ちはやぶる あらしふく  -4ページ目

てめーらァァァ!!それでも自転車もってんのかァァァ!!

先日、長年の念願、秋の京都へ行ってきました。

もちろんチャリンコで!

っていうか絶対せせこましい道多そうだし、入場・拝観料で貴重なお金がドぶっ飛びそうだったので、自転車以外の選択肢はなかったのですが・・。





南海から環状線に乗り継ぎ、京阪電車で丹波橋まで輪行。
(いちおう注、輪行:自転車を電車・バスなどに手荷物として積むこと)



もともと伏見稲荷に行くのが最大の目的なので、ちょっと郊外に降り立ちました。

すると寺田屋がちかくにある、と「おーい竜馬」の新装版の付録

お~い!竜馬 12 師走 (ビッグコミックス)/武田 鉄矢

で見たので寄ってみることにしました。

観月橋近くまで南下してすこし西の民家を抜けていくとありました。





寺田屋といえば



竜馬が脱藩後、京都に上京してフラフラしてたときに助けてくれたお登勢さんの旅館ですね。
(もうお登勢といえば銀魂の方のしか出てこないんだけど・・・)


と同時に寺田屋騒動の舞台でもあります。

攘夷運動口火をきるべく京都に出た薩摩藩士達。
しかし、当時は公武合体派だった藩主島津久光は、それをとめるために同じ薩摩藩士を差し向けました。

そして同僚同士で殺しあう事態になり、最後には同士討ちなどの悲劇を生んだのです。



また、薩長同盟の締結後の竜馬の暗殺の危機を、風呂に入ってたお龍が裸で階段を駆け上がって知らせた、という逸話ものこっていますね。



幕末を代表する旅館のひとつといっても過言ではないでしょう。

他は池田屋、近江屋なんかがあがります。



ちはやぶる あらしふく 【千早振編】



マンガどおり、ちゃんと川の側に建っています。

ほとんど当時のまま残っているのが池田屋との違いですね(後述・・・)

某酒造老舗が近くにあるのでバスやら人やらでごっちゃしてるのがイライラします。





中はまさに竜馬一色です。

竜馬の愛用部屋、お龍が駆け上がった階段、例のお風呂、刀傷など、当時を思わせるものがたくさんあります。


ちはやぶる あらしふく 【千早振編】



ちはやぶる あらしふく 【千早振編】



ちはやぶる あらしふく 【千早振編】


ここでとりあえず拝観料400円ぶっ飛びましたー。

悩みましたが払う価値はあるかな~と思います。

やはり最近の竜馬ブームのせいでお客多い・・・





次は伏見を京阪本線に沿って北上して伏見稲荷をめざします。


レポート書いてる気分になった・・・「東京都青少年健全育成条例について」

おはようございます・こんにちは・こんばんわ。
たっつんです。

修正①はいりました。


先日、東京都総務委員会で「青少年健全育成条例」の改正案が可決されました。

「なんだね?その条例は?」とわからない人もいると思うので。
あと、自分もメモのため、今更ながらまとめてみようかと・・・。

結論から言いますと
僕はこの改正に反対です。

なので反対意見の内容なのはゆるしてください・・・
あと、勉強が足りないので間違ってたらすみません・・・



それではどんな案かと申しますと・・・

第7条(図書類等の販売及び興行の自主規制) 
 図書類の発行、販売又は貸付けを業とする者並びに映画等を主催するもの及び興行場((昭和二十三年法律第百三十七号)第一条の興行場をいう。以下同 じ。)を経営する者は、図書類又は映画等の内容が、次の各号のいずれかに該当するものと認めるときは、相互に協力し、緊密な連絡の下に、当該図書類又は映 画等を青少年に販売し、頒布し、若しくは貸し付け、又は閲覧させないように務めなければならない。

一 青少年に対し、性的感情を刺激し、残虐性を助長し、又は自殺若しくは犯罪を誘発し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの。
二 漫画、アニメーションその他の画像(実写を除く。)で、刑罰法規に触れる性交若しくは性交類似行為又は婚姻を禁止されている近親者間における性交若し くは性交類似行為を、不当に賛美し又は誇張するように、描写し又は表現することにより、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を妨げ、青少年の健全な成 長を阻害するおそれがあるもの

