暑い日々が続いており、早くも日中のペースが低下し、夕食後の残業が必修に成りがちです。
平成７年 E-M3B BMW M３ 39700km
２年前にも当方で車検を通しましたが、今回はオーナー様がかわってもご依頼頂きました。
コレクション車なので、走行距離が進んでませんね（＾＾
前回は、購入より殆ど乗っていないとの事で、ほぼ通し車検でしたので、今回はしっかり見ておきましょう。
４・５シリンダーのプラグホールにオイルが浸入。
シリンダー内に垂らしたく無いので、掃除してから外します。
ヘッドカバーの増し締めをして様子をみましょう。
距離は少なくとも、デンソーのイリジウムに交換されているプラグは清掃とギャップ点検。
エアフロとサージタンク間を外すと、パワステのリザーバーが見えてきます。
過去に冷間時の低回転が生じていたので、アイドルバルブの汚れ具合を確認します。
思ったより汚れてませんね。
ひとまず、清掃して注油して様子を見ましょう。純正新品￥60800
品番をおさえておきましょう（＾＾
経年劣化が避けられない、ゴム部品はひび割れが始まってます。
表面だけでしたので、進行を遅らせる為にもシールで処置しておきます。
次回はゴムホース類を交換した方が良さそうです。部品供給が有るうちに・・・（＾＾;A
せっかくなのでスロットルバルブも簡易清掃。
６連外してですと、同調まで合わせるバキュームゲージが無いので表からのみです。
汚れ方に差が有りました。
輪ゴム状のOリング\260×６は交換します。
２０ピンの変換でOBDⅡテスターに接続点検。
故障コード確認とINSPECTION＆オイルのリセット。
リアフォグが左右点灯してしまうので、左テールのW球足を片側絶縁して車検通過です。
ブレーキパッドのグリスは粘度の高い物に変更しました。
アイドリングは安定していて、旧規格の排気ガス検査車ですが、CO HCは殆ど出てませんでした。
２年後は乗らなかったとしても、経年劣化品のタイヤやボールジョイントブーツなどの
ゴム製品は交換が予想されますね。
〇先日、整備主任者の研修会に行ってきました。
日進月歩の新技術は学んでおかねば成りません。
直せない以上に、過去経験の先入観で壊してしまう可能性が有りますからね。
Gセンサーの教材
ミニカーにセンサー付けて、傾けると針が振れるって・・・説明で分かりますって。
実習場では、車両にセンサー故障を起こさせる為のこっそりスイッチ付き・・・
そんな事より、赤いシルエットのオッサン！
実習車両に寄りかかったり、ボンネット上で教本開いたりの最悪行動。
こういう人は、お客様の車でもやるのでしょうね。
週末に向けてラストスパート・・・と言っても、無休なのですが納車＆預かりの予定が迫ってきます。
でっかいのが・・・作業場に入らなければ、天気予報を確認しながら外作業？
このままで、全てのオイル交換が出来そうです ｂ（＾＾
しかし、タイヤを外しての作業は・・・大量発汗確定です （＾＾;Aｱｾｱｾ