ドラゴンクエスト日記 -15ページ目

080.ロンダルキアのほこら---魔法戦士の復活  on ドラゴンクエスト II

もの言わぬ身となったパルスを背負い、俺たちは重い足取りでほこらへと向かった。
何かシーナと話そうと思ったが、何も言葉が見つからなかった。
ただ、背中のパルスが重かった。いつも軽やかに駆け回っていたのが嘘のように、ずっしりと背中にのしかかっていた。



そのシーナはパルスが装備していた光の剣と力の盾を胸に抱いて、黙ったまま俺のあとに続いている。
何度か口を開こうと顔を上げるが、結局何も言葉が見つからないのかすぐにうつむき、ただ沈黙だけがひたすらに続いた。



なんとかほこらに到着した俺たちが疲れに任せてそのまま中になだれ込むと、暖かい空気が冷え切った体と心にやさしく染み渡り不意に涙がこぼれそうになった。

ほこらの内部は聖なる教会のような作りになっていて、祭壇の上には威厳を持った高僧が俺たちに慈愛のまなざしを向けている。
テーブルには一人のシスターが腰掛けていて、ぼろぼろの俺たちが入ってきたのを見るとあわてて手を貸しに駆け寄ってくれた。



シスターが俺の背中で冷たくなっているパルスに気づくと、悲しげな顔で目を閉じ、静かに神に祈った。
そして高僧の前に俺たちを導くと、そっと後ろに下がる。

それを見ていた壇上の高僧は階段を下り、俺たちをその大きな腕でがっしりと抱きしめた。



「よくぞきた、リュースよ! わしはそなたたちが来るのを待っておった! おお神よ! 伝説の勇者ロトの子孫たちに光あれっ!」



天を仰いでそう叫ぶと、高僧を中心に聖なる光が明滅した。
一瞬パルスがメガンテを唱えたときの閃光を思い出したが、あのときのような破滅的なものではない。

その光は中空で何度かきらめき、そして俺とパルス、そしてシーナの体に吸い込まれて消えた。


すると先ほどまで体中に響いていた傷の痛みがたちまち消え、シーナはマジックポイントまで回復したようだ。

そしてなによりその輝く光がパルスの体内に入った途端、冷たくなっていたパルスの顔に血の気が戻り、ぱっちりと目を開いて起き上がった。



お、お!? おおおおぉぉっ!

きょとんとした顔のパルスを取り囲み、俺とシーナは喜びと驚きと安堵が入り混じって声を上げて笑い転げた。



このほこらはハーゴン打倒のために建てられた最終攻略拠点で、ここにいる高僧やシスターは非常に高いレベルの持ち主らしい。
俺たちを一瞬で回復し、死者すらよみがえらせることができるのだからそれも頷ける。

それにほこら全体に強力な結界が張られているので、いかにロンダルキア台地のモンスターとはいえこのほこらには手を出すことができないようだ。



再び三人がそろい、また冒険を再開できるようになった。
もう油断などすることなく、最後の戦いまで突き進むのだ!


===============今日のリュースたち=================

      LV  HP  MP   GOLD   Exp
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リュース  29  168   0   27418  218885
      いなずまのけん(E)、ロトのよろい(E)、ロトのたて(E)、ロトのかぶと(E)、まよけのすず(E)、ちからのたて、せかいじゅのは、ルビスのまもり、あくまのしっぽ、いのりのゆびわ


パルス   28  153  109    -   218568
      ひかりのつるぎ(E)、ミンクのコート(E)、ちからのたて(E)、まよけのすず(E)、きんのカギ、いのりのゆびわ×2


シーナ   22  139  131    -   217605
      いかずちのつえ(E)、みずのはごろも(E)、まよけのすず(E)、ふしぎなぼうし(E)、いのりのゆびわ、ぎんのカギ、ロトのしるし、ちからのたて、ろうやのかぎ

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紋章    太陽  星  月  水  命
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