とまあこんなかんじ。


良いことうたってます!すばらしい!
・・・と思いますがよく考えるとコレ、結構議論の余地がある案なんです。


半年ほど前に似たような条例が出ました。

二 年齢又は服装、所持品、学年、背景その他の人の年齢を想起させる事項の表示又は音声による描写から十八歳未満として表現されていると認識されるもの (以下「非実在青少年」という。)を相手方とする又は非実在青少年による性交又は性交類に行為に係わる非実在青少年の姿態を視覚により認識することが出来 る方法でみだりに性的対象として肯定的に描写することにより、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を阻害し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあ るもの。

「非実在青少年」として名を馳せた条例案です。
これはあまりにあいまいな表現等の理由で廃案になりました


で、先月末に「具体的にしたよ」ってことで再度提出されたわけです。

wikipedia→「東京都青少年の健全な育成に関する条例」より


>条文からみられるおかしな点

1:(実写をのぞく)

実写をのぞいてみました。ちなみに小説も除外されています。
「え?アニメや漫画は規制するのに?」と素直に疑問が・・。

改正賛成意見としては「実写には映倫をはじめとして自己規制をかけているから」「既存の条文・1項なんかで網羅してる」
っていう意見がでています。

反対側では「マンガ雑誌でも自主規制してる」「既存の条文・1項で網羅できるのはマンガアニメもそうなのでは?」
っていう、またそれに対する反対意見があります

ちなみに石原都知事がかつて問題を巻き起こした小説・映画をつくったため、実写・小説規制したらそれもダメになるからっていう一部見解もあります。石原軍団もいまっし・・・。


2:刑罰法規

刑罰法規にふれる。
これは架空の世界をえがくアニメ・マンガに、現代日本の刑罰法規(この場合は強姦とか)を充てるには無理がある、たとえば江戸時代とかまったく別の世界を舞台にした場合、そこで今の日本の法律が適用されるのはチャンチャラおかしいぜって反対意見があります。

年齢要件(18歳とか13歳の、この年齢以下に対してはやっちゃダメ的なヤツ)の判断をどうすんの?て言うのに対しての見解は、学年とか容姿で判断し、「これは成人です」という注釈があっても顕著な場合該当する、と答弁されています。

・・・それは前回とかわったのか?


3:不当に賛美し又は誇張するように・・

「いやいや、マンガアニメは誇張するもんですからっ!」と当然のように反論が。それ以前にやっぱり「不当」とか言われても分かりにくい。
おまけに不当っていう表現じゃ、やろうと思えば解釈で範囲を広げることが可能になってしまいます。

都は「あいまいだった部分を明確にしたよ」といってますが、範囲を広げたうえ、たいして明確になってないように思えます。




>条文内でもおかしな点が多いですが、作成段階でもおかしなところがあります。

まず、3月に否決されて、そのあとは取り上げられることなく、いきなり11月の下旬に発表されたということ。
実質発表されてから数週間で結論が出る形です。

おまけに水面下では都はPTAなどに対して働きかけを行い、「こんな本がドラえもんやクレしんの隣にならんでるんですよ!」と成年向け雑誌をみせたというはなしです。


…まあ、そんな本屋、寡聞にして見たことないんですがね。


そんなかんじで保護者にたいしての地盤固めをひそかにやってたとか・・・。
そんなこと言われて、お上に「お子さんに悪影響が」とか言われたら、そりゃあ改正してほしいって言うよね。

この条例案が出されるにつき、発端とされる署名も「年々のPTAを含む6042名の署名、その後創価学会の署名運動により4万4千人の署名が集まり乗り出した」(12月9日都総務委員会) としています。
しかし、反対署名が業界や出版社から15万8千件でています。数は関係ないとするにはちょっと・・・。署名の集め方もやや怪しい点があります。

http://zenon.jugem.cc/?guid=ON&eid=3995


都は6月以降も十分関係各所と意見を交換したといってますが、反対する関係各所がおおすぎます(この辺は後程)
それを理由に今回はパブリックコメント(民間との意見交換)をしないとも言ってます。




