イマイオーガス外装の塗装にあたり各パーツを確認していたところ、さらにポリパテ修正を
しなければならない・・・わけではないのですが気に入らない部分を見つけてしまいました。
ポリパテ塗布→整形→ラッカーパテ塗布→整形・・・の工程の間に時間が空きます。
だもんで、手慰みにと思いタミヤのKV-IIに手を付けました。
KV-IIといっても2年前にリニューアルされたほうではなくこちらの初代になります。
入手は確か2012年頃。因みにまだ絶版にはなっていない模様ですね。
本当はモデルカステンのガルパンデカールを使ってプラウダ高仕様にするつもりでした。
細部にこだわらないのであれば、
1.砲身基部のボルト避けの凹(右1左2箇所)が省略されているので再現
2.砲塔後部ハッチのハンドルを追加
3.牽引ワイヤーのアイ部分の金具(?名称がわかりません)を一回りくらい大型化
するだけでほぼOKなガルパン車ベースとしては非常に優秀なキットだったりします。
ただ、リニューアル版は上記の1と2が再現されているので、薄手のプラバンで3だけ加工
すれば済んでしまうさらに楽勝なディティールです。おまけに連結式履帯ですし。
プラッツ版のKV-IIもこのキットがベースですので結局修正が必要。
なのでプラウダ仕様を作るときにはリニューアル版をベースにするほうが賢いですね。
そんなわけで旧キット(ガンプラみたいですw)のお手軽さが作業の合間の小休止的に組む
にはちょうど良いかと思い引っ張り出したのでした。
ハハ、リモコン戦車時代の名残が残っているのも初期タミヤMMの楽しいトコロですね。
KV-IBも同様でしたがこれらの穴を塞ぐためのパーツの用意はありません。
今回は力を入れるつもりが全く無いのでこのままで進めてしまいます。
インストではこれらの穴について一切触れていません。無かった事になってマス。
まさかタミヤの「黒歴史」か?
古いキットなので当然のようにパーツにキズやプラ不足がありますので簡単に修正。
また下ハルはKV-Iと共用なので仕方ありませんが、側面に増加装甲のガイドがあります。
こういった細かい部分も一応潰しました。
そんなこんなで修正を加えながらも半日でここまで形になりました。流石に早い。
赤丸が要修正1.の部分です。おそらく設計時に省略したんだと思うのですがどうでしょう。
タミヤキットのボックスアートって意外とキット内容を正確に反映したりしているのですが
当キットではきちんと凹が描かれていますので、ここの形状は把握していたと思われますね。
70年代の金型技術では上手く抜けなかったのだろうと勝手に思っておきます。
当時のキットレビューがあったとしても今では目にする機会も無いでしょうし。
以上、お手軽にKV-IIを始めましたの巻でした。
そういえばトランペッターのキットもどこかに積んであった筈・・・プラウダはこっちで?
それではまた!