2022/12/01 | 真夜中の雨

真夜中の雨

ひとりごと短編。

もし?悪魔という存在が彼女の心を支配していたら、僕はとてもじゃないが太刀打ち出来ないと思う。何故ならば、地球が誕生する以前に存在する者に敵うわけないし、知性があまりにも秀でており人間のことを熟知している。"この世の神" は、この地球にオトされ、徹底的に神に似た人間を嫌悪しており、まして肉体を持つ人間に対して霊的存在の自分たちは人の潜在意識にアクセスし悪さを行うしかない方法をとる。

それこそエクソシズムが出来れば彼女の心は救われると思うが、中には悪魔のような心を自分自身で望んでいる人も居るので困っている。

昨今の人間には、神は信じないが、悪魔は信じるという、トンチンカンな事を考える人が多い。

悪魔は神には敵わない。

何故なら神が悪魔を創造したからだ。

そして、何故ゆえに、神が悪魔を創り給うたのかは人間ごときにはわからないだろう。当然、金星人や水星人もわからないだろう。凄まじい速度で宇宙空間を飛行する彼等でさえも。

そして、ルシファー率いる悪魔は何故?神に反乱したのか?単純に傲慢な態度だったからか? いや!ルシファーは徹底的なほど神の崇拝者なのだから。

彼女は救われるのだろうか?

美しき悪魔と化した彼女は、男の生気を吸い取るかのように相手をクズにしてきた。

当然に彼女は「相手が勝手に落ちぶれたのだから私は悪くない」と言わんばかりのスタンスであった。

彼女からしてみれば自分の心のスタンスなんて分からないのだから当然の結果だった。つまり何が言いたいのか?というと彼女の身体目的で群がったオトコ共の不埒な精神的未熟さが招いたとも言える出来事でしかないのだろう。



さよなら。