>そもそも基本的な疑問として「そんなマンガ・アニメ」が青少年に不健全なの?と思いました
つまりは根拠というか因果関係ですね。

三月期には青年・治安対策本部は「学問的知見はないよ」とおっしゃったらしいですが
今回は判例を持ち出し、それを理由に「科学的根拠はいらないよ」って答えがでました。
(たぶん岐阜県青少年保護育成条例判例ですが、割と古い説で支持されていないという意見もあります。)

http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~suga/hanrei/34-3.html
http://www3.ezbbs.net/36/kanjaku/

現時点ではマンガアニメと青少年の性犯罪の増加には因果関係はないような気がします。

むしろ、マンガアニメという、非現実への掃出し口があるので逆に抑止されている、という見解もあります。
それにマンガだからこそ可能なデフォルメされた表現で可能である、犯罪の恐ろしさを伝える作品や、性教育的(語弊があるかもですが)な作品が未成年の目に触れないことによって起こされる悪影響も少なくないのではないかともおもいます。

余談ですが、数の問題ではないでしょうが、日本の性犯罪率はかなり低い水準です。
くらべて北欧などではびっくりするほど高い・・・。

http://jin115.com/archives/51735052.html
↑こういう解釈と資料があったりします。信用性は微妙ですけど。

有害な図書はそもそも存在しないっていう論文↓
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20101215-00000724-fnn-soci


>マンガの内容が不当かどうかは審議会で判断されます。
一回の審議に何冊か該当しそうな本を用意し、内容を審査します。
審議会は現状、匿名の委員で構成されます。匿名というわけで個人情報の問題や当人が縛られたり、圧力をかけれれないというメリットはある一方、作家・出版 側にとっては、そもそもちゃんと審議されているのか、内容を精査したうえでの判断を行えるのかという不安があるようです。

条文にあるように「不当」などのあいまいな言葉では、見る人によっても感性が違うし、時代や流行によっても左右される可能性があります。

やろうと思えばいくらでも拡大解釈が可能っていうのも、この改正案の重大な不安要素といってもいいでしょう。
もちろん、そんなことはしないと都は言ってはいますが、ここまでの強行策をとられると、いまいち信用できない、と思われても仕方はないのではないかと思います。




>この改正案で一番えげつないといわれるのが、「青少年の健全育成」と銘打たれていることです。
その目的は素晴らしいものがあります。でもその手段はあっているのかと言えば、首をかしげてしまいます。

先ほども言いましたが子供の健やかな成長を願わない親なんてほとんどいないでしょう。
だからって健全な育成のためにマンガ表現を規制するって、なんか方向性が違うような気がします

一体何人の子供が深夜2時のアニメを見たり、あきらかに卑猥そうなマンガを本屋で買えるでしょうか?
すくなくとも僕にはむりでした(笑)

インターネットは閲覧制限をかけれるし、本屋にだってちゃんとした店員はいます。そもそも家にはだいたい親がいて、ベットの下を監視できるじゃないですか(笑)。

精神的な人権を制限する法は最低限に・・・とは憲法の授業とかで習った記憶がありますが、果たしてこの条例案が目的に見合い、手段として適当なのか・・・。

青少年の保護をおこなうならマンガ・アニメを規制する回りくどいやり方よりも、育児への支援を強化するとか。教育に対して補助金だすとかするほうが効果的だと思います。

それによって親がもっと子供と向き合える社会を作っていった方が有意義ではないでしょうか。税金つかってエロい本買って審査するよりも、そっちの方がよっぽどいいと思います。

親じゃないのでわからんことが多いので↓を・・。
http://ponkotsukazoku.blog45.fc2.com/blog-entry-311.html




>ちょっとヒートアップしてきましたが、ついでに暴走しておきませう。
この条例改正で問題だと思うのはメディアです。

正直、新聞テレビだけみてても、この一連の流れをつかむのは困難だったのではないかと思います。
インターネットニュースサイトの調べでは37%をこえる都民が存在自体知らなかったとか・・・。

