8/3の話【移る】 | 真夜中の雨

真夜中の雨

ひとりごと短編。

彼女達の過去は上書きされ、僕の過去は死んだものになった。


そしてやっと日々の暮らしをしていける精神状態になれる。


外の世界は変わらず美しく夏の青空がこの世を支配するかのごとく威風堂々としている。


スズメバチが風呂の給湯器の側で巣作りをしていたが危険なので除去したが、蜂は怒り僕を追いかけたが、諦めたか何処かへ消えた。


新しい場所へ移ったかな?


人は何処かへ移るのに相変わらず僕は何処も移らない。


もういいだろう?


何処かへ行こう。


日々新しく。