリルにしては軽すぎる配役かな、とも思いますけどね。


この映画で一番の発見は、ブルース・ウィルスについてですね。


禿で、中年太りでたるんでいて、なで肩で情けない感じの中年男の役がピッタリと来ていました。


代表作『ダイ・ハード』も、ある意味情けない中年男像ではあるけど、こういう役も普通に出来るというのが、さりげなく高い演技力と幅の広さを見せ付けている気がしてよかったですね。

(ただしこの役自体はオイラの一番嫌いないらいらするキャラクターでしたけど。)


ブルースについては、『シックス・センス』といった後期に大成功を収めた出演作もある一方で、『ハドソン・ホーク』といった【謎の映画】(笑)にも多数出演していて、さすが元々はTVドラマ界出身のにおいがして、オイラは結構好きな俳優さんですね。

以前は来日してもわがまま放題で、その対応が大変だったと聞いていますけど、最近はすっかりおとなしくなって、いい親父のアメリカ人俳優と評判が良いみたいです。


あぁ、お金がなくなって、自分の出演作のプロモーションに携わる、つまり自分の稼ぎに直に関わっている日本人(のスタッフ)を敵に回すのは得策ではないと気づいたのでしょうね。


って・・・・ かなり気づくの遅いと思いますけど。(笑)


そういうところがトム・クルーズやキーファー・サザーランドと根本的に器が違うところだと思いますね。


あ、話が大幅にずれてしまいました、『永遠に美しく・・・』に戻ります。


どうしても納得出来ないのは、秘薬を手に入れて、永久に歳を取らず・死ぬことがないということにも関わらず、「体は自分でメンテナンス」を行わなければならないというロジックです。


だって最初に秘薬の説明をしていたとき、わざと手を傷つけられ、その傷に秘薬を一滴たらしたら治癒し、しかも手(のひら)全体が若返っていたはずです。

つまり若返っていたわけですよね、体自体が。

なのに、「死ぬことはないけど体はメンテナンスが必要」の意味がよくわからないんですよね。


打たれてトンネルのように内臓が空洞になったら、そこは細胞が再生して元に戻るべきではないでしょうか????


うーん、こういう風に論理的に考えてしまうとダメなんだろうけど、そこがいい加減なロジックが引かれてあって、その上でユーモアが準備されているので、個人的には納得できず、だから当然後半のユーモアについては全く笑えなかったですね。


それにしても、ES細胞とか、最近は自分の細胞から再生細胞をつくって病気や外傷の治療を行うことがかなり普及し始めているようですね。

これは顔のの表皮にも適用できるから、しかも自分の細胞だから拒否反応もなく安全だし、美容治療にも必ず展開されていくと思いますね。


そうすると・・・・。


この映画のように永遠に行き続けるということは不可能だけど、かなり長い時間、美しくい続けるということは理論的には可能になってきているということを思うと、この映画で恐らく言いたかったメッセージって、結局なんだったんだろうという時代錯誤的なことにも思いをはせることが出来ますよ。


ちょっと無理やりかな。(笑)


映画自体が大したことないときは、自分自身で楽しむことも必要でしょう!!!


あ、大したことないっていってしまった!!!!(笑)



オイラの星:★☆☆☆☆

(公開当時に見ていればもう少し楽しめたかも。)




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新カテゴリーを始めることにしました!


それは、


「見逃した映画・試写会」。

実は、今年になって劇場ではまだ一本しか映画を見れていないという、とても寂しい現実。
その大きな理由の一つは先月から急に仕事が忙しくなったため、だいたい平日の18:00-18:30頃に開場または開演をスケジュールされている試写会にほとんど行けなくなっているということがあります。


実は昨日(3/12)も試写会のチケットがあったのに・・・。

その映画は『ブラブラバンバン』という青春コメディタッチな映画でした。
まぁ、そんなに強く観たい!と思っていたわけではなかったけれど、会社からの帰り道だし、最近あまり姿を見なくなってきた、安良城紅が主演って言うのも何となく見応えありそうだと思って少し楽しみにしていたんです。


見応えありそうって思った理由はですね、

歌が売れていない安良城紅ちゃんがどれだけ本気で取り組んでいる作品なのか、

そこまであのオスカーが”エロ暴走キャラ”という設定にゴーサインを出しているのか、

時には学生時代の爽やかな気分でも味わってみたいし、

そもそも好きな音楽がテーマだし。

というのがその理由でした。

やっぱり何処か意地悪な目線かも知れません、。(笑)

でも、落ち目のアイドルや歌手やタレントが演技という世界に足を踏み入れる時、結構意外なほど魅力的な才能を発揮するひとは多いんですよね。


例えてみると、

永作 博美
篠原 涼子
井川 遥

などなど。

特に今ではここで言うまでもなく篠原さんはビッグになりましたよね。
元・東京パフォーマンスドールの一員だったこと、小室マジックで歌手としても売れていたこと、少し不思議ギャラで売ろうとしたこと・・・・などなど、
全部払拭するくらい大成功を収めていますよね。

んで、話は戻って安良城紅ちゃん。

確かに映画宣伝素材での表情はかなりエロイです。(笑)
残念ながらキュートなのか色っぽいのかはっきりしないタイプのハーフのルックスだったせいか、これまで結構くすんできたような気がします。
グループにいた時も一人だけ突出して色っぽ過ぎたし。(笑)

今のルックスは、何となく昔のまだぽっちゃりしていた頃の杉本彩さんを彷彿します。

これからエロねぇさん路線を進むのか(進むわけないか。大汗)、映画は趣味的な範疇にするのか、それとも女優として進むのか、多分事務所的には女優路線を狙っているんじゃないかと思うけど、なんだかまだまだその決定のキーファクターとなるようなピースが見つからない、そんなピジションなタレントさんという感じがしますね。

そういう意味で、そこそこビッグネームだけど売れていない、でももしかしたらターニングポイントになるんじゃないかと思われる(期待される)作品に出演している女優さんというのは、
結構見ていて楽しいので、オイラはこういう映画は結構好きだったりするんですよね。

だからちょっとだけ残念でした、今回の試写会に参加できなかったことが。

もしこれから観られる方がいらっしゃったら是非ご感想をお願いしますね。

え?


劇場に見に行けば良いって?

あ、それはないです。(笑)

そこが試写会の重要な意味合いな訳ですからね。


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 『ジョーズ』(75)の大胆不敵な警察署長ブロディ役で知られる俳優のロイ・シャイダーが、2月10日(日)、リトルロックのアーカンソー大学のメディカル・サイエンス病院で亡くなった。享年75。2004年に骨髄腫の診断を受け、骨髄移植を受けているが、直接の死因は発表されていない。

オイラにとっても、やっぱり『ジョーズ』の所長のイメージですね。

60年代後半から80年代前半に大活躍されていたわけですから、オイラはまだまだ生まれる前からのキャリアをお持ちですし、オイラも子供になって洋画というものを見ることといえばもっぱらTVの洋画系番組でしたから、その意味でいうと、オイラにとっては【TVで観る日本語の上手な外人の俳優さん】というイメージでもあります。

アメリカの留学先での英語学校の先生の名前場「ロイ」だったこともあり、みんなでつけたあだ名が”シャイダー”だったことを今突然思い出しましたけど、それだけ有名な役者さんだったということでもありますね。

機会を作って追悼の思いもこめて、 『フレンチ・コネクション』(71)『オール・ザット・ジャズ』(79)で『栄光のタッチダウン』(68)『USAブルース』(69)『ルーという女』(69)などの代表作を見てみたいと思います。

ご冥福をお祈りいたします。


【合掌】。



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