各ブログ、ネットニュース、ニコニコやtwitterがなければここまで情報をしれなかったと思います。むしろ関心を持てなかったと思います。

反対目線から見ているせい、というのも否定はできないのですが、テレビや新聞は全体的に賛成側の立場でしか報道してないのではないかと思ってしまう面が多々ありました。

現在成人向け指定の本を青年誌として取り扱っていたり、ずさんな面も少なからずあります。

そもそも大々的に報道されたようすは皆無でした。海老蔵のほうがはるかに目立ってた!笑

出版社をはじめ、アニメ会社や作家さんが多く集中しているのはどこかって、そんなもん東京です。
東京が規制されれば当然、ほか地域にも影響があるのは当然でしょう。

それに、可決が決定したかと思うと急に取り上げている始末。決まってから報道するという意図がいまいちくめません。


東京で規制がはじまれば「じゃあ、ボクもー」と各自治体が便乗していく可能性だってあります。

前例は非常に効果のある理由になります。

そんなニュースが片手間みたいなニュースだったり、偏見された報道であっていいわけないと思います。

「そんな地方のヤツに口出されたくないわ」っていわれても「いやいや関係大ありですわ」と返しときます。





>経済的損失も小さいものではないでしょう。
「経済よりも子供のほうが大事!」という意見はあるでしょうが、ここはちょっと語らせてください。

東京国際アニメフェアという催しが3月に東京でありますが、角川書店・集英社・講談社・小学館などのコミック10社会の大手出版がボイコットする事態になっています。
集英社は自社原作のアニメを出展しないと明言しました。ワンピースやナルトですね。

これらの出版にある最近アニメ・映画化されている作品をざっとあげたら
ワンピ・ナルト・ブリーチ・トリコ・スケット・ぬらり・迷い猫・テガミ・テニプリ・とある禁書・俺妹・シャナ・電波女・アマガミ・ガンダムUC・ソラノオト・バカテス・ケロロ・八雲・それ街などなど。
たぶんまだあります。

このイベント、世界からあつまり13万人以上の来場者を迎えたイベントだったのですが、これらが抜ける事態になったら・・・・orz

しかも皮肉なことに、このイベントの委員長が都知事っていうオチです。

ちなみに知事の言葉↓
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20101215-00000724-fnn-soci
まあ、このままだと「来年にはまた出展する」どころかどんどん抜けていくかもしれませんね。


それだけでなく、いわゆるコミケや東方例大祭やほかの同人誌即売会などの主会場が東京に多いんですが、まあこの即売会の性格上、規制されるか下手したら移転・中止になるかもといった恐れもあります。

このようなイベントが周辺にどれだけお金を落としているか・・・容易に想像できます。 


また、仮定の話ですが、同人誌の作成。販売にも規制がかかるとすると、有能な新人が生まれないという危惧もなされています。
事実、同人からスタートした有名作家やイラストレーターさんは山のようにいます。


こんかいの改正案には多数の作家さんが反対しています
秋本治さん、松本零士さん、ちばてつやさん、羽海野チカさん、赤松建、藤子不二雄Aさんなどの名だたる作家さんばかり。
・・ていうか積極的に推進しようって作家さんがいる気がしませんけど。

羽海野チカさんのブログから→http://ameblo.jp/chica-umino/entry-10730298673.html




>さらに大きな問題としては、何度か触れましたが「表現の自由」に関する問題です

この条例ではただちに発禁になるわけではないです。しかしいままで普通の書籍だったのが成人向けになります。そうなると売上が落ちるのは明白です。

そうなると、「こんなギリギリな表現したら18禁になるかもしれんからやめとこう」という「萎縮効果」が生まれる可能性があります。
もともと作家・出版側で自主規制してきたいもかかわらず(今ある、成人向けの区分けやシール止めももともと自主規制だったらしい)、さらなる法的な規制も加わり、自由な表現がされにくくなります。
あくまでされにくく、ですがこれは作家にとっては脅威と言ってもよいものだといわれています。




>正直僕自身も、とある少女マンガとか、とあるジャンプSQのマンガとか(笑)、他にも、え?これって成人向けじゃないん?ってマンガはよく本屋さんにあると思います
その中には目を覆うような描写や、「こんな表現で大丈夫か?」というのも少なからずあるし、僕だって好きなわけありません。

でも「子供が目にするかもしれない」「子供に悪影響がでるかもしれない」っていう不確かな理由でマンガアニメを制限していったら、なんでもかんでも理由をつけて規制するようになるんじゃないかと思います

ねずみが嫌いだから地球破壊爆弾をつかうでしょうか?
ゴキブリが嫌いだからって一面焼野原にするでしょうか?

「青少年育成」とうたいつつも、その実態は、臭いものに蓋をしようと、偉いさんが嫌いだから消してしまおうとするだけのように思います。
だからこそ明確な根拠もなく、合理的な審議を経ずに成立させようとしているのではないでしょうか。
(このあたりについては都知事の破天荒ぶりが如何なく発揮されていますが個人中傷はさしひかえます・・)

内容とかは難しいので分かない部分が多いですが、それよりも、その改正過程におかしい部分が多いからこそ、反対しているわけです。
「子供の成長」と「自由」と「文化」という重要な問題だからこそ、もっと慎重に議論するべきではないかと思うのです。




結局今日の本会議で可決の方向に向かっています。これからどうなっていくか、より多くの人が見て、できるなら行動していくべきではないかと思います。

つたない長文失礼しました。まだまだ言いたいことありますがこの辺で。

眼がああああああ!・・・保養できた

おはようございます・こんにちは・こんばんわ

すみません、たっつんです。

ようやく創作意欲がわいたのでラスト書きます
・・・気づけば冬じゃん

当ブログではまだ夏まっさかさま





あのあと展望台に登ったら

まさかの「例のあの夫婦」登場!

もう他人な気がしない・・・



・・というわけで第三砲台に向かいます

ちはやぶる あらしふく 【和歌山激闘編】

興味深い抜け穴?があったので突入

恐らく雨あられの砲弾が降ってきても、資材をちゃんと搬入するための通路でしょう。



ちはやぶる あらしふく 【和歌山激闘編】

そこを抜けるとこんな空間がありました
これを3回ほど繰り返して正規ルートにもどります


ちはやぶる あらしふく 【和歌山激闘編】

これが第三砲台。

かなり整備されているので相当綺麗です。
あいかわらず内部は漆黒の闇ですけど・・・。


ちはやぶる あらしふく 【和歌山激闘編】

なんかもうほんとにラピュタっぽい!

あれ?うん?

ちはやぶる あらしふく 【和歌山激闘編】

なんかへんなロボットが見えたような・・・

まあ錯覚でしょう。



そんなこんなであっさり終了
道がダートがデフォルトだったのでアシノウラが・・


帰りのフェリー。
輪行がびっくりするほど面倒だったので
そのままのせました

自転車料金とられないようこっそり乗っけて(丸見え)
ついて出ようと思ったら

・・・やっぱりとられました

・・・・・・・

払うつもりだったよ!汗





ここに行ってから何か月か経ってしまいました

その間、尖閣諸島問題、北方領土の査察、北朝鮮の砲撃など
いまだに半世紀以上前からの問題が続いているのを目の当たりにしました

とくに先日の北朝鮮の砲撃は、
いまだに韓国と北朝鮮は「戦争をしている」というのを改めて実感した事件でした。

そのはじまりとなった時代の現場を見て、8月にはなかった何とも言えない感情がこみあげてきたり
こなかったり・・・。


太平洋戦争はその名残が遺跡みたいになるような前に思えても
ほんの半世紀前です。

僕たちには見覚えのない戦争だったとしても
この日本がしたことには変わりありません。

そういう過去をちゃんと見つめつつ
もっと「これから」のことを日本・中国・韓国、あとロシアは考えて行かなくてはならない、と思います。

そうじゃないと何にも進んでいかないから。




・・・・・・・・と、全6回をまさかのマジメモードでシメてみました。




《おとがき》

ブログの方はおそらくサボりサボり更新しますが
Twitterのほうで補完する(できるのか!?)ので勘弁してください・・・








Loreleiの海

第5回です


タイトル、もろです


灯台の後、いったん山を下り
また次の山に登ります

いよいよ第3砲台だ!

・・・と思ったんですが
「聴音所」という案内がみえたので
ふらふら~と行ってみることにしました

この判断が後に成功だったと知ることになりますが
それはまた後の話




今までよりも荒い道で
半ば獣道です

予想外に長く
若干後悔しましたが
着きました

ちはやぶる あらしふく 【和歌山激闘編】

さても立派な廃墟

ちはやぶる あらしふく 【和歌山激闘編】

まさに秘密基地感のある建物です

中は

ちはやぶる あらしふく 【和歌山激闘編】

心霊スポットを絵にかいたような状態
ラクガキとかあるし

明らかに当時のまま朽ち果てた机とか
木のかぶった採光窓とか

砲台よりもリアリティといいますか
生々しさがあるようなないような



前知識がなかった分
「聴音所」と言われても
ピンと来ませんでしたが
後日、あまりにもタイムリーにこの話題が
某NHKにて放送されていました



ここは「海軍聴音所」

平たく言えば海面や海中の音を察知して
海峡を通る潜水艦や戦艦を見張るという施設です




システム的には
海中に3つのマイクつきのアンテナのような装置を
一定の間隔で海底に設置します

そこからケーブルを聴音所にひっぱり
3人の耳の良い兵隊(語弊がありますが)
が音を聴きます

これでエンジン音やディーゼル音など
音だけで船種を特定できます

さらにすごいことに

別々に設置した3つのマイクからの
それぞれの音のする方向を判別することで
その3つの方向線の交点を算出でき
船や潜水艦の位置、座標を特定することができるそうです



ちはやぶる あらしふく 【和歌山激闘編】
↑まあこんなあんばいですわ




この施設や聴音する兵士は
「極秘」あつかいされ
一部の兵をのぞき、知られていなかったとか

聴音の存在が見つかったのも最近らしいです

でも結局アメリカさんは終戦後
この島にも来て調査したらしいですけど・・

このような方位のシステムは
アメリカの海洋セキュリティにも採用され
太平洋単位とかで運用されてるとか



くわしくはどっかでニュース映像を根性で拾ってください

たぶんないけどね





超余談ですが
タイトル話

ローレライといやあ「終戦のローレライ」

ぶっちゃけ見たことないんですが
その主役のシステムが「ローレライ・システム」で
最強の索敵能力を持つ特殊音響装置ですね

なんか似てるので・・



ちなみに

ローレライってのは
ドイツの伝説で
海を渡る船を歌声で魅了し
渦の中へぶち込むていうヤツです

似たようなのにセイレーンとかもいますね


ちなみに

タイトルは某アニメのタイトルコールのまんまです




これ以上書くと
筆者の趣味趣向話に突入しそうなのでここいらで

続く

見よ、灯台は赤く燃えている

↑別に燃えませんが・・

早いもので今回が4回目



前回のあらすじ
ちはやぶる あらしふく 【和歌山激闘編】
こんな感じ



でスタート地点に戻って西に行きますね

これから自転車はさらに邪魔・・
もとい行きづらそうなので海の家においてきます

海の家も名ばかりなんすけどね・・・



とりあえず第二砲台を目指します

途中の第五砲台も寄った気がしますが
いまいち記憶がないので割愛



海岸特有のアップダウンを乗り越え
着きました

ちはやぶる あらしふく 【和歌山激闘編】

気持ちのいいくらいの廃墟

多分中央のマンホールの化け物が
大砲乗ってたヤツだと思います

目の前には淡路島がいます

たしかに根性出せば
通りがかりの戦艦とかぶっ壊せそうです

当時の軍の砲撃性能知らんけど


ちはやぶる あらしふく 【和歌山激闘編】

壊れてないところはなんかラピュタみたい
そういえばあれも軍事基地みたいなもんか

あたりまえやけど立ち入り禁止でした




でここからは山登りゾーン

ちょっと行き過ぎて
蛇ヶ池の右側から南下します

しかし蛇すきですねー

バジリスクとかヒドラみたいなんが巣食ってたでしょうか




山道をひたすら歩くと
灯台が見えてきました

なんでも日本で4番目に建造されたもんで
明治時代の灯台です

ちはやぶる あらしふく 【和歌山激闘編】
大きくはないですが
現役らしいです

職員らしき人もいました


で、そこをちょっと下ると
なにやら公園が

ちはやぶる あらしふく 【和歌山激闘編】

こ、これは

そうです日本の標準時を定める東経135度の子午線
それが通ってたのでした

つまりは明石の真南にあるわけ

ということは超正確な○時○分にいるわけですよ
太陽の位置とか的に

なんかちょっと感動



第一砲台も割愛
あんまりおもしろかった記憶なし



そんなわけで今回の行程は

ちはやぶる あらしふく 【和歌山激闘編】

こんなかんじ



次回を待て!
いや待たんでいいけど